
3/24(月)、よろっtoローサで毎月第4月曜日に開催している新潟浅野会三味線民謡ライブを見に行ってきました。
3月末での西堀ローサの営業終了に伴い、このライブも今回が最後。
最後ということで、ライブ前に今まで毎月出演していた唄い手さんたちを一人ずつ紹介。
毎度おなじみ、佐藤元海さんの三味線、浅野光子さんの太鼓、そして小沢直音友さんの尺八に合わせて、秋田の「秋田大黒舞」の合唱からスタート。



詩吟もしているという内山篤さんは、岩手の「南部牛追唄」を歌い、高山聡子さんは新潟は三条の下田村に伝わる「下田馬子唄」という非常に珍しい唄を歌い、尾川タエ子さんは秋田の「秋田船方節」を歌う。
その後も、秋田の「秋田タント節」「久保田節」、栃木の「日光山唄」を代わる代わる歌っていく。

佐渡から毎月出演していた荒芳信さんは得意な「佐渡おけさ」を歌い、もう1曲は宮城の「宮城長持唄」を歌う。

そして代表の浅野光子さんは、太鼓を叩きながら故郷の「秋田長持唄」「秋田音頭」を歌う。

その後、カラオケコーナーでは飛び入り参加した方が、北海道の「北海盆唄」を歌う。

続いて、元海さんのスコップ三味線に合わせて、荒さんが「チャンチキおけさ」を歌う。

最後は、元海さんのスコップ三味線に合わせて、浅野光子さんが「じょんから女節」を歌う。
しかも最後の「あんたがほしい」という歌詞で、夫である元海さんに「あんたがほしくない~」という毎月必ずやるボケを最後もやっぱりやって、会場は待ってましたと大爆笑だったのでした。
ちなみに、元海さんと光子さんのご夫婦には息子が3人いて、長男と三男は2人で「音魂」という三味線ユニットを結成して活躍しているそうです。
そして次男はプロボウラーで、「いつもは新潟のボウリング場で練習していたけれど、今はなくなったので弥彦のボウリング場に通っています。でも今日は練習を休んでパチンコかな?パチンコも得意なんですよ」というまさかのトリビアまで!

そして最後の笛プレゼントコーナーでは、いつもはじゃんけんで勝った人が元海さん手作りの竹製ケーナをもらえるのですが、今回は最後ということもあり賞品が4種類もあるという大サービス!
結果的に参加した時点で笛がもらえるようなもので、僕はオカリナをいただいてしまいました!
よし、俺はこのオカリナで、ローサがなくなっても音楽を続けるぞ!
絵も執筆も独学だし、音楽も独学で練習したっていいじゃないか!という気持ちで、ストリートピアノならぬストリートオカリナを目指そうと思います!
それにしても、民謡という、日本の土着文化にもかかわらず今ではちょっと珍しくなってしまった音楽を、毎月こうして身近に感じられるのは本当に嬉しかったです!
今までありがとうございました!またどこかで…