ヘビーメタルバンドのＧＡＬＮＥＲＹＵＳ（ガルネリウス）がデビュー１０周年記念作「ＴＨＥ ＩＲＯＮＨＥＡＲＴＥＤ ＦＬＡＧ Ｖｏｌ．１：ＲＥＧＥＮＥＲＡＴＩＯＮ ＳＩＤＥ」（バップ）を出した。
小野正利＝写真右＝が２代目ボーカルとして加入する以前の代表曲を、改めて演奏して収録した。「ライブでは何度も歌ってもらっている過去の曲を、早く小野さんの声でＣＤに収めたかった」と、ギターのＳｙｕ＝同左＝は話す。
先代のボーカルが脱退した時、小野とイベントで共演する機会があり、その場でバンド加入を打診した。ポップス歌手としてヒット曲がある小野だが、学生時代はメタルバンドで活動していた。「ポップスでのデビューに周りが驚いていた。ジャンルのこだわりなく歌うのが好きなので、加入はすぐＯＫした」と小野は振り返る。
Ｓｙｕは「思えば以前から、小野さんのような声を思い描いて作曲していた」と語る。小野も「メタルだけど、メロディーが親しみやすくていい」と応える。
Ｓｙｕはバイオリンの素養があり、バンド名はバイオリンの名器から取った。２０１２年に出した「ＡＮＧＥＬ ＯＦ ＳＡＬＶＡＴＩＯＮ」ではチャイコフスキーのバイオリン協奏曲をモチーフにした。
Ｓｙｕは「最初からジャンルを意識しなくていい。いい曲だなと思った後で、メタルと言われているんだなと知ってもらえれば」と話す。
３０日の東京公演は完売。１０月１４日に渋谷公会堂公演。（電）０５０・５５３３・０８８８。Yaff.showAffTag({'disp':'li','iseven':'','irakuten':'','w':'','t':'','a':'','m':'','p':'','seven':'','rakuten':'','isbn':'B00C18EEME'});
（2013年6月20日
読売新聞）
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