昨日の夜は、五十嵐大介の漫画『ディザインズ』の第1巻を読んでいました。
武装した民族解放戦線の兵士達が跋扈する熱帯の密林で、民族解放戦線の兵士達が7日間で30人以上殺される。
死体を見た人物によると、傷跡は大型の動物による爪や牙の跡だった。
しかし、この密林には人を襲う大型の動物は存在しない……。
その密林で2名の傭兵がある人物の警護を依頼される。
待ち合わせの場所に現れたその人物は、ギリースーツを着て義足を付けているように見える女とギリースーツを着た2頭の猟犬を連れていた……。
SF漫画であります。
圧倒的な画力とイマジネーション。凄い……。
ただ、五十嵐大介の漫画は『魔女』を読んだことがあるのですが、『魔女』はイマジネーションの奔流のような漫画であったのに対してこの『ディザインズ』は分かりやすさが前面に出ています。
環世界の概念が面白いです。
動物達はそれぞれ人とは違う世界の認識の仕方をしている、という考えを漫画ならではの表現方法で見事に表現しています。
面白かったですよ。
続きが楽しみです。
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