昨日の夜は、佐々大河の漫画『ふしぎの国のバード』の第6巻を読んでおりました。
明治の初頭。
英国人の冒険家であるイザベラ・バードは、横浜から蝦夷地を目指して旅の計画を立てた。
失われようとしている日本の風習や文化をその旅で書き留めて記録に残すことが彼女の目的。
彼女はパスポート発行の手続きを待つ間、通訳兼ガイド役を探す。
のだけれども……。
山形から秋田へ向かう道のりの過酷さから、脊椎の古傷が悪化して激しい痛みが襲いはじめる。
伊藤は旅の中断を申し出る。
しかし……。
19世紀に実在したイギリスの冒険家イザベラ・バードの著書『日本奥地紀行』を下敷きにした物語であります。
文化は簡単に失われていきます。
今はもうない日本の文化を英国人のイザベラの目を通して描いています。
この漫画を描くために資料を集めるのが大変だろうなあ。
明治初頭の日本の良いところと悪いところの両方が描かれています。
文明は人の生活を良くする方向に進んでいて無くなってしまったものもあるけれども明治初頭と比べて現代は簡単に人が死ななくなったと言えるのではないでしょうか。
面白かったですよ。
続きが楽しみです。
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