電力
民主党の仙谷由人政調会長代行は12日、徳島市で開かれた同党県連の会合で講演し、東京電力が再建計画の中で電気料金の大幅値上げを計画していることについて「得手勝手な電力料金の値上げは許されない。根拠たる資料をしっかり説明してもらわねばならない」と述べ、強くけん制した。
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停止中の原子力発電所に関しては「この夏の電力事情、イランのホルムズ海峡問題の不安定要素が増し、(火力発電に必要な)原油と天然ガスの値段がどうなるかわからない。ストレステスト(耐性検査)に通って、市町村長と知事から許可をいただける原発の再稼働はぜひお願いしなければならない」と強調した。
また、国会で参院が強い権限を持つとされることについて、「憲法上の問題に行き着く。衆院と参院の関係を改めてどうするのか。新たに国民的議論にさらされないといけない」と述べ、諸外国の事例を参考に憲法に規定された衆参両院の役割分担や在り方を再検討するべきとの考えを示した。
(2012年2月12日22時28分
読売新聞)
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