昨日の夜は、緑川ゆきの漫画『夏目友人帳』の第12巻を読んでいました。
ゆるゆると読んでいます。
夏目貴志は幼い頃に両親を失い、親戚に盥回しにされてきた。
幼い頃から妖が見える体質。だけど気味悪がられるので周囲にはそのことを隠している。
今は遠縁の藤原夫妻に引き取られて暮らしている。
彼は妖が見える彼は祖母の遺品の友人帳を持っている。
その友人帳は強力な妖力を持っていた祖母が妖怪達をいじめ負かして妖怪達の名前を奪ってその名前を書き留めた妖怪達との契約書だった。
名前を奪われた妖怪達は友人帳を持つ者に従わなければならない。
夏目は名前を取り返そうとする妖怪達に付きまとわれ、友人帳を奪って強大な力を得ようとする妖怪達から付け狙われて……。
異質な者とどのように関わるか、というお話。
妖は人の常識や倫理観とは全く違う常識や倫理観で動いている。
でも理解できる部分や共感できる部分もある……。
異質な者を拒絶するのかそれとも受け入れるのか?
二者択一ではない。
保留という選択肢もあるし住み分けという選択肢もある。
妥協もあるし容赦ない選択肢を取らなければならない時もある……。
さらに人との距離感の模索のお話でもあります。
自分を受け入れてくれる人と自分を受け入れてくれない人。
どのように人と関わっていくのか?
他者を理解するということはどういったことなのか?
他者と関わっていくということはどういったことなのか?
そんなお話です。
繊細でゆったりとしたお話。
描き方が優しいです。
今巻も面白かったですよ。
ゆるゆると続きを読んでいこうと思っております。
アニメも漫画も見ています。
熊本あたりが舞台だと記憶しており……
4月の地震には大変気を揉みました。
まだ、いろいろ大変でしょうが、息の長い支援をしていきたいですね。
わぁ。驚かせてすみませんです。
私、ゆるゆると読んでいるところで今、12巻目を読み終えたところなのです。
ロアッソ熊本の巻 誠一郎選手は大好きな選手なのです。
頑張って欲しいと思っているところなのでございます。