「最大の財源になったのは帰還していく強制労働者の未払い賃金等であった。
1946年末までに朝連(朝鮮総連)中央労働部長名で強制連行者を雇用していた日本の各企業に未払い賃金の請求が出された。
その請求額は4366万円に達し、朝連はかなりの金額を企業から徴収し、それらのほとんどは強制連行者の手には渡らず朝連の活動資金に廻された」
「これらの豊富な資金は日本共産党再建資金としても使用された。
1945年10月10日、連合国最高司令官・米国太平洋陸軍司令官総司令部(GHQ)は府中刑務所に収容されていた徳田球一、金天海ら16名の共産主義者などを釈放した。
彼らを府中刑務所門前で出迎えたのは日本の各地からトラックに分乗して集まってきた数百人の朝鮮人だった」
「こうして日本共産党は活動を再開したが、金天海が中央委員に選出されたこともあって、日本共産党再建初期の活動資金のほとんどは朝連が拠出した。
こうして朝連と日本共産党の強い結びつきが成り立ったのであった」
上記の記述は金賛汀が2004年に刊行した『朝鮮総連』からの記述です。
当時の4366万円は現在の価値に換算すると少なく見積もっても数十億円になります。
もしこの記述が正しいのならば、日本企業は超巨額なお金を既に支払っていることになります。
そのお金を朝鮮総連が労働者に渡さずピンハネしたことになります。
そして、そのピンハネしたお金を日本共産党の再建資金に廻した、ということになります。
日本共産党は戦後に日本共産党が活動再開した時の活動資金について説明すべきです。
もし、この本の記述が正しいのならば、いわゆる徴用工の問題で最も糾弾されるべき存在は発端であり原因である朝鮮総連と日本共産党となります。
日本共産党には説明責任が発生しています。
日本共産党はきっちりはっきりと戦後のどさくさで活動を再開させた時の活動資金について説明してください。
お願いします。
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