狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

沈黙は会話のなかの一つの偉大な技術である。

2017年09月23日 16時53分34秒 | 知人、友人に関する日記




 先日の事。

 お仕事が終わってたりらり~と歩いて帰っている途中で友人と会いました。否、遭いました。
 友人は遭って早々に私に「まりこの部屋に電話をかけて男と遊んでる芝居を続けてきたけれど……」と呟きました。
 おやおや?

 まずは「ごきげん如何?」と挨拶をせねばなりません。
 挨拶をした後に友人の呟きに対応しました。
 男と遊んでいる芝居をしていたのですか? 何故に?
 友人は私の質問を無視して「あの子もわりと忙しいようでそうそう付き合わせてもいられない……」と続けます。
 まりこさんはお仕事がお忙しそうですからねぇ。お仕事がお忙しいのは良いことです。
 「土曜でなけれりゃ、映画も早い」
 もしかしてカラオケに行きたいのですか?
 「ホテルのロビーもいつまでいられるわけもない」
 私は音痴なので歌いませんがカラオケに行きたいのならばお付き合いしますよ。
 「帰れるあてのあなたの部屋も受話器を外したままね。話し中」

 友人に何かがあったようです。
 何かがあったようなのですが友人は話す気がないようなので訊きませんでした。
 その夜は、ファミレスに入って中島みゆきの「悪女」の歌詞が如何に秀逸であるかを友人と二人で2時間に渡って討論いたしました。
 実に有意義な討論でありましたよ。


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