菅直人首相は27日、中小企業視察のために訪れた東京都大田区内で、急激な円高への対処方針を発表した。
首相は円高について、「経済、金融の安定に悪影響を及ぼし重大な認識を持っている。
必要な時には断固たる措置をとる」と述べ、為替介入を強く示唆した。
また米国出張中の日銀の白川方明(まさあき)総裁が帰国する30日にも会談すると表明し、「機動的な金融政策の実施を期待する」と述べ、追加金融緩和を事実上要請する方針を示した。
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