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田中法相辞任: 「何のための内閣改造」在任3週間余

2012-10-23 19:30:47 | 日記

田中法相辞任:
「何のための内閣改造」在任3週間余

毎日新聞 2012年10月23日 13時54分


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田中慶秋法相=藤井太郎撮影
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1日の内閣改造で法相兼拉致問題担当相に就任以来

外国人企業からの献金や暴力団関係者との交際が相次いで発覚した
田中慶秋(けいしゅう)氏(74)が23日午前辞任した

在任わずか3週間余り法務行政や拉致問題に取り組むことのないまま
の辞任劇

「何のための内閣改造だったのか」

多くの関係者は怒りあきれた表情で
任命した野田佳彦(よしひこ)首相の責任を問う声は
一層強まりそうだ

【伊藤一郎、青島顕、池田知広】
 
国会答弁の場や閣議を欠席した末に入院
そして辞表提出

田中氏は
23日も公の場に姿を見せず
辞任会見も体調不良を理由に開かなかった
 
法務省は22日夜
退院したばかりの田中氏が23日午前の閣議と定例記者会見に出席
すると発表
同省幹部は
「(田中氏は)言葉で明示されていないが
今後も職務を続けるお気持ちだろう」と話していた

しかし23日朝
辞表が提出され事務方は対応に追われた
 
田中氏は法相就任直後の4日
台湾籍の男性が経営する企業から政治献金を受けていたことが発覚

12日には週刊誌報道で暴露された暴力団関係者との付き合いを
大筋で認めるなど
職務と関係のない問題の対応に追われ続けた

ある法務省幹部は

「大臣個人の問題ばかりで官僚としてフォローのしようがない
法務行政に関しては各部局から課題を説明しただけで終わって
しまった」
とため息まじりに話した
 
田中氏は就任時の記者会見で
「国民の権利をしっかり擁護し拉致問題の解決に向けて全力投球する」

と述べたが

死刑制度の情報公開の在り方を問われると
「検察の信頼を回復するため情報公開は必要だ」
などと発言

全く関連性のないテーマを結びつけて答え

最初から法務行政に対する素人ぶりを露呈していた

 
民主党政権の約3年間で田中氏は8人目の法相

「あまりに大臣が代わりすぎる
野田首相は法務行政を軽視しているのか」
別の法務省幹部は不満を漏らす

同省では
刑法の改正を伴う「刑の一部執行猶予」関連法案

▽外国から速やかな整備を促されているハーグ条約の国内手続き法案
▽長年法整備に向けた準備を進めてきた人権委員会設置法案--
など次期臨時国会で一歩でも前に進めたい法案が山積する


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