昨日の夜は、映画『スライディング・ドア』のDVDを観ていました。
広告代理店に勤めているヘレンはある朝、会社をクビになる。
帰り道。地下鉄に乗ろうとしたヘレンは……。
電車に乗車することができたヘレンは、電車の中でジェームズという男性と出会う。
彼に会社をクビになったことを慰められる。
しかし、家に帰ってみると同棲中の彼氏が浮気の真っ最中……。
電車に乗車できなかったヘレンは、タクシーで帰ろうとしてひったくりに遭い、怪我をしてしまう。
家に帰って彼氏に慰められる……。のだけれども……。
監督は、ピーター・ハウイット。
出演者は、グウィネス・パルトロー、ジョン・ハナー、ジョン・リンチ、ジーン・トリプルホーン、ザーラ・ターナー、ダグラス・マクフェラン、ポール・ブライトウェル、ニナ・ヤング、など。
地下鉄に乗ることができたかできなかったかでその後が大きく変わってしまった女性を描いたお話の映画です。
地下鉄に乗ることができなかった場合と地下鉄に乗ることができた場合との2つのお話が交互に同時進行で進んでいきます。
よくあるパターンでは片方のケースを描いた後に別のケースを描くという形があるのですが、この映画は同時進行です。
切り替わりかたがスムースでお洒落です。しかも観ている人が混乱しないような配慮がなされています。
どちらの場合が良かったのかと観る側の興味を引き付けて、嗚呼、成程。というオチでありました。
面白かったですよ。
楽しめました。