狐の日記帳

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『シベリア超特急』

2018年05月27日 15時18分20秒 | 映画・ドラマに関する日記



 昨日の夜は、映画『シベリア超特急』のDVDを観ていました。

 1941年。
 欧羅巴視察を終えた日本陸軍大将・山下奉文は、満州国に向かうシベリア超特急の列車内いた。
 その列車内で山下は奇怪な事件に遭遇し……。

 監督は、水野晴郎。
 出演者は、かたせ梨乃、菊池孝典、アガタ・モレシャン、シェリー・スェニー、エリック・スコット・ピリウス、フランク・オコーナー、フィリップ・シルバースティン、占野しげる、西田和昭、水野晴郎、など。

 この映画は超有名な映画なのだそうですが、私はまだ観たことがありませんでした。
 噂は聞いていたのです。
 驚くような映画である、と聞いていたのです。
 わくわくどきどきしながら恐る恐る観ました。



 んで。観終わっての感想は……。


 何か凄いものを観た何か凄いものを観た何か凄いものを観た!!!

 凄い凄すぎる!!!
 私は、私が観た映画の中で「ある意味で凄い映画である」という評価をしていたのが、例えば映画の『キャシャーン』とか『デビルマン』とか『ガッチャマン』とか『進撃の巨人』とかなのですが、この『シベリア超特急』は私が観た全ての映画をぶっこ抜いて凄い映画の極北の位置に鎮座いたしました。
 もうね。凄すぎる。ツッコミどころ満載なのではなくてツッコミどころしかない。
 しかしツッコミどころしかないこの映画のラストシーンの大どんでん返しが本当にある意味で大どんでん返しで観ている人のど肝を抜いてしまいます。悪い意味で。
 凄すぎる。あり得ない。さすが水野晴郎! 常人にできない事を平然とやってのけるッ! そこにシビれる! あこがれるゥ!
 しかもこの手の映画では通常は観ていてどうしても怒りがふつふつと湧き上がってくることが多いのだけれども、「時間を返せ!」と言いたくなるのだけれども、この映画では私はそんな気になりませんでした。
 むしろ、私はこの映画を観ていて「水野晴郎! いいぞ! もっとやれ!」と呟きながら大爆笑しながら観ていましたよ。
 ある意味では非常に味わい深い作品なのであります。

 生真面目なお方にはお勧めしません。
 ツッコミ属性のお方にもお勧めしません。

 しかし、それ以外のお方には絶賛お勧めいたします。
 凄い映画であります。どのように凄いかは申しません。
 特にラストの大どんでん返しにはど肝を抜かれます。
 一見の価値はありますよ。
 お勧めであります。


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