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舞い上がる。

日々を笑い、日々を愛す。
ちひろBLUESこと熊谷千尋のブログです。

この舞台終わったら、俺、治療するんだ。

2014-03-08 01:09:00 | Weblog


ブログで2月の鬱を一気に振り替えってきたんですが、これといって克服できた感はないです。
まだ普通に鬱が残っているし、劇団あかつきと劇団@nDANTEの稽古を随分休んでしまった後悔と罪悪感もかなりあります。

なんで、今やってる演劇の稽古が全部終わったらしばらくは治療に専念しようかなって思ってます。
演劇が嫌いになった訳ではないので、数ヶ月したらまた何かするかも知れませんが、数ヶ月間は「役者」は出来ない気がします。

と言うかね、俺って本当に「役者」に向いてないなーって思うんですよね。
今回の鬱で、役者として致命的な部分にかなり気付いてしまったので、色々挙げていきます。



…えっと、このブログは色んな人が見るし、どうせなら演劇を知ってもらうきっかけにもしていきたいって考えていたので、出来るだけ演劇に関してネガティブなことは書かないように心掛けてきました。
けど、なんか最近は俺は役者である前に患者だ!って気持ちが強くなってきたので、自由にネガティブなことも書く!

という訳で、一気にいきます!
俺が役者として致命的だなーと思うこと!



まずね、空気が読めない。
人と話してて、ニュアンスを汲み取ることとかが、まあ出来ない!

これって致命的じゃないですか!
だって、演劇っていかに共演者と、客席と、ニュアンスを共有できるかってのが重要だと思うので。

あと、他人からどう見られているか、を考えることが致命的に出来ない。
と言うか、そういう発想が小さい頃から全然無かったし、今までやって来なかったしていない気がします。

あと、上手く嘘をつこうとか上手く自分を見せようって思うことも全然ないです。
だから気持ちはすぐに態度に出るし、隠そうとも思えない。

これ、カウンセラーさんに言わせるとアスペルガー障害に近い傾向らしいです。
まだちゃんと検査とかした訳じゃないのでアスペルガーと断定は出来ませんが。

多くの人は空気を読んだり人目を気にしたりしながら育ってきたんだと思うし、例えばサラリーマンとかの方が日常的に演技してると思います。
だから、そういう発想をほとんどしないで育ってしまった自分は役者である前に、人として「演技」を全然しないんだなあって。

なんで、ここを治すとしたら、演技力とかの前に人間形成そのものから根本的に変えていく必要があるんだなあと。
でももうこれでこれでここまで来ちゃったんなら、これ以上どうこう出来るものなのかなあと。



ここまでが、理由の一つ目。
二つ目はもっと深刻なんですが、躁鬱がひどくて自己管理が全然できないなって。

具体的に言うと、台本を読んだり、稽古に行ったりっていう当たり前のことが、最近どんどん出来なくなっていってると。
特に鬱が来ると、普通に生活していくことだけで最近難しくなってしまって、それ以上の高度なことが手につかなくなってしまって。

演劇の稽古って、大体2、3ヶ月か、短くても1ヶ月はしますよね。
その期間に大抵1回は鬱がきます。

今までは何とかごまかしたり復帰したりしてきました。
でもまた今回みたいな鬱が来たらどうしようって考えると怖くなるし、何より共演者の皆さんに迷惑かけるのが申し訳ない。



いや、今まで演劇上手くやってきたこともあったんですよ。
一昨年のちず屋の2階大行進「濁る」とか、去年3月の劇団@nDANTE「お勝手の姫」とか。

そうだったけど、あの時は仕事してなかったから演劇だけに集中できたってのもあるし。
でもいつまでもそれは無理だし、何かしら働く必要はあるし。

そもそも働くことを克服できない自分はもうどうすればいいのかと。
松本にいた時から公演の度にバイトやめてた自分は全然成長してないなーって。



多くの演劇人たちは働きながら演劇してるし、そもそも多くの人たちは働きながら結婚したり子供を育てたりしてる。
と言うか、それら全部をこなしてる人も大勢いるわけで。

そう考えると、いやー、みんなマジすごいっす。







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