どのようにでも解釈できる文言を憲法の中に放置したままでいる。
この危険性を無視したままでいる。
立憲主義を唱える人達がこのような態度をとるのは摩訶不思議でありますよ?
戦力とは何か? その言葉をきっちり明瞭に端的に定義しないならば曖昧なままでいるならば、戦力ではないと述べつつ実質的には戦力を行使する余地を与えてしまう可能性があります。文民統制が上手くいかなくなる可能性が出てきます。
平和を唱える人達こそ文民統制がきちんとなされなければならないと考える人こそ、如何様にも解釈できる憲法の文言は問題視すべきです。
しかし何故か憲法を改正する話には反対します。言葉で縛っちゃえばよいのに。
それとも自衛隊を解散させるべきだと考えているのですかね? それならばはっきりと明瞭にそう言えばよいのに。
違憲だけれども当面は存続させる。というのは立憲主義からはもっと遠い考え方ですよ?
立憲主義を唱えているはずなのに、平和を唱えているはずなのに、文民統制がきちんとなされていなければならないと考えているはずなのに、何故か憲法の改正を考えることを拒否する。
これは矛盾していて実に摩訶不思議なことであると私には思えるのです。
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