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「3番で新境地のイチロー…“不惑”の「壁」、打ち破れるか」:イザ!

2012-05-14 19:23:21 | 日記
【大リーグ通信】
米大リーグで12年目を迎えた今季、「3番」という新たな打順で新境地を開いているのが、マリナーズのイチロー外野手(38)だ。
打線の中軸を任されているだけに、チームからは安打とともに「打点」も強く求められている。
大リーグで数々の記録を塗り替えてきた天才打者も、今年10月で39歳。
不惑が近づき、正念場のシーズンを迎えている。
(浅野英介)
■「3番」でも存在感
今年3月、母国・日本で迎えたアスレチックスとの開幕戦で4安打を放ち、今シーズンを最高の形でスタートを切ったイチロー。
米国に戻ってからも、4月9日のレンジャーズ戦(アーリントン)で公式戦初先発となったダルビッシュから3安打を放つなど、チームでの存在感は「3番」に定着してからもひときわ際立っている。
アリゾナ州ピオリアでの春季キャンプやオープン戦を取材した際、特に目を引いたのがルーティンに徹底的にこだわる姿だ。
その一つが試合前に行われるチーム全体でのランニングだった。
イチローの「定位置」は常に左端で、そこでは筋肉をゆっくりとほぐすように、ランニングを入念に行う姿が印象的だった。
練習の段階から、アスリートとして結果を生み出すための「過程」が、そこにはあった。


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