
昨日の夜は、アニメーション『傾物語 まよいキョンシー 』のDVDの上下巻を観ていました。
高校三年生の阿良々木暦は夏休みに受験勉強はしていたけれども、夏休みの宿題のことは忘れていた。
彼は、夏休みの最終日に暦の影に封じられている怪異の王のなれの果ての忍野忍と会話をしている時にその事を思い出す。
戯れに宿題をする為に昨日に戻りたいと暦が言うと、忍は時間移動は可能だという。
それならばと、暦と忍は一日前に戻ろうとするのだが……。
原作は、西尾維新の同名の小説。
『化物語』、『傷物語』、『偽物語』、『猫物語(黒)』、『猫物語(白)』に続く物語シリーズの第6弾で、『猫物語(白)』から始まったセカンドシーズンの第2弾でもあります。
八九寺真宵がヒロインのお話ではあるのですが、八九寺真宵(幽霊バージョン)はほとんど出てきません。
阿良々木暦と忍野忍のお話でもあります。
『偽物語』の後日で『猫物語(白)』の直前のお話となります。
この物語シリーズのアニメーションは表現方法が独特です。
焦点をはっきりさせる為に不純なものは全て省いてしまうか抽象化されて表現されます。
主要キャラクター以外のキャラクターは登場しません。登場したとしてもぼんやりとした描かれ方になります。
大胆な表現の仕方ですね。何に焦点を当てようとしているのか明確にしています。
面白かったですよ。
続きの『囮物語』を観てみようと思っております。
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