
2018年、12/24(月)~30(日)に開催した、僕の作品展「ちひろdeアート」。
「【お知らせ】ちひろBLUES作品展「ちひろdeアート2018」開催します!(12/24~30、ちず屋の2階)」
4日目、12/27(木)には、cana÷bissの桐亜さんとトークイベントを行いました。
「12/27(木)、「ちひろdeアート2018」4日目、終了しました!」
というわけで、トークの書き起こしを公開します。
ちひろBLUES作品展「ちひろdeアート 2018」4日目
(2018.12.27 ゲスト:桐亜さん)
ちひろ 「ちひろdeアート」4日目、トーク始めていきます。今日のゲストは桐亜さんです。
桐亜 イエーイ!
ちひろ じゃあ、自己紹介を。
桐亜 cana÷biss(カナビス、music trace inc.所属、2017年から活動)の桐亜です。アイドルしてます。
ちひろ よろしくお願いします。昨日、Twitterを見たんですけど、「トークイベント苦手だからなるだけ話さないようにしよう」って言ってて、ヤバい、試されてる!って思ったんですよ。なので、出来るだけ色々話していただけるように。
桐亜 頑張ってください。
ちひろ 頑張らせていただきます。
桐亜 応援してます。
ちひろ ありがとうございます。あの、ツイキャスって禁止されてたんですか?
桐亜 そうなんです。ツイキャス禁止されてて。
ちひろ 昔はしてましたよね。
桐亜 そう。それで運営的にちょっとやりすぎみたいな感じになって、怒られて、禁止だ!って。
ちひろ 坂田さん(music tarace inc.代表、cana÷bissの運営)から。
桐亜 そうです。
ちひろ じゃあ、ツイキャスで桐亜さんが映るのは。
桐亜 レア!
ちひろ レアです。
桐亜 あんま変なこと言うと残っちゃうから。
ちひろ お互い気を付けましょうね。僕も出禁になりたくないので。というわけで、色々聞いていきたいと思います。桐亜さんは、今はcana÷bissというグループじゃないですか。その前はÅcm(オングセンチメンタル、music trace inc.所属、2018~2019年に活動)というグループに所属していて、途中から2つのグループを兼任して、今年の1月にÅcmが解散しましたけど。その時に、お話をされたのを僕も拝見したんですけど、実はアイドルを始める時に、最初は自分でフリーでアイドルを始めていこうとしたんですよっていう話をしてて、そこらへんの、アイドルを目指したきっかけみたいな話を聞きたいなとずっと思ってたんですよ。
桐亜 なんか、もともと、踊ってみたをやってて。
ちひろ はいはい。ニコ動とか。
桐亜 そう。YouTubeとか。ステージにも立ってたんですけど、物足りなくなってきたんですよ。マイクも持たないんですよ、踊ってるんで。それで、出来てるめちゃくちゃ最強の曲に、めちゃくちゃ最強の振りをコピーして、踊ってるだけじゃ物足りなくなって。
ちひろ これ以上の何かが見たいみたいな。
桐亜 そう。
ちひろ 踊ってみた始めたのは中学生とかですか?
桐亜 中3。高1くらいからステージに出てて。
ちひろ 踊ってみたとしてステージに出てた。
桐亜 そうです。
ちひろ 桃源郷(亀田にあるライブスペース)とかですか?
桐亜 いや、ゴルピ(GOLDEN PIGS、古町にあるライブハウス)。
ちひろ あ、ゴルピか。そういうイベントがあるんですよね。踊ってみた系の人達が集うような。
桐亜 そうです。集う。
ちひろ ああいう振りとかって決まってるんですか?
桐亜 決まってるけど、でもアレンジします。出来てるやつあるけど、自己流にしてみたりとか。
ちひろ あ、そうなんですね。
桐亜 それじゃ足りなくなって。もっと出来るやろとなって。そうしたら、どこかの某事務所が、ウチじゃないんですけど。
ちひろ えっ!?
桐亜 ハハハ!某事務所がアイドルを新潟で作ろうと思ってるみたいな。だから、そこでやらないかって言われて、レッスンに、踊ってみたの人達みんなで行ったんですよ。
ちひろ はいはい。高校生くらいの時ですか?
桐亜 そうですね。高3とか。
ちひろ 2~3年くらい前か。じゃあ、今はmusic trace所属ですけど、music traceとはまた違うところから、アイドル作りませんか?ってきたんですか。
桐亜 そう。で、レッスン行ったけど、みんなめちゃくちゃ若くて、小学生とか中学生とか。
ちひろ そのレベルの若さで。
桐亜 そう。で、みんなめっちゃ真剣なんだけど、私はまだ就職考えてたし、そこまでアイドル真剣じゃなかったから、趣味程度にまだステージに立って歌ってて、自分の曲があったらいいな、みたいな。って思ってたけど、レッスン行ったらめっちゃみんな若くて。
ちひろ 最年長みたいな感じですか?
桐亜 いや、もう1人知らん人がいて、その人が最年長だったから、ギリセーフです。
ちひろ ギリセーフ。
(笑)
ちひろ その時は踊ってみたもやりつつ、そのアイドルの事務所にも誘われつつ。
桐亜 そう。でも、レッスン行ったら嫌だったから、「嫌です」って言って。
ちひろ 名前言わなくていいけど、その事務所ってまだあります?
桐亜 多分。
ちひろ あ、多分ある。
(笑)
ちひろ そんなことがあったんですね。その時、踊ってみたのメンバーみんなで行ったんですか?踊ってみたのグループありましたよね。
桐亜 はい、甘夢永遠(あまゆめりみっと)っていう。
ちひろ 甘夢永遠っていうのが、高校くらいでやってた、踊ってみたのグループ。その子達みんなで行ってみたいな感じなんですね。
桐亜 うん。
ちひろ 甘夢永遠のあとが、きりてね(桐亜とけせてねの2人による踊ってみたユニット)、になって。
桐亜 そうそう。(甘夢永遠は)メンバー4人いて。そのうち、けせてねっていう眼鏡の人間と、僕は、アイドルやりたい派だったけど、他の2人が、いやいやいや、アイドルじゃないでしょ私達って。それで仲間割れみたいになって。
ちひろ そんなことがあって。じゃあ、踊ってみたをやりつつ、アイドルの事務所に誘われてて。
桐亜 そう。でも断って、仲間割れが起きて。
ちひろ はいはい、2人になっちゃって。
桐亜 で、もっとやりたいことあるよねってなって、きりてねが出来たんです。
ちひろ それがきりてねなんですね。
桐亜 そう。桐亜とけせてねの、やりたいことだけをやるやつ。
ちひろ なるほど。それが高3くらいですか?
桐亜 高3くらい。
ちひろ じゃあ、踊ってみたやりながら高校生活して、卒業して、就職したんですね。3年くらい前でですよね。
桐亜 めっちゃブラックで。
ちひろ ブラックだったんですか?
桐亜 めちゃくちゃブラックでした。寝る時間もなくて。
ちひろ えー、しんどい。
桐亜 月11万とかしかもらえなくて。
ちひろ 11万か…じゃあ、一旦途切れるわけじゃないですか、きりてねが。卒業して就職して。そこから、じゃあもう一回アイドルをやろうとなったのは、何かあったんですか、きっかけみたいなものが。
桐亜 きりねてやってる時点で、アイドルやった方がよくね?みたいになって。
ちひろ きりてねは、踊ってみたですよね。
桐亜 でも、踊ってみただけど、マイク持ってました。2人ともそういうのがやりたかったから。
ちひろ あ、そうなんですね。
桐亜 それでプリエク(principal!(プリンシパルエクスクラメーション)、music trace inc.所属、2013~2017年に活動、cana÷bissの前身グループ)のカバーとかしてて。
ちひろ プリエクのファンですよね、もともと。
桐亜 プリエクのファン。
ちひろ 僕、インスタ遡ってたら、りっすん(principal!、cana÷biss)のことをめっちゃ推してる投稿とか出てきて。
桐亜 りっすん推しだった。ハハハ!
ちひろ なんか感動しちゃって。だって今、りっすんと一緒のグループじゃないですか。
桐亜 黒髪のポニーテール、いいですね。ハハハ!
ちひろ じゃあ、りっすんのファンでプリエクのカバーとかもやってて。
桐亜 そう。
ちひろ プリエクのライブとかもよく見に行ってて。
桐亜 ちょいちょい。
ちひろ じゃありっすんとか、当時のメンバーとも顔見知りというか。ってなってた時に、アイドルやった方がよくね?ってなって。
桐亜 よくね?ってなって。
ちひろ 桐亜さんから言ったんですか?music traceに入りたいって。
桐亜 いや、全然。なんか普通に、Twitterで、ライブハウスにめっちゃ通う勢だったから、誰かしらに声かけたら曲作ってくれるやろと思って。
ちひろ なるほど。ライブハウス行く女子ですよね。
桐亜 そう。高校生の時、通いまくってたから、誰かしらに声かけたら、曲作ってくれんじゃね?って思って。とりあえず、1グループで6人ぐらいほしくて。
ちひろ まだ(music trace inc.に)入る前の、就職しながらですよね。
桐亜 しながら。
ちひろ 前に(Åcm解散ライブの)MCで話していたのを、もう1回この機会に見たんですけど、駅前で女の子に声かけてたっていう話を聞いて、そんなことしてたんだ!って思って。
桐亜 そう。けせてねと。
ちひろ 2人でですか。
桐亜 2人で。EXILEのライブの終わりだったから、セクシーな女がいっぱい来て。
ちひろ ハハハハハハ!
(笑)
桐亜 決まってたメンバーにプラス、ちょっとセクシーな女がいたらいい感じだよねみたいな。
ちひろ なるほど。それで、今日はEXILEのライブのあとだと。ここがチャンスだと。
桐亜 そう。
ちひろ すごいこと考えますね。集まりました?
桐亜 すごい可愛い女の子いっぱいいて、ずっと見てたら、え?え?みたいな感じになって、すごい怖がられたから、1人にしか話しかけられなかった。
ちひろ その人は入ったんですか?
桐亜 いや、入ってない。大学生とかで、もう来年、他県に行くみたいな感じだったから、断られました。
ちひろ ああ、なるほど。そうだったんですね。じゃあ、結局どういうメンバーなんですか?Åcmって名前考えたのも桐亜さん?
桐亜 いや、坂田さん。
ちひろ あ、坂田さんなんだ。不思議なセンスですね。
(笑)
桐亜 ハハハ…ディスだ。
ちひろ いや、ディスじゃなくて。そんな名前思い付かなくないですか?温泉に略すためにÅcmになったの?
桐亜 いや、全然。Åcmが温泉じゃなくて、洗面とかもありました。略し方の候補に。
ちひろ え、何それ。
桐亜 Åcmを長いから略そうってなって、温泉と洗面、どっちがいいみたいになって。いや温泉でしょみたいな。洗面はダサすぎる。
ちひろ そうですね。
桐亜 Åcmは、僕と一緒にやってたけせてねと、あと、むぎちゃん。
ちひろ むぎちゃんは高校の時に見たの?
桐亜 そう。卒業ライブで一緒に出演してて。友達ではないけど、他の高校として出てて。でんぱ組の踊ってみたをやってて、可愛いって。
ちひろ でんぱ組.winkですか?
桐亜 そう。
ちひろ 俺、それ見付けたんですよ。昔のブログ見付けちゃって。こんなことやってたんだって。卒業した高校生たちがみんなで集まって踊ってみたやったり歌ってみたやったり。
桐亜 そうそう。
ちひろ そういう文化が新潟ってあったんだなって、そのブログで初めて知った。
桐亜 えー、みんなないの?
ちひろ 俺、そんな明るい青春送ってないから。
(笑)
ちひろ で、むぎちゃんにそこで声かけて。
桐亜 声かけたというか、「アイドルやりたい人いねえかなー」みたいなことをTwitterで募集してたら、あっちからDMが来て。
ちひろ もともと相互フォローの関係ではあったのね。
桐亜 そう。可愛いからフォローした。
ちひろ むぎちゃん可愛いですよね。
桐亜 可愛い。
ちひろ 残りのメンバーは?
桐亜 ししゃもっていう1回だけ出てすぐやめたメンバー。
ちひろ 1回しか出てないんですか。
桐亜 あれは、むぎが連れて来た奴。
ちひろ そうなんですね。
桐亜 はいるちゃんは、僕の高校の時のクラスメイトで、僕のことずっと推してくれてるみたいな雰囲気で。
ちひろ 桐亜推しみたいな。
桐亜 そう。クラスの中で。で、可愛いから、やらん?って声かけたら、一緒にステージ立ってみたいって。
ちひろ それがÅcmにやがてなっていったと。
桐亜 僕は、乙銀(乙女座長☆銀河団、music trace所属、2013~2019年に活動)に入ろうと思ったんです。
ちひろ あ、そうなんですか?知らなかった。有名な話?
桐亜 知ってる人―。
ちひろ 乙銀に入りたかった。
桐亜 そう。僕、ゆるめるモ!のオタクなんですよ。
ちひろ はいはい。
桐亜 それでライブが新潟に来る時に行こうって思ってたら、今は亡き、ゆでたまごっていう。
ちひろ 今は亡きって…元乙銀のメンバーのゆでちゃんことゆでたまごさん。今年卒業されましたけど。
桐亜 ゆでが、一緒に行きませんかって言ってきて。まだゆでもゆでじゃない時。
ちひろ ああ、ゆでという名前ではない時。
桐亜 そう。ゆでという名前ではない時。
(笑)
ちひろ ゆでという芸名が出来てない時ね。
桐亜 そう。
ちひろ 知り合いだったんですか?ゆでちゃんとは。
桐亜 いや、全然。僕があのちゃん(ゆるめるモ!、2019年脱退)オタクみたいな感じだったから、あっちがフォローしてきたんだったけな。
ちひろ へえー。
桐亜 そしたら、一緒に行って、一緒にアイドルやらないかって声かけてくれて、ゆでが。僕がアイドルやりたいってめっちゃTwitterで言ってたから。
ちひろ そうだったんですね。知らなかった。(ゆでたまごさんが)乙銀に入る前ですよね。
桐亜 そう。
ちひろ そこで出会ってるんですね。面白い。
桐亜 ゆではもう乙銀に入るみたいな、片足突っ込んでるみたいな状態で。桐亜マンも一緒にやらないかみたいな。
ちひろ じゃあ、乙銀だったかも知れないんですね。
桐亜 そう。面接受けたんですよ、1回。
ちひろ あ、そうなんですか。
桐亜 駅のモスバーガーで。
ちひろ あんなとこで面接やってんの?坂田さんがいて、あみかちゃんがいて、ももはちゃんがいて。
桐亜 そう。それで、面接したけど、すごくちゃんとしてて、あの2人が。もう、将来的に、みたいな感じで。
ちひろ ずっと続けていきたいみたいな。
桐亜 そう。その時、私、全然就職してたし、趣味でやりたかっただけだったから。
ちひろ 最初はそんな感じだったんですね。
桐亜 そう。だから、これは足引っ張っちゃうから、やりたいけど無理だなって思って、断った。「すみません、やれません」って。そうしたら坂田さんが、「それでもいいからウチでやらんか」みたいに言ってくれて。「趣味程度じゃないけど、仕事しながらでいいから、ウチでアイドルやれば」って言ってくれて、そのまま自分で集めた人達ごと一緒に。
ちひろ こんな子達いますけどって、ごそっと。みんなで入ろうぜ、music traceにって。そうしたら、それを、YouたちÅcmねってなったわけですか、坂田さんが。
桐亜 そう。YouたちÅcm。
ちひろ そういう流れなんですね。面白いですね。ここまでアイドルになるに至るまでの話を聞きましたけど、もう1つ桐亜さんのルーツ的な話を聞きたいのが、影響を受けてきたものの話が聞きたいんですよ。さっき言ってたゆるめるモ!さんみたいなアイドルでも、バンドでも映画でもアニメでも漫画でも何でもいいんですけど、何かありますか?
桐亜 あのちゃんです。
ちひろ あのちゃんですか。好きそうですもんね。
桐亜 隠してたんですけど、叩かれるから。
(笑)
ちひろ あのギャル叩き!
桐亜 そう。今日も何しゃべっていいか分からなかったから、勉強したんですよ。
ちひろ 本当ですか。ありがとうございます。
桐亜 言うても、あのちゃんの動画見たんですけど。吉田豪選手との。
ちひろ ああ、猫舌Showroom。
桐亜 そう。それをリアルタイムでも見てたんですけど、見直したら、やっぱりあのちゃんだなって思っちゃって。あのちゃんに影響を受けすぎてて。
ちひろ あのちゃんがめちゃくちゃ好きなんですね。
桐亜 悩みですね、これは。
ちひろ 悩み?好きすぎて悩むってこと?
桐亜 いや、なんかもう、自分がないんですよ、僕は。あのちゃんが好きすぎて。
ちひろ あのちゃんになりたいみたいな気持ちが強すぎて。
桐亜 そう、多分、自分で思ってなくても、あのちゃんになっちゃってるんですよ。分かんないけど。
ちひろ 確かに、髪型とかもそうですし、衣装で昔、頭に付けてたやつ。
桐亜 ああ、チャイナみたいな。
ちひろ あれもあのちゃん付けてたことありますし。
桐亜 でも、あのちゃんが付けてたから好きなのもあるけど、自分もそれ好きみたいな。もう私はあのちゃんなんじゃないかみたいな。ハハハ…
(笑)
ちひろ 私はあのちゃんではないかと!
桐亜 私はあのちゃんだみたいな。
ちひろ なるほど。会いたいですか?てか、会ったことあります?
桐亜 あります。
ちひろ ライブの時ですか?
桐亜 ライブの時。物販とかだけど。
ちひろ どんな話をしました?
桐亜 ピカチュウの服着てて、僕が。「服可愛いね」「ありがとう」って。
ちひろ ハハハ!
(笑)
桐亜 「こないだ、ライブ来てた?」って言われて、「行った」って答えました。ハハハ…
ちひろ 最初にあのちゃんを知ったきっかけは何だったんですか?
桐亜 クラスの人があのちゃんあのちゃんって言ってて、誰やねんって思って調べたら可愛かった。僕、自分からものを好きにならないみたいで。
ちひろ そうなんですね。
桐亜 あのちゃんも、クラスの人があのちゃん好きだったから、あのちゃんを好きになろうみたいな。もともと嵐とか好きなんですけど。嵐も別に好きじゃなくて本当は。
ちひろ えっ、どういうこと?
桐亜 なんか、クラスのみんなが嵐を好きだったから、好きになろうみたいな。
ちひろ 流されてしまうみたいな。
桐亜 そう。
ちひろ 嵐とかあのちゃんとかは、なんとなくクラスの人達に薦められてというか、周りの流行に乗ってみたいな。
桐亜 そうなのかも知れない。
ちひろ でも例えば、この間、生誕祭あったじゃないですか。あ、数日前が誕生日でしたね。おめでとうございます。
桐亜 ごめんなさい。
ちひろ 23日で21歳になりました。
(拍手)
ちひろ で、その時に、The foolsさんと、useless human beingさんという、2組のバンドを、三条のバンドですよね、呼んでいたんですけど。もともと自分のルーツのバンドだったって言ってたじゃないですか。
桐亜 うん。
ちひろ で、さっきもライブハウスに結構通ってたって言ってましたけど。あんまり自分からこれをやろうってならない人が、ライブハウスに行ったりするきっかけって何だったんですか?
桐亜 行き始めたきっかけ、誘われた。
ちひろ 友達に好きな人がいたとかですか?
桐亜 いや、踊ってみたやってたら、ヤベエ大人に捕まったんですよ。
ちひろ えっ?どういうこと?ヤベエ大人って何?
桐亜 ヤベエ大人に捕まったんですよ、僕は。
ちひろ そうなんですか。
桐亜 ライブに出ないかって言って来た大人が、良くない奴だった。
ちひろ これ話さない方がいいやつかな…名前出さなくていいですけど、新潟でまだやってる人ですか?
桐亜 新潟でライブを企画してるヤベエ大人に出会っちゃった。
ちひろ いるんですねえ。知らないなあ。
(笑)
桐亜 その人が、こういうライブやってるから、良かったら見に来てみたいな。で、もしかしたら頑張ったら出れるかも知れないしって感じで。それで、リバーストって場所を教えてもらったんですよ。
ちひろ CLUB RIVERSTですね、駅前の(ライブハウス)。
桐亜 そこに行ったら、バンドめっちゃ面白くて。
ちひろ バンドにはそこでハマったんですね。
桐亜 しかも、一緒に連れて来た友達もハマりつつ、可愛かったし、めっちゃ陽キャじゃないけど。
ちひろ パーリーピーポー的な。
桐亜 そう。Twitterとかですぐバンドマンと仲良くなったりして、ついて行くうちに。
ちひろ ちょっと不穏な話だぞ。
(笑)
桐亜 それで、ライブハウスに行ってた。
ちひろ なるほどね。
桐亜 フフフ…
ちひろ そこでThe foolsさんとかには出会ったんですか。
桐亜 そう。
ちひろ まあ、出会いのきっかけがアレでも、作品が素晴らしいことは変わらないですからね。
桐亜 foolsめっちゃいいですよね。
ちひろ この間のライブ、一緒に歌ってたじゃないですか。ちょっと感動しましたよ。
桐亜 fools、顔いいですよね。表情いいですよね。振られたって言ってた。
ちひろ どういうこと?
桐亜 foolsの人が、その日の2日前くらいに彼女に振られたって。
ちひろ ボーカルの方かな?
桐亜 うん。なのに、1曲目にやってた曲、僕が聞きたいって言った曲なんですよ。それが失恋系ソングで。
ちひろ ああ、じゃあ図らずしもリンクしてしまったという。なるほど、そんなことが…こんな感じで桐亜さんの話をうかがってきましたけど、面白かったですね。
桐亜 (レッドブルを飲む)
ちひろ レッドブルめっちゃ飲んでる…さっき面白かったから話すけど、僕もレッドブル好きなんで買ってて、お茶も水も用意してたんですけど、「私、お茶も水も飲めないんです。レッドブルしか飲めないんです」って言ってて。
桐亜 有名な話だよね。僕が水とお茶飲めないって。
ちひろ 水飲めない人って、初めて見たよ。
桐亜 でも、ラーメン屋の水は飲める。
ちひろ えっ?
(笑)
桐亜 多分、切羽詰まってたら飲める。
ちひろ じゃあ、砂漠とかでは飲めると。
桐亜 そうそう。砂漠だったらお茶も水も飲める。
ちひろ はい、ちょっと面白い話にそれたところですけど、コメント見ていきましょうか。
桐亜 あ、りっすんだ!
ちひろ あ、りっすんだ!りっすんさんありがとうございます!ちなみに、ちょっと補足で聞きたいんですけど、人から薦められないとなかなか自分からものを好きになったりできないと言ってる方が、踊ってみたは始めようとなったきっかけはどこにあるのかなと、ちょっと気になったんですけど。
桐亜 え、何だろう。何でやってんだろう。
ちひろ 世代的に、中高生の時にニコ動全盛期がきてる人ですよね。
桐亜 そうそう。
ちひろ 見ててやりたいと思った感じですか。
桐亜 そうみたい。だから続くんですよ。自分から好きになったから。
ちひろ そういうのは続くってこと?
桐亜 自分から好きになったから、多分続く。
ちひろ それはなんか分かる気がします。好きになるものって、続くものとそうじゃないものがありますよね。
桐亜 そう。
ちひろ じゃあ、また色々聞いていきます。music traceの坂田さんからは、グループにとってマイナスにならないことと、お金の話みたいな裏事情以外は何でも踏み込んでくださいみたいに言われたんですけど、どこまで踏み込んでいいんだっていう。
桐亜 僕も分かんない。
ちひろ ですよね。頑張らせていただきます。あ、僕が聞こうと思ってたのが、ちょっと言いづらいかも知れないんですけど。生誕ライブ、最近もされたじゃないですか。タイトルが、「集団自殺 溺死編」っていう、結構インパクトのあるタイトルで。アイドルになってから毎年、誕生日に「集団自殺」っていうのを生誕祭のタイトルにしてるけど、それには何か思い入れがあるんですか?
桐亜 何だっけ。何かあるみたいですよ。
ちひろ 一応僕、メモってきたんですよ。インスタにこんなことを…
桐亜 ああ…もう一個ある。(自分のブログを検索する)
ちひろ じゃあ、探してる間にコメント読んでいきますね。「桐亜ちゃんは働きながらアイドルをやっていてすごいと思いました。私もDJ活動をやりながら働きたい。でも働けないです。コツとかありますか?」
桐亜 え、辞めました。
ちひろ 今は辞めましたもんね。はい、辞めたそうです。僕も辞めました。一緒です。
桐亜 あ、あった。ログインできなくなっちゃってこのブログに。投稿できないんですよもう。
ちひろ パスワード忘れちゃったってやつ。
桐亜 そう。
ちひろ あるあるですよ。
桐亜 死にたいじゃないですか、みんな。
ちひろ あ、「集団自殺」に話を戻します。
桐亜 辞めてくアイドルがめちゃくちゃ綺麗じゃね?っていう。
ちひろ ああ、辞めていくのが美談みたいになっちゃう。
桐亜 そうそう。そもそも死ぬこと自体が綺麗なことだったんじゃないかっていう発想だったんですよ、僕は。
ちひろ なるほど。
桐亜 過去形にしますけど。
ちひろ 今の桐亜さんとはまた別の、当時の。
桐亜 そう。今の僕、特に何も考えてないんで。
ちひろ そうなんですね。当時はそういう考えだったと。死んでいくとか、辞めていくとかが、美しく語られがちであると。
桐亜 しかも、アイドルって、辞めたらいなくなるじゃないですか。それ、めっちゃ良くないですか。
ちひろ 伝説になっちゃうっていう。
桐亜 そう。もはや死ぬのと一緒じゃないですか。もう会えないから。それがめっちゃ綺麗やなーって。
ちひろ それがカッコいい。山口百恵みたいなことですよね。マイクを置いて帰っていくやつ。
桐亜 って言ってる。
ちひろ あ、当時の自分がそう言ってる。
桐亜 そう。「人間の悔しいとか悲しいという気持ちも綺麗に思える。ありきたりな感情じゃないからいいみたいな。だから生誕で集団自殺をするし」何で?
ちひろ そこですよ!
桐亜 とにかく、死ぬとかそういうのがめちゃくちゃ綺麗なことだから、でも1回しか死ねないのはちょっと嫌だし。
ちひろ なるほど。じゃあイベントとして死ぬというていのことをやりたかったみたいな。
桐亜 そう。死ぬのはもう一生懸命なんですよ。死ぬのって。ハハハ!!
ちひろ ちょっと待って!どういうこと!めっちゃ自分で言って笑ってる…
桐亜 だって、死ぬのって頑張らないと死ねないから、本気で死ぬしかない。
ちひろ 死ぬことに対する一生懸命さってこと?
桐亜 そうそう。死ぬのって絶対、本気じゃないと死ねないんでマジで。伝わりました?
ちひろ 半端な気持ちじゃ死ねないってこと?
桐亜 そうそう。だから、本気で死にたいけど死ねないけど、死にたくないけどでも死にたいけど、本気で死にたいけど死にたくないみたいな。
ちひろ なるほど…分かってきた気がしなくもない。
桐亜 ハハハ…って言ってますね、昔の僕は。
ちひろ でもありますよね。実行に移さないけど。
桐亜 死にたーい、みたいな。
ちひろ そうそう。実行には移さないけど、本気で落ち込んでる時とか、歩いててこのビルから飛んだら死ねるじゃんとか、俺考えるんだけど。それは俺がヤバいのかな。
桐亜 フフフ…だから、ライブも一個ずつ死にたい気持ちでやった方が、一生懸命だから。
ちひろ なるほど。
桐亜 それを、みんなで死のうなって。
ちひろ フフフ…
桐亜 あと、誕生日嫌いなんですよ、僕。
ちひろ あ、そうなんですか。
桐亜 自分の誕生日は別だけど。
ちひろ あ、人の誕生日とかはあんまり祝わないけど。
桐亜 そう。
ちひろ なんか、あーちゃん(principal!、cana÷biss、2018年卒業)を実はめっちゃ祝ってたみたいな投稿。
桐亜 ああ、インスタですね。
ちひろ はい。投稿を見付けました。
桐亜 なんか、誕生日ずるくないですか?
ちひろ どういうことですか?
桐亜 だって、その人が主役じゃないですか。ムカつく。
ちひろ ハハハ!なるほど。
桐亜 ウザい。
ちひろ 私の誕生日はOK。
桐亜 自分が主役になれるから。
ちひろ 今年の生誕の投稿、「1人で今日の主役でやりたくて」「誕生日って嫌いで好きじゃないのに一人でやりたいとかわがままでもうしわけないです」「その日が私の日であってほしいです」みたいな。
桐亜 cana÷bissは、3人いるんですよ、12月の誕生日が。
ちひろ そうですね。瑞稀ちゃんと、ごいちーさんと。
桐亜 僕。それ、オタク大変じゃないですか。
(笑)
ちひろ ハハハ!cana÷bissのオタク12月忙しい問題。
桐亜 そう。だからみんな、まとめてほしいみたいなんですよ。分かんないけど。
ちひろ そうなんですね。実際あるもんね、むぎちゃん(Åcm)とゆでちゃん(乙銀)の生誕が一緒になったこともあるし、ももはちゃん(乙銀)とりっすん(cana÷biss)もわりとセットで生誕やったり。
桐亜 嫌だー。
ちひろ そうすると、私だけの日じゃないと。
桐亜 そう。何それ。
ちひろ じゃあ、23日が誕生日じゃないですか。例えば、ごいちーさんとかと22日でセットとかだったら絶対嫌だ。
桐亜 嫌だー。
ちひろ 絶対耐えられないと。
桐亜 無理―。
ちひろ もう、私だけの日でありたいみたいな。
桐亜 そう。だってそうしたら、「集団自殺」ってつけちゃったら、ごいちゃんも。
(笑)
ちひろ 確かそうですね。一緒に死にたがってるみたいな感じになっちゃいますもんね。そっかそっか、なるほど。
桐亜 一人がいい。でもオタクの人達大変そうだから、可哀想だなって思う。
ちひろ ハハハ!なるほど。そういう葛藤があるわけですね。
桐亜 みんなで分担してほしい。
ちひろ 本当は私一人の日でありたいけど、大変なんだろうなあみたいな。
桐亜 そう。でも、やってほしいじゃん、ちゃんと。僕新潟にあんまりいないんで。東京のオタクと新潟のオタクって、結構別なのかなって思って、個人的に。
ちひろ cana÷bissのオタクがってこと?
桐亜 cana÷bissのオタク。で、多分新潟のオタクは、cana÷bissナメてるんですよ、完全に。
ちひろ どういうこと?そうなんですか?
桐亜 分かんないけど。私の勝手な考えだけど。
ちひろ どういうナメてるですか?
桐亜 そんな売れてないっしょ、みたいな。
ちひろ ああ、なるほどね。
桐亜 桐亜マンとか別にそんな人気じゃないっしょ、みたいな。
ちひろ こいつら遊びでやってるだけっしょ、みたいな。
桐亜 そう。でも東京行ったら、ちゃんとcana÷biss目当てで来てくれる人もいるし、桐亜マンにちゃんとチェキ並んでくれる人もいるし、初見ですみたいな人もいるし、めっちゃいいイベント出てるのに、でも新潟のオタクみんなそれ知らないんじゃないかなっていう。
ちひろ なるほど。私達がいかに東京でちゃんと評価されているかが、新潟に伝わってこないのではないかと。
桐亜 そうそう。で、多分、生誕祭っていうのは、東京のオタクが新潟に来てくれるかもしれないじゃないですか。桐亜ちゃんの誕生日祝うぞーって。
ちひろ はいはい。
桐亜 そこで、どっちにも見せつけてほしかったんですね、僕は。
ちひろ 新潟のオタクにも、東京のオタクにも。
桐亜 そう。お互いがお互いを自慢し合うじゃないけど。
ちひろ どっちも熱いぞっていうのを。
桐亜 そうそう。桐亜ちゃんって新潟でこういう感じで生誕企画とかちゃんとやってもらえてるんだって思ってほしかったし、新潟のオタクも東京にちゃんとオタクいるんやな、去年より増えてるやんけ、みたいに思ってほしかったなー。
ちひろ なるほど。実際どうでした?
桐亜 えー、どうでした?(お客さんに聞く)
お客さん 結構来てたよ。
ちひろ 結構来てたそうですよ、東京から。
桐亜 どっちも見せつけてほしかったなー。そういう機会にしてほしいなと思う。
ちひろ でも今回の集団自殺、バンドも呼んで、アイドルも呼んで、っていうのを、自分でブッキングしたんでしょ。メールとか送るんですか?自分で。
桐亜 そう。DM送った。
ちひろ あ、自分でやったんだ。
桐亜 私だけ楽しんじゃった。ハハハ…
ちひろ あれは、桐亜さんが楽しんでいるのが、オタクは嬉しいわけじゃないですか。オタクってそういう生き物でしょ。
桐亜 大丈夫です?僕、嫌なんですよ、そういうのが。
ちひろ え、どういうこと?
桐亜 何あいつだけ優勝してんだよって。今回ちょっと、「集団自殺」という名前、失敗だったなって思って。
ちひろ 「溺死編」ですか?
桐亜 溺死はいいんですよ。
ちひろ 溺死はいいんだ。
(笑)
桐亜 集団で死ねてなかったかなってところがあって。
ちひろ ああ、なるほど。でも、主催で自分からブッキングして、アイドルにバンド呼ぶとかちょっとイレギュラーなことやったり、そもそもタイトルが「集団自殺」っていうストップされてもおかしくないことさせてもらえてる時点で、ちゃんと信頼されてるんだなーと僕は思ったんですけど。
桐亜 あ、でも、親戚が死んだからやめといたって人いた。ごめんなって。
ちひろ そうかそうか…意外と集団自殺の話が盛り上がってしまった。こんなに盛り上がるとは思わなかったんですけど。じゃあ、質問いきましょうか。DMで質問を募集したら、3つきたんですけど、1人の方が3つ送っていただいて。
桐亜 ハハハ!
ちひろ 質問のハンドルネームが、通りすがりのSSJさんなんですけど。SSJって、「shibuya street journal」ってるなっち☆ほしさんの曲ですけど。じゃあ、1つ目の質問。「cana÷bissの「ロウラク」、りっすんとぶつかるシーンでは、いつもどのような気持ちになりますか?」
桐亜 えー!どのような気持ち…特に何も…
ちひろ ぶつかるってどこ?
桐亜 「夕焼けもカラスもね」
ちひろ ああ、あそこか。
桐亜 特に何も考えてないんですけど。
ちひろ あくまであれは振り付けの、パフォーマンスの1つだからって感じで。
桐亜 この間、クリスマスイベントで、僕、トナカイ着てて、みんながサンタだったんですけど。その時、そこでトナカイでエモさ出すのもなーって思って、みんなサンタなのに私だけトナカイだ、ヤバいヤバい、みたいな雰囲気出して、みんなのことよく見たら、すごい顔作ってて面白かった。
ちひろ 他のメンバーが、ちょっとカッコ付けて。
桐亜 そう。
ちひろ なるほど。じゃあ、次いきましょうか。「cana÷bissの新曲が5つあるそうですが、ざっくり言える範囲内で曲の雰囲気など教えてください。坂田さんNGなら結構です」ということですけど。
桐亜 7曲あります。
ちひろ 7曲あるの?じゃあ、アルバムが出るってこと?
桐亜 さあ…
ちひろ まだそこは未発表という。
桐亜 ちょっと知ってるけどちょっと知らない。(この後、2019年にはシングル2枚「キンセンカ」「BLUE BLUES」、アルバム1枚「カルマ!アルマ!カルマ!」の3ヶ月連続リリースがあった)
ちひろ ちなみに、新しい曲が出来るのって、どういう感じで伝わってくるんですか?毎回。こういう曲があるんだけど聞いといて、みたいな感じでデータ渡されるんですか?
桐亜 そんな感じ。
ちひろ 声の入ってないやつを聞くの?
桐亜 入ってますね。
ちひろ 仮歌みたいなのが入ってるんですね。誰が歌ってるんですか?
桐亜 漠さん(丸山漠、a crowd of rebellion ギター)は漠さんが歌ってくれてる。たまに亮輔さん(小林亮輔、a crowd of rebellion ボーカル、ギター)の時もある。真生さん(笹川真生、シンガーソングライター)は、初音ミクが歌ってる時もあるし、真生さんの時もあるし、仮歌の女の人の時もある。
ちひろ そんな感じなんですね。
桐亜 レアですよね。申し訳ない。リベのオタクに。
ちひろ 好きでしょ、リベリオンさん。
桐亜 いいだろって思ってる。
ちひろ アイドルやってて良かったぜってなります?
桐亜 うん。それをウォークマンに入れて永久に聞く。
ちひろ 素晴らしい。
桐亜 ハハハ…
ちひろ じゃあ、3つ目の質問いきましょうか。「Negiccoのリーダーが30歳で活動していますが」Nao☆さんですね。「自身も同じくらいアイドルまたは他の活動をして続けていると思いますか?」
桐亜 えー?どうだろう?
ちひろ 30歳になっても、どうしますか?32歳になって、こんなこと始めた僕が言いますけど。
桐亜 ハハハ…辞めたくなったら辞めます。
ちひろ 辞めたくなったら辞める。
桐亜 だってやりたくないことやりたくないじゃないですか。そもそもそんな、不安定な。
ちひろ 人生の中で。ちなみに、今の段階では続けていく。
桐亜 やりたい。
ちひろ 良かった。自分が安堵してる。
桐亜 ハハハ…
ちひろ ちなみに、この、いつまで現役で活動しますかって質問なんですけど。
桐亜 えー、どうしますか?決めてない。
ちひろ ちょっと話それちゃうんですけど、桐亜さんの色んな投稿とか見ていた中で、僕すごい好きな投稿があって、「どんどんアイドルが卒業していく。僕はやめないぞ浪人だ浪人」っていう。
桐亜 ハハハ!
(笑)
ちひろ これ僕、大好きで。ダサい自分を全開でやるみたいな、その発想、素敵だなって思ったんですけど。
桐亜 僕も素敵だなって思います。覚えてないけど。
ちひろ ツイートとかは結構その時の気分でやっちゃって、あとで覚えてないタイプですか?
桐亜 多分。未知数。めちゃくちゃずっとツイートしてるから。
ちひろ 結構多いよね。で、たまに消えてるよね。
桐亜 秒でツイ消しする。
ちひろ さっきの、死んだ人が美しくなっちゃう問題あるけど。30歳か…今、21歳ですよね。
桐亜 そう。早く辞めて、みんなに「辞めないで」って言われたい。
(笑)
ちひろ ハハハハハハ!「辞めないでー!」っていう。
桐亜 チヤホヤされたい。注目されるじゃないですか。
ちひろ なるほどね。解散とか卒業ライブになると、今まで来てなかったオタクもみんなやってきて、みんなチェキ撮って。
桐亜 そう。チヤホヤされる。
ちひろ みんなが「辞めないでー!」ってなる、あれを味わいたい。
桐亜 で、みんなが「もっと会いに行ってれば良かった」とか言い出す。ハハハ!
ちひろ で、「ざまあ!」って思うんでしょ。
桐亜 ハハハハハハ!!「プププー!」って思う。
(笑)
ちひろ でも、その絶頂を味わって、そのあと何もない生活に戻っちゃうわけですよ。
桐亜 そうなんですよ。それを考えると、まだ足りないかも知れない。
ちひろ 「あの人死なないでずっと生きててほしかった」って言われてる時、この世にはもういないのと一緒で。
桐亜 そう。
ちひろ そう言えば、「アイドルの卒業って人が死ぬようなものですか」みたいなこと、ツイートしてませんでしたっけ。
桐亜 同じですよね。だってもう会えなくなる。
ちひろ まあ、そうですね。
桐亜 絶対アイドル辞めたらもうやらないです。
ちひろ 別なグループでやるみたいなことも。
桐亜 そう。もう出て来たくない、こっちの世界に。
ちひろ なるほど。
桐亜 死んだ人間になる。
ちひろ 伝説になっていきたいみたいな。
桐亜 そう。本当にアイドル辞める時、自殺配信しようと思ってて。
ちひろ たまにあるやつじゃないですかそれ。自殺する人が配信してそれが問題になるみたいな。
桐亜 それにしようと思ってて。
ちひろ 要するに、ざわっとさせて、本当に死ぬんじゃないかと匂わせて。
桐亜 辞める時は本当にそれがいい。
ちひろ そっか、なんか複雑だよ。
桐亜 ハハハ…
(笑)
ちひろ あ、コメントで質問が来てました。「どうして桐亜って名前になったんですか?言える範囲でお願いします」
桐亜 有名じゃないですか?
ちひろ これ、有名?僕は知らないです。
桐亜 「可愛い名前」で検索したら出てきた。
ちひろ 「可愛い名前」で検索すると「桐亜」って出てくるんですか?ちなみに桐亜って名前の人、結構いますね、検索すると。
桐亜 そうかもしれない。レイヤーがいる。
ちひろ そうそう。いますよね。
桐亜 ミュートしてる。
ちひろ ややこしいから。
桐亜 うん。
ちひろ レイヤーやってたことあるんでしょ。
桐亜 ああ、ちょびっと。
ちひろ あ、よしこさんから質問。「アイドルから見た坂田さんってどんななんだろう?」ちなみによしこさんは、もともと坂田さんのされてるバンドのmidnight paradeのメンバーの友達で、坂田さんとも友達らしいですよ。
桐亜 えー。ウケる。
ちひろ どうですか?坂田さん。
桐亜 嫌だ…無理…
(笑)
ちひろ じゃあ次、「表現者に年齢制限はない」って言われてますよ、桐亜さん。
桐亜 うん。そうですね。ハハハ…
ちひろ ハハハ…まあ、長くやってもらえるとありがたいってのもありますけど。
桐亜 えー!ダメダメ!
ちひろ それはダメ。
桐亜 早く辞めることに意味がある。
ちひろ ハハハ…去年の、まだ3人だった時代。桐亜さんと、あーちゃんと、りっすんの3人だった時代。FM新潟の「新潟の若者達の番組」に出られた時も、「いつか辞める時がくるんですよ」みたいなことを桐亜さんが言って。
桐亜 言った。
ちひろ で、りっすんもそれに便乗して、「30歳になっても続けられるみたいな形だったらいいけど、今の私達みたいなノリで30まで続けてたらヤバくね」みたいなことをりっすんと桐亜さんが言ってて。
桐亜 ハハハ…現実はシビアだから。
ちひろ で、あーちゃんがちょっとその時だけ黙るみたいな。
桐亜 ハハハ!そして辞めていくみたいな。
(笑)
ちひろ あーちゃんは真面目なんだなって思いました。
桐亜 あーちゃんは真面目。
ちひろ いつか辞めることに意味があるみたいな感じですか。
桐亜 そっちの方が良くないですか?面白い。
ちひろ どうなんですか皆さん。
桐亜 傷をえぐられてる。
ちひろ あ、「やりたいことをやり続けて、飽きたらやめればいいんですよ」ってコメントが来てます。そうですよね。
桐亜 うん。
ちひろ でも、続けてほしいって気持ちがある上で言いますけど、続けるのってぶっちゃけしんどいですよね、ってのは思います。
桐亜 ああ、仕事になっちゃったら絶対嫌になると思う。
ちひろ music traceは仕事とはまたちょっと違う?
桐亜 仕事だけど。もっとヤバいやつ、月何十万もらえますみたいな。
ちひろ もう社員みたいな感じでね。
桐亜 そうそう。
ちひろ と言ってる間にあと1分半くらいなんですけど、告知とかあったら。
桐亜 告知、明日、年内最後のライブがあります。
ちひろ XTEENさんが出るやつですよね。
桐亜 そう、おニャン子クラブの。
ちひろ おニャン子クラブの娘さんが入ってるXTEENさん。(ゆりあんぬさん。母は元おニャン子クラブの内海和子さん。2019年、XTEEN卒業)あとは?
桐亜 おニャン子クラブ。
ちひろ おニャン子クラブは出ないです!あとは?
桐亜 あとおニャン子クラブ。
ちひろ はい、おニャン子クラブが出ます!おニャン子クラブが出ますって、間違った情報で終っちゃっていいのかな…あ、りっすんがコメントで告知してくれてますね。
桐亜 りっすん有能なんですよ。今まで最年少だったのに。
ちひろ ですよね。そのストーリーが面白いですよね、cana÷bissって。そういう子が気付いたらリーダー格になってたりとか。ちょっとだけ延長しますけど、何か言い残したことありますか?
お客さん 自殺ってところで、X JAPANのHIDE(1998年に自殺)。あれは物凄い悲劇であって伝説になった。あれは凄かったですね。
桐亜 でもそれになりたい。伝説になってどう思いましたか?
お客さん いや、めっちゃ悲しいですけど。自分は2009年にライブに行ったんですけど、もういなくて代わりのギタリストが入ってるんですけど、やっぱりHIDEのパフォーマンスは唯一無二っていう。もういないんだなっていうのが、胸を締め付けられますよね。
桐亜 悲しいですか?
お客さん 純粋に悲しいです。この人がずっと生きてれば良かったのにって。
ふくおかさん(「ちひろdeアート」共同企画者) 98年の5月ね。俺が12歳の時だから。だって俺、それ見て、HIDEさんと同じ霊園墓地買うくらいファンなんですけど。HIDEさんの通ってた付属中学校に受験して入ったもん。だから、そこ、細かく分かるんです。
ちひろ これだけの人が動くんですね、亡くなると。
ふくおか ミュージシャンが27歳で亡くなる説ってのがあって。尾崎豊だったり、外国の有名なシンガーとか。で、椎名林檎さんが、ファンから27歳で亡くなって伝説になってほしいっていうのが、ネット上で当時騒がれてた時に、椎名林檎も、最初おぼろげに思ってたんだって。ただ、死んでほしいになると、違うって思って、子供もいたしっていうので、生きて今に至るんだけど。伝説のなり方って色々とあると思うから、慌てて死ぬことはないかな。逆に言うと、実績を作らないと、伝説にはなり得ない。
桐亜 だから今のうちに、有名にならないといけない。
ちひろ 売れた方が死んだ時に伝説になりますよ。
桐亜 そうそう。フフフ…死ぬために生きる。いつか死ぬために生きます。
ちひろ なるほど。前向きなのか後ろ向きなのか分からない結論が出ましたね。
桐亜 ハハハ…
(笑)
ちひろ いつか死ぬために生きようぜと。
桐亜 そう。
ちひろ コメント来てますね。「カート・コバーンとか尾崎とか」って。「そう言えば27で首吊りしたな」ってよしこさんも。
桐亜 27かー。ちょっと視野に入れます。
(笑)
ちひろ 桐亜さんが27歳の生誕の時、みんなざわざわする。
桐亜 ハハハ…
(笑)
ちひろ 27歳までは続けましょうよ、じゃあ。そのざわざわする感じ味わいたい。今年、桐亜さん27歳だよって。
(笑)
桐亜 今、何年ですっけ?
ちひろ 2018年で、もうすぐ2019年ですね。
桐亜 27にするのは…
ちひろ 2024年か。
桐亜 ムズ。
ちひろ あと何かありますか?質問とかなかったら、終わろうかなと思いますが。
お客さん はい。私、ちひろさんと、中学以来の友達なんですけど。その時の印象は分かるんですけど、他の人から見たちひろさんってどんな感じなんでしょうか。
ちひろ あ、俺が質問の対象なの?
お客さん そうです。
ちひろ アイドルから見た、ちひろBLUESというか熊谷千尋は、どうなのかと。
桐亜 偉いなって思う。
ちひろ え、どういう意味ですか?
(笑)
桐亜 え、何でこれ(ちひろdeアート)やってるんですか?
ちひろ ああ、逆に俺が質問されてる。これは、解説すると4年前にやったんですよ。4年前にふくおかさんと一緒に、電話してる時に何か面白いイベントやりたいよねって話になって、「ちひろさん、そういうの企画したら?」って言われて、いいねいいねって言って、ここ(ちず屋の2階)を一週間借りて。当時も絵とか描くの好きだったんで。それが結構面白かったんですけど、結構やるの大変で、それからやらなくなったんですけど、4年ぶりにやりたいなと思って。
ふくおか 次のイベントをやるのに、充電するのに4年かかった。
ちひろ 本当は毎年のイベントにしようと思って、2015年の年末にもやろうと思ったんですけど。ここの会場の持ち主が、1階のうどん屋さん(ちず屋)なんですけど、そこのシダジュンさんって人がいて、劇団(第二黎明期)もやってる人なんですけど、その人に、また2015年の年末に借りてもいいですか?って聞いたら、「すみません。最近、足を怪我して入院することになったので無理です」って言われて。まあ、退院したんですけど。それがあったので、その年はやれなくなって、そのままずるずるとやらなくなっちゃった。あ、でも、正直ちょっと桐亜さんがきっかけの一つでもあって。
桐亜 へえー。すいませんね。
ちひろ Åcmの解散の時の、セルフプロデュースでやってたんだなって話を聞いて、こういうのを自分でやってた時の気持ちとかを思い出したりして。あと、チェキ撮る時に、「サブカル的なトークイベントやりたいんですよ」みたいなことを、桐亜さんが確か言ってて。
桐亜 ああ、言ってた。
ちひろ ああ、いいなーって思って、やりたいって思ったのが、1年経ってこうなった。
桐亜 へえー。
ちひろ だから、ちょっときっかけの一つです、桐亜さんが。ありがとうございます。
桐亜 偉いと思います。
ちひろ だそうです。桐亜さんも偉いと思います。
桐亜 僕、偉くないんですよ。
ちひろ 偉いですよ。あと、何かありますか?
お客さん そちらの服はどうされたんですか?
桐亜 これ、ブランドですよ。店の名前忘れちゃった。
ちひろ 新潟のお店ですか?
桐亜 東京。でも古町のすぐそこの古着屋さんに売ってて、ごいちゃんみたい!思って買った。
ちひろ すごい、閲覧が合計125人ってなってるんですけど、こんなに僕のツイキャスに人が来たの初めてです。桐亜さんのお蔭です。
桐亜 脱いだら来ますよ。
(笑)
ちひろ 脱いだら、まあ来るでしょうけど。
桐亜 ハハハ…自信がある。
ちひろ この間の衣装もすごい露出度が高くて、目のやり場に困るものでしたけど。
桐亜 もう着ない。
ちひろ あ、コメント、「27歳の時は警備員倍増で」ってきてますよ。死ぬかも知れないから。
桐亜 ハハハ…
ちひろ はい、こんなところですかね。皆さんありがとうございました。今日のゲスト、桐亜さんでした。
(拍手)