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【書き起こし】トークイベント「月刊おはなし図鑑」第29回 ゲスト:駒音さん テーマ:駒音さんの音楽活動と、PCR検査について

2021-05-21 23:39:33 | 月刊おはなし図鑑


2019年1月から、僕とよしこで月一で行っているトークイベント「月刊おはなし図鑑」。
第29回は、5/20(木)にぺがさす荘にて、駒音さんをゲストに、駒音さんの音楽活動と、PCR検査についてというテーマで開催しました!



詳細は告知に書いてあります。
【お知らせ】トークイベント「月刊おはなし図鑑」第29回 ゲストはシンガーソングライターの駒音さん(5/20(木)19:00、ぺがさす荘にて、6人以内、完全予約制)

トークの動画や、今回のトークの説明は、こちらからご覧ください。
トークイベント「月刊おはなし図鑑」第29回 ぺがさす荘にて、駒音さんとトーク、終了しました!





今回もトークの書き起こしを公開します。



トークイベント「月刊おはなし図鑑」第29回
(2021.05.20 ゲスト:駒音さん)


ちひろ  月刊おはなし図鑑、第29回始まりました。今日のゲストは駒音さんです。
駒音   駒音です。よろしくお願いします。
よしこ  シンガーとシンガーソングライターの違いって何ですか?
ちひろ  もうそんな話題から始めるの!?
駒音   シンガーは歌をもらって歌う人で、シンガーソングライターは歌を作って歌う人。僕はシンガーソングライターです。
ちひろ  作詞作曲もされるということで。
駒音   しまーす。
ちひろ  駒音さん、何故このタイミングで出ていただいたかと言いますと、4月にPCR検査で陽性になったということをツイートされていて。
駒音   はい。
ちひろ  ちょっと、マジかと。昨年、丸山拓真さんや枝村究さん、このイベントにも出ていただきましたけど、そのライブを見に行った時に駒音さんも出られていて、僕らは知った感じなんですけど、いつか出てほしいなって話はしていたんですよね。そうしたら、えっ、駒音さん、陽性!?ってなっちゃって、びっくりしたんですけど、でもそこをちゃんと公表する誠実さというか。あと、ミュージシャンにとって、今、コロナの問題って大きいことだと思うので、そこについてちゃんと、本当に体験した方から直接お話を聞けるんだったらやりたいなと思いまして。よしこも早く呼ぼうって言ってたもんね。
よしこ  毎月、3~4人くらい、ちひろが、この人どう?って言ってきて、一番上が駒音さんだよと。
ちひろ  よしこが激推ししていたっていう。で、今日なんですけど、どういう活動をされてるのかっていうお話をうかがって、最後にPCRの裏話みたいなこともお聞きできたらいいかななんて思っております。
駒音   はい。
ちひろ  僕とよしこも受けたことあるからね。
よしこ  うん。
ちひろ  3人受けてるっていう。
よしこ  もしかしたらお客さんの中にも受けた人いるかもしれない。あ、いた!
ちひろ  いました、いました。
よしこ  ハハハ!
駒音   すごい、いっぱいいる。
ちひろ  というわけで、PCR率が高い会場ですが、やっていこうと思います。
よしこ  「私もした」ってコメントも。
ちひろ  じゃあ、そういう深い話に入っていく前に、まずは紹介していこうということで、駒音さんがどういう方なのか、お話をしていこうと思います。
駒音   はい。
ちひろ  先程、シンガーソングライターとお話しされていましたが、いつぐらいから音楽は始めたんですか?
駒音   活動を始めたのは、2018年でした。3年ぐらい前。
ちひろ  当時は学生ですか?
駒音   学生でした。
ちひろ  音楽を始めたきっかけとかあったんですか?
駒音   えーと、活動を始める前に、ギターを趣味でやっていて、普通に自分で曲を作っていたので。
よしこ  へえー。
ちひろ  ライブとか始める前から。
駒音   はい。自分の曲を作ってて。で、せっかくだから自分の曲をどこかで出せたらいいなーと思って、ライブハウスがあるじゃんと思って、店長の加藤さんに連絡して。
ちひろ  CLUB RIVERSTの。
駒音   「ライブさせてください」って言って、やったのが初めてでしたね。
ちひろ  じゃあ、ギター自体はずっとやってたんですか?
駒音   ギターは、いつだったかな、大学2年ぐらいだから、4~5年くらい前だったかな。ライブ活動始める前ぐらいから、作り始めたって感じでしたね。
ちひろ  始めてから、早いですね、曲作り出すまでが。
駒音   ああ、そうかもしれないですね。せっかくだからって気持ちが強かったですね。
よしこ  良かった、モテたいからとかじゃなくて。ハハハ!
駒音   ハハハ!
ちひろ  どうなんですかね、実際そういう人もいるとは思いますけどね。
よしこ  いる?
駒音   多少なりとも、ちやほやはされやすいかもしれないですね。
ちひろ  ご家族の影響とか、そういうのでもなく?
駒音   そうですね。親は一切、音楽とかは興味がない人だったので。僕が初めてなのかもしれないですね。
ちひろ  そうだったんですね。好きだったミュージシャンとかはいるんですか?
駒音   一番尊敬してるのは、ハナレグミですね。永積さんの音楽がすごく好きで。
よしこ  ぱっと出てこない。
駒音   「光と影」とか、「深呼吸」とか、「家族の風景」とか。
よしこ  あ、知ってる!キッチンにはハイライトとウイスキーグラスがあるやつね!
駒音   そうなんですよ。
よしこ  いいねえ!私、大学生の頃に聞いてた。結構前のやつですよね。十数年前。
駒音   そうですね。ギターを始めた時に聞いてて、あ、これやりたいと思って、やってたりとかしました。
よしこ  あー、なんか納得した。
ちひろ  「家族の風景は色んな人のカバーで覚えた」ってコメントが。色んな人がカバーしてますよね。
駒音   確かに。
ちひろ  じゃあ、音楽を始めて、リバーストが最初だったってことですか?
駒音   そうです。
ちひろ  そこからわりとコンスタントに続けてる感じですか?
駒音   そうですね。
ちひろ  そこからずっとライブをやってきて、3年くらいやってるわけじゃないですか。変わってきたなと感じることなどありますか、自分でやっていて。
駒音   えーと、慣れは多少ありますね。最初は分からないことだらけだったので、何をすればいいのかとか、どうやればライブを進めればいいのか、30分の中でどれだけ自分を出せばいいのかとか、何も分からない状態から始めたので。その頃に比べると、今はやっぱり自分の持ち味というか、やってる音楽性とかを把握して、それをお客さんにどうやって伝えられるかなというのを、より深く考えられる次元になったのかなと思います。
よしこ  どうしよう。人生2回目とかじゃないですよね。ハハハ!
ちひろ  ハハハ!めちゃくちゃ落ち着いてしっかりお話しされてるから。
駒音   いやいや。そんな感じで、だいぶテンパることはなくなったかなと思います。
よしこ  テンパってた時期もあったんですね。
駒音   もちろん!それはもう、どうしようと思いながらライブしてた時、結構ありましたからね。
ちひろ  震えたりしますか、手とか。
駒音   震えたりもしてました。最初とかは特に、ガチガチでやってました。
よしこ  へえー。それでも弾けるの?
駒音   一応。やった分の記憶を、体が覚えてれば出来るんですけど。まあ震えますね、手は。
ちひろ  なるほど。よしこが、駒音さんのライブを始めて見た時に、下北沢を思い出すって言ってて。
よしこ  そうそう。下北感があった。
ちひろ  下北に住んでたの?
よしこ  ううん、よくぶらぶらしてた。
ちひろ  県外とかもライブで行ったりしますか?
駒音   コロナが流行り出す前は、ちょこちょこ行かせてもらってました。
ちひろ  東京とかですか?
駒音   東京もあったし、今結構仲良くさせてもらってるのは、山形の方ですね。
ちひろ  へえー。山形もインディーズの音楽が盛んなイメージありますね。
駒音   うん、すごい盛んにやってて、アコースティックもバンドも。バンドの方は深くは知らないんですけど、アコースティックはすごく勢いがあって、刺激になりますね。
ちひろ  じゃあ、3年くらい音楽されてて、昨年からやっぱりコロナの影響が、ミュージシャンの方には大きかったんじゃないかと思ってるんですけど、思い出すこととかはありますか、この一年間で。
駒音   えーと、流行り出して、ライブハウスが矢面に立たされるというか、色んな偏見を浴びてしまっている時は、新潟もライブハウスが一定期間、閉めて、2ヶ月くらい。
ちひろ  4月の半ばから6月の頭くらいまで。
駒音   そうですね。そのぐらいまで、ライブが出来ない状況だったので、その間は、やっぱり、精神的に。ライブが自分の感情の捌け口というか、普段思っていることをしゃべれる場所だったり、想いを伝えられる場所だったり、お客さんと会話をする場所だったりするので、そういう場所が一気に何もなくなったので。これは色んなところの、それこそゴルピの店長さんとか、色んな人と話す時に、あの期間は無の期間、記憶があんまりないよねみたいな。ワープしてるみたいな、4月から6月まで。
よしこ  へえー。
ちひろ  空白の期間が。
駒音   そうなんです。記憶が何もなくて。何もやってないから、本当に生活に刺激がなさすぎて。記憶が本当に飛んでるような感覚がありました。
ちひろ  あ、コメントで「分かります」って言ってる方もいます。さっきちょっと、趣味とかはあるんですか?って聞いたら、ギターばかり弾いてますって言ってて。
駒音   ですね。
ちひろ  寝るかギター弾くかみたいな。
駒音   たまに絵を描いたりとか、文字を書いたりとかはしてますけど。
ちひろ  作詞とかの他に。
駒音   たまにTwitterとかに上げてるんですけど、ふと思ったことをさっと書いて。そういうのもやったりとかしてますね。何か考えて作ったりするのが好きだったりします。
ちひろ  何で今これを聞いたかって言うと、やっぱり、そのくらいギターとか音楽が身近な人にとって、その表現の場が消えてしまうのって、しんどいんだなと、お話を聞いてて思ったので。
駒音   そうですね。まあ、こうやってツイキャスで配信とかも出来る時代にはなったんですけど、やっぱり生の音楽の凄さっていうのは、4月から6月の間が終わって、初めてライブをやった時に感じましたね。配信だけじゃ伝わらない音とか、空気感とかがやっぱりあって。それはやっぱり、生のライブじゃないと分からないものが多いなと思いました。
よしこ  私、緊急事態宣言が明けてすぐ行ったんですよ。
ちひろ  最初の日でしょ。多分、全国でも最初くらいの日でしょ、ゴルピの。
よしこ  うん。配信でのライブじゃなくて、生のライブだから、空気の振動とかが来て、あ、これこれこれって。
駒音   そうそうそう。そうなんですよ。
ちひろ  なるほどね。僕も何回かライブ行ったりしましたけど、対策がすごく進んでるじゃないですか。
駒音   うん。
ちひろ  透明なシートを張ったりとか、距離を取るために床にマークを付けたりとか、こういう努力をして伝えようとしている人達がいるんだなと思うと、ぐっときたりしますよね。
駒音   うん。
ちひろ  ちなみに、4月から6月くらいまでの間、ライブハウスが活動休止していた時期は、どういうことをされてました?
駒音   もう、記憶がないんです。何してたか覚えてないです。
ちひろ  あ、やっぱりそうなんだ。なるほど。
駒音   多分、配信とかやってたんじゃないかなってくらいの記憶しかないですね。
ちひろ  そっか、本当にないんですね。
駒音   普通に何も覚えてない。
よしこ  バイト行って、とか。
駒音   うん。バイト行って、寝て、バイト行って、寝て、ギター弾いて、みたいな。まあ、変わらないですけど、ライブすること以外は。そんな感じでした。
ちひろ  よしこは何してましたか、去年のその時期。
よしこ  4月から6月?何してたっけ?
ちひろ  俺が覚えてるのは、よしこが3月くらいに躁状態になっちゃって。
よしこ  2月ぐらいにはなってた。
ちひろ  ちょっと大丈夫かなこの人、って思ってたら、「気を付けろよコロナなんだから」みたいなこと言ってたんだけど、東京に徹夜で行き始めて。ヤバいこの人…って。
よしこ  いや、あのライブは良かったよ。
ちひろ  池袋手刀でしょ。でも、池袋手刀さんは、ちゃんと保健所に入ってもらって対策したっていう。でも、それに徹夜で行って来たって聞いて、この人、大丈夫かなと思って。俺の中で、よしこがヤバくなっていくのと、コロナがヤバくなっていくのが同時に起き始めて。それで、一人でやってた時期があった、おはなし図鑑を。
よしこ  この人、コロナのせいにして、配信のみにしたんですよ。
ちひろ  コロナのせいもあったんですよ。コロナのせいもあったし、よしこのせいもあったけど、よしこが躁状態だから全部話すのは終わってからにしようと思って。それがちょうど、4月から6月でしたね。
よしこ  でも、私も覚えてないんだよね、あんまり。主に何やってたか。
ちひろ  なるほど。僕は散歩とかしてました。映画とかは趣味で見てたけど、映画館がやってないから。
よしこ  そうだったっけ。
ちひろ  1ヶ月くらいやってなかったな。あと、イオンとかに行っても、誰もいなくて、ゴーストタウンみたいになってる。娯楽がない生活にだんだん慣れていくみたいなこともあったし。
駒音   うん。
ちひろ  すみません、ちょっと話がそれてしまいましたが。じゃあその、緊急事態宣言でライブハウスが営業してない時期が終わって、6月、7月くらいから、少しずつライブをやるようになっていったと思うんですけど。そこから今までの、この1年弱くらいは、何か変化はありましたか?それまでと。
駒音   うーん、やっぱり、ライブの本数が減ったりとか、来るお客さんが減ったりとか、色々と、無理矢理にでも自分と向き合う時間を作らないといけなくなったので、より自分の音楽に向き合えるようになったかなとは思いますね。
よしこ  プラスですね。
駒音   結構プラスな時間だったと思います。何もできない期間だからこそ、自分の中でやることを考えてやっていかないといけないなと思って、色々考えていました。
ちひろ  結構、多いかもしれないですよね、向き合ってた人、その期間に。
駒音   うん、色々な人と話をしました。どうしていこうかとか。新潟のインディーズの音楽シーンを、どうやって盛り上げていけばいいかなとか。まあ、今だったら、ちょっと前からずっとそうだけど、新潟の中だと、バンドと弾き語りと、他にも色々文化はあるんですけど、それぞれ盛り上げ方が違うから、それをどうやって盛り上げていけばいいかなって話を、一緒にシンガーソングライターとかやってる人とかと話は結構してました。
ちひろ  なるほど。
よしこ  私、バンドとソロの盛り上げ方の違いが気になってきちゃったんですけど。
駒音   ああー、何て言えばいいかな。感覚的な話なんですけど、バンドの盛り上がり方と、弾き語り、ソロシンガーとかの盛り上がり方の、質が違っていて。弾き語りとかソロシンガーの方々の音楽は、より深く刺さっていく。バンドが浅いとか言うわけじゃないんですけど。より深く刺さっていく部分がある分、広く浅く伝播していかないというか、そんな印象が僕の中であって。それをどうやって、もっと広げていくか。やってるうちに分かってくることというか。そういう感覚を持ってる人と、話してましたね、色々と。盛り上げ方、盛り上がり方、これは結構、感覚的なので、分かりづらかったかもしれないですけど。
ちひろ  ちょっと気になる、深掘りしたい話題ではありますよね。
よしこ  お客さんの客層も違いそう。
駒音   そうなんですよ。
ちひろ  あ、「バンドと弾き語りの違いの話が気になる。たくさん聞きたい」ってコメントが来たので、もうちょっとしましょうか。
駒音   めちゃめちゃ長いですよ、多分、話そうと思ったら。1時間が収まらない。
よしこ  駒音さんのお客さんは、最前を取りたいからって隠し持った安ピンで客を刺すとかはしないですか?
ちひろ  ちょっと待って!それはまず、何ですか!?
よしこ  一昔前の激しめのビジュアル系バンドのバンギャ。
駒音   えー、すごい。
ちひろ  ヤバいバンギャ。
駒音   そういう最前の取り合いとかって、まずその、こういう話していいんですかね、結構、深掘りというか。
ちひろ  あ、全然。
駒音   新潟の中だと、弾き語りって同じジャンルでまとめられるって言い方はちょっと悪いけど、一緒になってやってるってのもあったり。
ちひろ  客層が近かったり。
駒音   そもそもイベント自体、弾き語りとかソロシンガーのイベントの時って、基本、椅子席なんですよ、ライブハウスって。で、バンドは立ち見で、椅子なしでやるから。まあ、椅子ありでも最前って感覚はあるんですけど。椅子なしって時に最前だと、よりこう、近くで見れるわけじゃないですか。椅子があると、そこに距離があるから、あんまりそういう概念が生まれにくいのかなという、そういう部分の違いだったりとか。前に行けばいくほど熱がある人、ってわけでもなくて、椅子席の時って。
ちひろ  アイドルのライブとかだと、前方にいる人は熱狂的なファンで、後方でゆっくり見たい人は静かに見てたりとか、そういう差があったりするけど、シンガーソングライターだとそうでもない。
駒音   そうなんですよ。自分の、お客さんのいる場所で、熱量が伝わるっていうものでもなくて、後ろにいても物凄く好きで、初めてライブ見て、すごく良かったですって声かけてくれる人とかもいるし。最前で見てくれてるけど、何も声かけられずに終わったりとか、というのもあったり。お客さんも独自の文化を形成している。
ちひろ  なるほど。
よしこ  フフフ…結構見られてるんだね。
ちひろ  見えるものって言いますよね、ステージから。
駒音   めちゃめちゃそうですね。まあ、商売なので、お金をいかに稼ぐかなので、頑張って売れない中でもちょっとずつやりくりしていかなければいけないなとなった時に、色々お客さんの動向とか見なきゃいけないわけなので、結構見ますね。
ちひろ  なるほど。色々ありますよね、バンドでも、どういうバンドか、ファンがそのバンドをどういう風に応援してるかで変わってきたりもするじゃないですか。
駒音   確かに。
ちひろ  アコースティックな要素があるバンドなのか、それこそV系みたいなバンドなのか、そこでも全然違うじゃないですか、客層とか。
駒音   そこでも違いはありますね。
よしこ  V系のお客は怖い。
ちひろ  あなたは白塗りの激しめのパンクバンドのライブとか行くじゃないですか。
よしこ  うん、後ろの方で。でも1回しか行ったことないよ。でも、髪色が派手だったんですけど、そうしたらバンギャに間違われて、絶対嫌だと思って、黒染めしました。
ちひろ  そういう過去があったんですね。
駒音   なるほど。
ちひろ  このイベントもそうですけど、ライブハウスって、一つの小屋の中というか、その中に来てくれるお客さんに届けるっていう表現形態だから。
駒音   そうですね。
ちひろ  それをどう、それ以外の人に伝えていくかっていうのは、どのジャンルでも難しいと思うんですけど。
駒音   難しい。
ちひろ  やっぱり、そういうことも考えられたりしますか?
駒音   そうですね。でも、まずは来てくれるお客さんにどう伝えるかだと思っていて。広げるというよりも、まあそれもめちゃめちゃ大事なんですけど、まずは目の前にいるお客さんにしっかり伝えたら、きっとそれって、他のお客さんというか、新しい人にも繋がってくれると思うんですよ。
ちひろ  なるほど。
駒音   例えば誰かがサブスク出しました、CD出しましたってなって、それを買ってくれたり聞いてくれるお客さんがいて、しっかり聞いてくれる人ほど、他の人にも伝えるじゃないですか。こういう人がいて、こういう音楽してるんだよって言って、他の人にも伝えてくれて、そこからまた新しい輪が広がって。そこからの広がりは、どうなってもいいというか、まずは目の前の人に。
よしこ  かじるバターアイスをすごく味わって食べたんだけど、すごく美味しいんだよ。残り少なかったんだけど、かじるバターアイスを見たら、絶対買わないと!って言いまわっていた、私みたいな感じ?
駒音   きっとそうだと思います。
よしこ  ハハハ!ごめん、かじるバターアイスの話で。
ちひろ  きっとそうなのかな!?
駒音   でも同じですよ。そこから広がるものもあれば、それで止まることもあるし。それは多分、同じだと思うんですよ。そういう感じです。
ちひろ  例えば、駒音さんのライブ見た人が、対バンの別な人を見て、いいなって思って、今度はその人を見に行くとか。
駒音   そうそう。
よしこ  ああ、そのパターンあった。
ちひろ  あとは、そこで誰か別の人と友達になって、今度は友達と2人で違うバンドを見に行って、そういう連鎖で、音楽がいいなあって思う人が、結果的に増えたりもする。そういうのもあると思うんですよね。
駒音   SNSとかYouTubeとかも活用して、何も知らない人にも伝えられるようになってるし、ライブはそこにいる人にしか伝えられないし、という感じですね。
ちひろ  なるほど。
よしこ  駒音さんの中で、ミュージシャンで神様扱いの人っています?
駒音   僕はハナレグミですね。
よしこ  会ったことあります?
駒音   ないんですよ。ライブに行ったことがなくて。行ったら多分、普通にもう泣いちゃうなあと思って。
よしこ  フフフ…私、この妄想するの大好きなんですよ。いつか会うのかな。
駒音   会いたい。普通にライブも見たいし。
ちひろ  さっき聞いた話だと、コロナ対策が始まったことで、ライブハウスを利用する側としても、見に行く側としても、変化を感じる部分はありますか?
駒音   そうですね。やっぱり、まず距離とかの問題ですよね。前までは、あんなに楽しくお話できてたのに、今は距離をしっかり保って、マスクをしっかりして、相手の感情が分からないから、ライブしてる時もそうだし、お話してる時も、どういう表情でしゃべってるのかとか、どういう感情なんだろうっていうのを、ほぼ分からない状態でしゃべるから、そこはやっぱり、結構変わったなって思いますね。
ちひろ  なるほど。
よしこ  まあ、みんなきれいに見えるようになったけどね。
駒音   ハハハ!
よしこ  だってさ、取ったら結構、とっ散らかってたりするじゃん。
ちひろ  あなたが?
よしこ  うん。ハハハ!
ちひろ  まあでもほら、昔から自撮りの口だけ隠すみたいな文化はあったから。
よしこ  ね。
ちひろ  さっき、ゴルピのビニールカーテンが出来たのが演奏中に気になるって話をしてましたけど。
駒音   そうですね。ライブハウスはやっぱり、色々と色鮮やかなライティングがあるわけで。で、ビニールカーテンというものは、完全な透明なものではないので、やっぱり少なからず光を反射する。その、光の反射という意味で、自分の顔とかが、ビニールカーテンに映るんですよ。そこが結構、どきっとしますね。ああいる、ってなる。
ちひろ  客席側から映ることもあるからね。
よしこ  ある。あっ、って、すごいいいところで我に返らされる。
駒音   そう、我に返るんですよ。
ちひろ  なるほど。さっき話してたら、結構、客席の反応を見るっていうのが、見えにくくなったりはするもんですか。
駒音   ああ、ありますね、それは。反射するから、お客さんの顔とか姿が、どこにいるのかとかも、より分かりづらくなりました。
ちひろ  「マスクしてない頃に出会った頃に関してのみ言えば、今でもマスクの下の笑顔も見える気がしますけどね」ってコメントが。
駒音   うん。それは分かる。昔ずっとマスクなしで話してた人は、なんとなく伝わる部分はあるんですけど。はじめましての人は特に分からないですね。どういう感情なのかとか。
ちひろ  結構、ライブハウスによって対策が違うと思うんですけど、GOLDEN PIGSだと椅子が出てたりするよね。
よしこ  最初から出てた気がする。
ちひろ  あと、LOTSに出たこともあるんですよね。
駒音   はい、出させてもらいました。
ちひろ  CHECKMATEですか?
駒音   そうです。
ちひろ  おめでとうございます。
駒音   ありがとうございます。
ちひろ  LOTSはどういう感じなんですか?今のこの時期の対策というか。
駒音   普通のライブハウスと変わらず、入場時の検温とか、アルコール消毒。あと換気も絶対してるし、転換中に。あと、会場内の床に、他のライブハウスと同じように、ゴルピとかリバーストと同じように、足元に、ここに立ってくださいというシールを貼るんですよ。そこに立ってもらって、ソーシャルディスタンスをしっかり保った中でライブを見てくださいね、という注意書きが。
ちひろ  あと、NEXSとかもそうしてますよね。あれとかも、ライブハウスの人が一つ一つ貼ってくれてるんですよね。
駒音   そうなんですよ。すごく大変だと思います。
ちひろ  あれは感動しましたね、見た時に。こうやって対応してくれるんだっていう。「チェックメイトはリバーストが関与してたからほぼリバーストのルールだったけど、LOTS独自でもそういう感じなのかな?」というコメントが。
駒音   うん、きっとそんな感じだと思います。イベントをする人にもよると思うんですけど。運営する人によってやり方は変わると思いますけど。
ちひろ  まあ、でも基本は、密を避ける、換気するっていう。
駒音   そうです。めちゃめちゃ徹底してますよ。これは伝えたいですね。ライブハウスの換気、半端ないよというのは。めちゃめちゃ空気清浄器使うし、換気は絶対するし、密避けさせるし、マスクさせるし、検温はするし、どの飲食店よりもしてるんじゃないかってレベルでしてるし、必ず住所、名前控えさせるし。対策としては完璧なはずなんですけど、どうしてか、何故か、ちょっとね。
ちひろ  風当たりが強かったりしますよね。
よしこ  何でだろうね。
ちひろ  いとうせいこうさんが言ってたんだけど、そういう記事を読んだんだけど、クラブハウスの人達の生活を守りたいみたいなことを東京都の議員さんとかに話した時に、やっぱりジェネレーションギャップがあって、クラブハウスという文化を知らないから、ナイトクラブみたいなものを議員さんが想像しちゃって、何でそこがそんなに大事なんですか?みたいになっちゃうらしいんですよ。
駒音   なるほど。
ちひろ  だから、ライブハウスという文化を知っている世代と、そうじゃない世代との差があるのかなー、みたいな記事を、この前読みましたね。
駒音   あるだろうな…
ちひろ  映画館とかも、換気をすごいやってるってのを知って。
よしこ  そうなの?
ちひろ  映画館は、そもそも、密閉しなきゃいけないから、換気設備の一定の基準が設けられているらしくて。
駒音   すごいらしいですね。
ちひろ  にもかかわらず、ミニシアターには助成金が下りないっていうのがあるらしくて、そういう運動をされている方もいるみたいです。
よしこ  そうなんだ。映画館なんて、そもそも喋らないしね。
ちひろ  そうそう。そうなんだよね。ライブハウスだって、昔はイェーイ!とか言ってたけど、今はもう言わないですもんね。
駒音   そうです。無言でこうやって拳を上げるか、こうやって拍手するか。
ちひろ  言えないのも寂しいですけどね。
駒音   寂しい。すごい寂しいですね。
ちひろ  やっぱり演者としても思います?
駒音   思います。
ちひろ  イェーイ!って、押すと鳴るボタンとかがあればいいよね。
駒音   欲しい!
ちひろ  Negiccoのオンラインライブで、ファンから「アンコール」っていう録音した声を募集して、それを編集して「アンコール!アンコール」って流してるってのがありましたね。
よしこ  ハハハ!
駒音   すごい。それ面白いな。
ちひろ  それでは、後半になってきたので、PCR検査のお話をうかがいたいなと。
駒音   はい。
ちひろ  陽性だった人に、初めて会ったんですよ、このコロナ禍になってから。感染者が増えていると言っても、身近な人でいなかったので。
駒音   そうですよね。
よしこ  私、2人目だけど。1人は、私をライブハウスのステージに誘ってくれた県外の方だから、呼べない。
ちひろ  なので、個人的にお話を聞きたいなと思ってまして。4月ですよね。
駒音   そうです。
ちひろ  どういう風に、PCR検査を受けるに至ったんですか?
駒音   僕の場合は症状が出たので、発熱したので、これはまずいなと思って、医療機関の方に連絡して、PCR検査を受けて、陽性でした、という感じの流れでしたね。
よしこ  あ、連絡してから行きました?
駒音   はい。「熱が出たんですけど、受けたいんですけどどうしたらいいんですか」って。「じゃあ、色々あります。この中から電話して聞いてみて下さい」って言われて、「分かりました」って言って、医療機関の方に。
ちひろ  なるほど。なんか、個別の部屋みたいなのに通されませんでした?
駒音   えっと、僕の場合は、車の中で全部やりました。
ちひろ  ああ、ドライブスルーで診察みたいな?
駒音   ドライブスルーって感じではなかったんですけど、駐車場があって、そこに普通に止めて、そこに従業員の方が来て、症状とかを色々聞いて、「分かりました」って言って、PCRのキットを持って来て、僕の場合は唾液で取ったんですけど。
ちひろ  簡易のやつですね。
駒音   そうです。それで、PCR検査をして、その翌日、診断が来るっていう感じでした。
ちひろ  なるほど。
よしこ  診断が来た時の、一発目の心境どんなでした?
駒音   あー、だろうなー、と思いました。
よしこ  ハハハ!
ちひろ  あ、熱が出た時点で覚悟してました?
駒音   うん。あー、これは陽性だろうなーと思って。
よしこ  身体症状は違うものですか、風邪と。
駒音   いやー、変わらなかったですね。僕の場合は、特に味覚、嗅覚とかに異常はなくて、ただ熱が出ただけだったんですよ。で、解熱剤を飲んで治ったので。
よしこ  頭痛いとか、体痛いとかは。
駒音   なかったですね。ただただ熱が出ただけでした。
よしこ  へえー。
駒音   熱出たなー、つらいなー、ぐらいの感じで。解熱剤をひたすら飲んで、1日、2日で熱はもう下がって、そこから解熱剤なしでも平熱をずっと保ってたので、比較的軽い方だったんじゃないかと思いますね。
ちひろ  じゃあ、陽性って出た頃には、熱はもう下がってたの?
駒音   だいぶ下がってました。もともと38℃くらいまで上がったんですけど、陽性ですよって言われたことには、37℃、ほぼ36℃くらいまでには下がってました。
よしこ  微熱くらい。
駒音   そうです。
ちひろ  そのあと、ホテルで療養してたって話を、ツイートで拝見したんですけど。あれは、医療機関に言うとそこを指定されたりとか、そういう感じなんですか?
駒音   僕の場合は保健所から、多分誰でもそうだと思うんですけど、症状とかを見て判断されるんですね。で、症状が重い方はもちろん病院の方で療養してくださいって言われるし、比較的軽い人、無症状の人とかは、でも隔離はしなきゃいけないから、ホテルでって形になるっていう。
ちひろ  陽性でも無症状の人もいるからね。
駒音   そうなんですよ。そういう分け方なんですよ。なので僕はその中だと、ホテルの方になりました。
ちひろ  なるほど。
よしこ  あの、迎え来ました?
駒音   いや、自分で行きました。
よしこ  車で?
駒音   僕、その時、実家に住んでて、親に送って行ってもらって。親は完全防備でした。
ちひろ  そうだよね。
駒音   親は、でも、陰性だったんですよ。
よしこ  良かったね。
駒音   本当に良かったです。完全防備で送ってもらって。眼鏡みたいなのと、完全防備できる凄いいいマスクと、ゴム手袋二重にして、アルコール消毒めちゃめちゃやって。熱が出た日は、家中をアルコール消毒しまくってました。僕は僕の部屋にずっといてって言われて、あとずっとアルコール除菌して。完全防備で送り迎えをしてくれました。
ちひろ  ちなみに、ホテルで療養中とかは、寂しくなかったですか?
駒音   いや、特に。一人でいるのは好きなので。
ちひろ  あ、そうですか。ハハハ!何してました?
駒音   僕はYouTube見てました。やることがそんなにないので。ギターも持って行けないし、ホテルだから。
ちひろ  そっか、ホテルだと騒音になっちゃうのか。
駒音   うん。聞きはしなかったけど、多分駄目だろうなと思って、持って行かなかったので。YouTube見て、あとは、何だろうな…寝てました。
よしこ  ハハハ!
駒音   やることなさすぎて。
よしこ  趣味の一つの。
駒音   寝るのは得意なのでずっと寝てましたね。
ちひろ  まあ、体を休めるのが一番大事ですからね。
駒音   そうですね。
よしこ  部屋から出る時ってあるんですか?
駒音   食事が出されるんですけど、毎日三食出してもらえて、お弁当なんですけど、その時に、「食事の用意できましたので下りてきてください」って電話で言われて、ご飯がある場所に歩いていって、受け取って、部屋に戻る。それ以外は、基本的に外出は出来ないんですよ。自分から「出ていいですか」って聞いてから、「いいですよ」って言われてから出ないといけない。
よしこ  へえー。自販機とかはあります?
駒音   えっと、確か使えなかったかな。
よしこ  そうなんだ。
駒音   一回あったんですけど、部屋から勝手に出てる人がいて、ホテルの中で。
ちひろ  PCR陽性だった人で?
駒音   多分、陽性だったんじゃないかな。で、廊下の方で何かやってる人がいたらしくて。監視カメラがあるんですよ、それで見られるので、「今廊下に出てる人、部屋に戻ってください」って館内放送で言われてて、あ、出てる人いるんだーって。
ちひろ  バレるんですね。ちゃんとチェックしてるんですね。
駒音   ちゃんとバレますよ。
ちひろ  なるほど。
よしこ  ハハハ!
ちひろ  で、一週間くらいですか?
駒音   です。
ちひろ  出たあとでもう一回検査するんですか?
駒音   僕の場合はしなかったんですよ。
ちひろ  あ、そうだったんですか。
よしこ  治ったっていう基準が分からないんだけど。
駒音   えっと、症状が出て、1週間は絶対にどこにも出ちゃいけない。で、2週間が経って、症状が快方している場合、微弱ながらにもウイルスは持ってるんだけど、こうやってマスクをして会話したりとか、アルコールで消毒したりとか、気を付けて生活をしていれば、他の人にうつす危険性はないよって言われました。
ちひろ  なるほど。
よしこ  2週間。
ちひろ  ちなみに、僕もよしこもPCRを受けてるんですけど、よしこが受けた時はどんなだった?
よしこ  私は、1回目のコロナ疑いの時は、東区市民プラザを利用していて。
ちひろ  しかもそれ、俺が出たイベントを見に来てたんだよね。
よしこ  うん。地下にスポーツジムがあるんですけど、そこに利用者さんが県内で感染者1人目で。
ちひろ  2月の最後の日ですよ。
よしこ  そこに、東区市民プラザに行った直後くらいに発熱して。私、もともと自律神経が変だし、体調がいい日がないから、また微熱だなと思って。3日くらい経って測ってもまだ微熱だなと。だんだん微熱がずっと続くと、なんか削られてくるんですよ。で、1週間くらい続いて、まだ熱あるなと思って、小さい病院、町医者みたいなところに行ったら、もう完全にヤバいのが来たっていう扱いをされて。「東区とか行ってないですよね」ってまず言われて、「行きました」って言ったらカーテンをガーッとされて。
ちひろ  その時、PCRやったの?
よしこ  いや、出来ない、出来ない。
ちひろ  検査体制が整ってなかった。
よしこ  うん、全然整ってなくて。多分、その時は高齢者とか妊婦さんとかを優先的に検査していた、熱が出たりしたら。で、私みたいな30代そこらの人は、検査キットが回ってこなかった。
ちひろ  後回しにされてしまって。
よしこ  で、2週間、熱が下がらなかったんですよ。
ちひろ  今でも分からないんだよね、それがコロナだったのか。
よしこ  今でもそれが、陽性だったのか陰性だったのか分からない。
ちひろ  でも、それは結果、何とか時間が経って。
よしこ  2週間後に、「私、小学校とか保育園に入るので、簡単な検査だけでも受けたい」って言って、胸部のレントゲンと血液検査を受けて。で、肺炎症状はなくて、とりあえずシロかなと。
ちひろ  なるほど。その検査の範囲ではシロかなと。
よしこ  うん。
ちひろ  2回目は?
よしこ  2回目は、あれは何県に行ったあとかな。
ちひろ  東京じゃないの。さっきの池袋の。
よしこ  いや、池袋じゃない。
ちひろ  そのあと、県外に行くことがあって。
よしこ  うん。関東に行って、帰って来て、翌日ぐらいに熱出して…
ちひろ  怖すぎるでしょ!
よしこ  埼玉か東京かどっちか。
ちひろ  何月くらい?
よしこ  秋かな。その時はちゃんと電話連絡を入れてから病院に行かないとっていう知識があったから、総合病院に、大きな病院に電話して、検査できそうな病院を選んで電話して、それで。
ちひろ  病院で検査した?
よしこ  うん。その場で。鼻に、脳味噌まで届くんじゃないかっていう長さの棒で。
ちひろ  よく言うけど、エジプト文明のミイラが鼻から脳味噌を取ってたっていう、あれをされたみたいな。
よしこ  うん、あれね。すごい防護服を纏った人に、ドチュってやられた。で、大丈夫だった。
ちひろ  僕も最近、PCRを受けて陰性だったんですけど。
よしこ  なんか、大袈裟だったよね。俺は死ぬかもしれないみたいな。
駒音   ええー!
ちひろ  ヤバ!って思って。最悪コロナで死ぬぞ!くらいまで考えて、まずは覚悟を決めた。
駒音   大事ですね。
よしこ  ハハハ!
ちひろ  でも、風邪でしょ、みたいな。発熱しかしてないし。
よしこ  結局、胃腸炎だったんでしょ。
ちひろ  でも、それが面白くて。味覚もあるし、発熱と、腹痛、頭痛くらいしかないから、まあ、いつもの風邪でしょと思って。でも、コロナの症状とか調べると、「最近は味覚が普通にあっても、軽い症状でコロナになる人もいます」「主な症状、発熱、頭痛、腹痛、下痢」とか書いてあって、全部俺と一緒だ!ってなって。で、とりあえず医者に行くんだけど、ちょうど俺が医者に行った日が、タイミングが悪くて、高齢者のワクチン接種がその医者で始まったその日に行くハメになったから、もう入れなくて、人が多すぎて。じゃあ、ここを通って2階に行ってくださいって言われて、2階の隔離された病室みたいなところに連れて行かれて、検査して、「まあ胃腸炎じゃないですかね。でも一応、PCRやっときましょう」ってなって。それが金曜で、PCR検査場が月曜じゃないとやってなかったんだよね。で、月曜に行って、ドライブスルーのそういう施設があって。
よしこ  なんか、プレハブ小屋みたいなところ?
ちひろ  うん。でもそこは、言っちゃいけないんだって、どこにあるかとか。
よしこ  東区ではない。
ちひろ  東区ではない。で、自動車が3台くらい並んでて。車に乗ったまま検査するんですよね。窓をちょっと開けて体温計が入って来たりとか、カメラがあってモニターがあって建物の中にいる医者がそれで診察したりとか。
駒音   へえー、すごい。
ちひろ  で、最後に検査しますって言って、鼻に刺されて。で、鼻に入れるってことは、鼻水とか出てくるわけじゃん。そこで渡されたのが、このティッシュです。「再生紙 水に流せるポケットティッシュです」って書いてあるんですよ。
駒音   へえー。
ちひろ  で、結果、陰性だった。
よしこ  うん。
ちひろ  全員PCR受けてるっていう。
よしこ  そうそう、熱を出すタイミングが良かったんですよ、私は。
ちひろ  悪かっただろ!
よしこ  あれかな、長距離とか移動して疲れたのかな。
駒音   まあ、疲れもあると思いますよ、きっと。
ちひろ  言ってる間に気付いたら残り3分なので、告知をしていただけたらと。
駒音   えっと、6月3日に、「.lagoon 20」っていう駅南に出来たお店でやらせてもらいます。あと、6月何本かありますし、でかいのは7月18日、「ANTENNA SHOP」っていうイベントに出させてもらいます。ガルベストンっていうところで、万代にあるんですけど。
ちひろ  あの、3つの会場で。リバーストとガルベストンとNEXSと。
駒音   そうです。サーキットイベントです。
ちひろ  色んなジャンルの人達が出てくるやつですよね。
駒音   そうです。たくさん出ます。
ちひろ  ということです。
駒音   はい。
ちひろ  残り2分を切りました。意外とあっという間でしたね。
駒音   あっという間でした。
よしこ  「ドライブスルーやった人の話聞くの初めて」ってコメントが。
駒音   へえー。確かに、あんまり話さないですからね。
ちひろ  やっぱり、やった人とか、陽性になった人とかが、ちょこちょこ周りに増えていくこの感じ。
よしこ  私、ドライブスルーをやった女性から話を聞いたんだけど、唾液を結構溜めなきゃで。
駒音   そう。
よしこ  「でも、私唾液が出ないんさ」ってすごく言ってて。唾液を出し終わった人から帰って行けるらしくて、「私、全然出なくて、給食残してるやつみたいで」って言ってて。
ちひろ  ある人から聞いた話だと、唾液を出さなきゃいけないから、唾液を出すのにこれを使ってくださいって、レモンの写真を見させられたらしいですよ。
駒音   ハハハ!
よしこ  「あんなんじゃ出ねえよ!」って言ってた。
ちひろ  はい、残り1分です。最後に何かありますか?皆さんに伝えたいこととか。
駒音   ライブハウスは悪いところじゃないよ!めちゃめちゃしっかりしてるから、みんなもっと来てね!いいイベントいっぱいあります!
ちひろ  だそうです!ありがとうございます!
駒音   ありがとうございます!
ちひろ  というわけで、今日のゲストはシンガーソングライターの駒音さんでした!
駒音   駒音でした!
ちひろ  皆さんもライブハウスを嫌いにならないで、そしてコロナ対策も気を付けていきましょうという感じで、今日は終わっていこうと思います!というわけで、皆さんありがとうございました!
駒音   ありがとうございました!バイバーイ!

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