狐の日記帳

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『切腹』

2019年04月28日 14時30分38秒 | 映画・ドラマに関する日記






 昨日の夜は、映画『切腹』のDVDを観ていました。

 寛永7年5月13日。
 安芸広島福島家元家臣・津雲半四郎と名乗る浪人が井伊家の江戸屋敷に現れる。
 半四郎は井伊家の家老に「仕官もままならず生活も苦しいのでこのまま生き恥を晒すよりは武士らしく潔く切腹したい。ついては屋敷の庭先を借りたい」と申し出る。
 井伊家では、先日に千々岩求女という若い浪人が「切腹をしたい」と申し出て井伊家の庭で切腹するという事案があった。
 井伊家の家老・勘解由はその時の事柄を半四郎に話すのだが……。

 監督は、小林正樹。
 出演者は、仲代達矢、石濱朗、岩下志麻、丹波哲郎、三島雅夫、中谷一郎、佐藤慶、稲葉義男、井川比佐志、武内亨、青木義朗、松村達雄、小林昭二、林孝一、五味勝雄、安住譲、富田仲次郎、天津七三郎、三國連太郎、田中謙三、中原伸、池田恒夫、宮城稔、門田高明、山本一郎、高杉玄、西田智、小宮山鉄朗、成田舟一郎、春日昇、倉新八、林健ニ、林章太郎、片岡市女蔵、小沢文也、竹本幸之佑、など。


 1962年の作品です。


 仲代達矢の表情が凄い。ほぼ無表情なのだけれども何とも言えない表情。でもって異様な迫力。
 多くの台詞で、述べている内容と本心が違う台詞となっているのだけれども、出演者の演技レベルが高いのでそれが強烈に伝わってきます。
 緊迫感が溢れていて話は二転三転します。
 素晴らしい時代劇でありましたよ。
 お勧めであります。





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