狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

メディアの連中が傲慢なんじゃありませんよ。メディアそのものがそもそも傲慢なんです。

2018年04月25日 11時06分23秒 | その他の日記




 取材を受ける側は取材を絶対に受けなければいけない義務なんてない。
 報道機関から取材の要請がきても取材を受けねばならない義務はない。
 報道機関からの取材の要請を拒否した場合、報道機関の報道による報復が面倒だし怖いから取材を受けているだけ。
 そしてある程度のルールと常識を守るという信頼関係があるからこそ取材を受けているだけ。
 勿論、取材して欲しいという人達もいるけれども、信頼関係が消滅したならば取材して欲しいという人達も取材して欲しいとも考えなくなってしまう。情報発信の場を自分達で構築するという方向に進む。

 セクハラ行為の証拠として無断録音を行い、セクハラ行為があったことを物証付きで上司に告げても適切な処置をしなかった屑会社に絶望してセクハラ行為があったという情報を他社の週刊誌に流す。
 これが本当だったとして、そうであるならばこの記者は自分を守る為にやむを得なかったとなる。
 しかし、この行為は自分が所属している会社も告発していることになる。
 そして情報を他者に渡すという記者としては絶対やってはいけないことをやらざるを得なかったということになる。

 テレビ朝日は自分達も告発されているのだということを理解しているのだろうか?
 そしてテレビ朝日は記者としてやってはいけないことを自社の記者にやらせてしまったということを理解しているのだろうか?



 報道機関側が一切反省をせず対応策や改善策を考えないのならば、取材を受ける側は情報機関との付き合い方を一変させるしかない。
 どんな理由であれ、報道機関の記者が無断で音声を録音することがあるということが判明したならば、迂闊には報道機関の人間とは接触しないという防御策を取る人も出てくるだろう。
 どんな理由であれ、オフレコのルールを守らない、情報を他社に渡す、編集した音声データしか公表しない、ということをするならば、迂闊には報道機関の人間とは接触しないという防御策を取る人も出てくるだろう。
 取材を受ける側は取材を絶対に受けなければならない義務なんてない。
 報道機関は取材させて下さいとお願いする立場でしかない。
 どんな理由であれ、ルールを守らない記者が存在するということは取材される側からすると信頼関係の構築が難しい。
 テレビ朝日の姿勢は自分達は悪くないと自己弁護をする姿勢でしかない。
 今後、同じようなことを繰り返さない為に何をすべきかということを一切語らない。
 これでは取材を受ける側は何を信用して良いのか分からなくなってしまう可能性がある。
 迂闊には報道機関の取材には応対しない、となるかもしれない。



 テレビを観る側としては、テレビ朝日は真実を知っている者が自社内にいるにもかかわらず好き放題に色々と述べていた間抜けな報道機関ということになります。
 真面目に真実を追及する気がない報道機関ということになります。
 そして自分達の不祥事を自分達のテレビ番組の中で自己弁護してしまう報道機関ということになります。


 テレビ朝日は自己弁護をするのではなくきちんとした対応策を作ってそれを公表すべきです。
 でないとまた同じことを繰り返すことになりますよ?



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