『乱と灰色の世界』第３巻／入江亜季

　昨日の夜は、入江亜季の漫画『乱と灰色の世界』の第３巻を読んでいました。

　地方都市に暮らす漆間家。
　母親は強力な魔力を持つ魔女で、とある村で異界を封じる門の門番をしている。単身赴任中。
　父親は最愛の妻が単身赴任中の為、家事に苦労をしている。烏達・黒羽隊のお偉いさん。
　息子は我儘な妹の尻拭いが頭痛の種になっている。狼男。
　娘は転校してきた小学校でいじめに遭っている。魔法使いなのに。愛用のシューズを履くと大人になる。
　魔法使いの一家が隠れてささやかに暮らす。
　そんな一家のお話です。

　骸虫に取りつかれた影響で眠り続ける凰太郎を夢の中で助ける乱。
　発情期に入った陣と陣を慕う珊瑚の恋物語。
　家に帰ってきた母親の静。
　乱の魔法を見てしまった乱の同級生の日比。
　家の外で魔法を使ったことがバレそうで焦る乱。などなど。


　面白かったですよ。
　先生のたま緒様の出番はほんのちょっと。気になるお方であります。御活躍はまだ先なのでしょうか？

　続きが出ているので読んでみることにいたします。