
昨日の夜は、映画『Once Upon a Time in Hollywood』のDVDを観ていました。
かつてテレビの西部劇のスターとして名を馳せていた俳優リック・ダルトンは、変容しつつあるハリウッドの中で時代の流れに取り残されて、ドラマの悪役や単発企画へのゲスト出演の仕事しかまわってこなくなっていた。
リックの親友で専属スタントマンのクリフ・ブースは、過去に自身が起こした出演者とのトラブルもあって実質リックの世話係を務める毎日を送っていた。
そんな中、シエロ・ドライブにあるリック邸の隣に時代の寵児となりつつあった映画監督ロマン・ポランスキーと売り出し中の若手女優シャロン・テートの夫妻が引っ越してきていた……。
監督は、クエンティン・タランティーノ。
出演者は、レオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピット、マーゴット・ロビー、ラファル・ザビエルチャ、アル・パチーノ、ティモシー・オリファント、ジュリア・バターズ、ルーク・ペリー、ニコラス・ハモンド、マイク・モー、カート・ラッセル、ゾーイ・ベル、エミール・ハーシュ、ダミアン・ルイス、ドリーマ・ウォーカー、ルーマー・ウィリス、デイモン・ヘリマン、マーガレット・クアリー、オースティン・バトラー、ダコタ・ファニング、マディセン・ベイティ、マイキー・マディソンジェームズ・ランドリー・ヘーベルト、マヤ・ホーク、ビクトリア・ペドレッティ、シドニー・スウィーニー、ハーレイ・クイン・スミス、キャシディ・ヴィック・ハイス、ダニエル・ハリス、ブルース・ダーン、ロレンツァ・イッツォ、レベッカ・ゲイハート、スクート・マクネイリー、クリフトン・コリンズ・Jr、マルコ・ロドリゲス、スペンサー・ギャレット、クルー・ギャラガー、マーティン・コーヴ、マイケル・マドセン、ジェームズ・レマー、パーラ・ヘイニー=ジャーディン、トム・ハーティグ、オマー・ドゥーム、デビッド・スティーン、ケイト・バーラント、ブレンダ・ヴァッカロ、ダニエラ・ピック、モーリス・コンプト、リュー・テンプル、ヴィンセント・ラレスカ、コーリー・バートン、レイジ・スチュワート、クエンティン・タランティーノ、ウォルトン・ゴギンズ、ジェームズ・マースデン、ティム・ロス、など。
1969年にハリウッド女優シャロン・テートがカルト集団チャールズ・マンソン・ファミリーに殺害された事件を背景に、ハリウッド映画界を描いた作品なのであります。
私は元ネタを知らずに観ていたので、「クエンティン・タランティーノ様は程よくいかれた映画をまたしても作ったのだなぁ」と思いながら観ていたのです。
ハリウッドの様々な業界に敬意と愛を込めながら皮肉も込める。そして程よくいかれている。うむ。良いぞ良いぞ。と思いながら観ていたのです。
んで、観終わった後に元ネタのことを知って、驚きました。
元ネタを知ると、この映画の印象がガラッと変わりました。
物語を作るということはこういうことなのか……。
面白かったですよ。
楽しめました。
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