6/4(火)、羊画廊「Len Thomas-Vickory展」(最終日)を見に行ってきました。
会場には、限られた数色によるスクリーン印刷や、モノクロのリトグラフ、ドライポイントなど描かれた絵画が並ぶ。
一見抽象画にも見えるが、実はデフォルメした風景画。
会場内には、新潟の風景を撮影、加工した映像作品も展示されている。
会場の方の解説によると、新潟を訪れた際にまず新潟の風景を元に映像作品を作り、それを元にこれらの絵画を描いたとのこと。
そもそも作者はアメリカの作家だが、新潟のデザイン専門学校の講師として来日し、その期間にこれらの作品を作ったとのこと。
生活の中から創作する作者の生き方を感じました。
また、絵画以外にもプラスチックの植物のミニチュアを組み合わせた異世界の箱庭のような立体作品も。
これはもともと、コロナ禍で町中に出て作品を作ることができなくなった時期に、身近な材料で新しい作品作りに挑戦したものだそうです。