狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

ジャーマンアイリスその6。

2017年05月11日 21時04分20秒 | お花に関する日記




 本日5月11日は、コンスタンティノポリスがローマ帝国の首都となった日で、大津事件が起こった日で、3日前に破綻したオーストリア最大の銀行クレディット・アンシュタルトが取引を停止した日で、満州国とモンゴル人民共和国の間に軍事衝突が起こった日で、民間人1300人以上が乗った客船大洋丸が米潜水艦の雷撃により沈没した日で、連合国軍が京都御所を空襲した日で、ブエノスアイレスに潜伏していたアドルフ・アイヒマンがモサッドによって拉致された日で、松浦輝男・植村直己がエベレストに日本人で初登頂した日で、足尾鉱毒事件で公害等調整委員会の調停が成立して古河鉱業が初めて鉱毒事件の責任を認め被害者に補償金を支払った日で、無限連鎖講の防止に関する法律が施行された日です。

 本日の倉敷は晴れでありましたよ。
 最高気温は二十五度。最低気温は十六度でありました。
 明日は予報では倉敷は晴れのち曇りのち雨となっております。お出かけの際はお気を付けくださいませ。



 2017年5月8日の記事に間違ってジャーマンアイリスの写真を載せて菖蒲のお花と紹介していました。orz。
 申し訳ありません。上の写真に写っているのはジャーマンアイリスです。
 2017年5月8日の記事の写真は差し替えました。ご了承くださいませ。

 
 上の写真に写っているお花は、「ジャーマンアイリス」です。
 ジャーマンアイリスのお花に関しては、2016年5月14日の記事2015年5月8日の記事2014年4月27日の記事2012年5月5日の記事2009年5月7日の記事もよろしかったらご覧くださいませ。
 2016年と2015年と2014年と2012年と2009年のジャーマンアイリスのお花の記事です。

 ジャーマンアイリスのお花の花言葉は、「エキゾチックな人」です。

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この道は茨の道。しかし茨にもほのかに馨る花が咲く。あの花が好きだからこの道をゆこう。

2017年05月11日 20時37分29秒 | VSの日記



 狐  「本屋さんに寄っもよろしいですか?」
 友  「どうぞ。ところで君は一ヶ月にどれくらい本を買うのですか?」
 狐  「一ヶ月の本の購入予算は3万円です」
 友  「成程。ところであそこにベンツが停まっていますね」
 狐  「停まっていますね」
 友  「もし30年間、君が本を買わなかったらあれくらい買えるのですよ」
 狐  「メルセデス・ベンツとは1886年にドイツの技術者であるカール・ベンツによって創設された世界最古の自動車メーカーの一つである。1886年に世界初の自動車として初の特許を取得している」
 友  「……おい」
 狐  「当時は自動車の有用性に気が付く者はなく交通の主役である馬を怖がらせる邪魔者であった。そうした中でカール・ベンツの妻のベルタ・ベンツは」
 友  「おい。やめろ」
 狐  「夫の発明を世間に認めて欲しいと考えて1888年8月5日に夫が寝ている間に二人の息子と車に乗りマンハイムの町を出発した」
 友  「Wikipediaを丸暗記して暗唱するのはやめろ。この活字中毒者め」
 狐  「当時の道は舗装されておらず空気タイヤもまだ自転車用が発明されたばかりでその過酷さは余りあるものだった。ガソリンスタンドもなく薬局でシミ抜き用のベンジンを購入してそれを給油しながら旅を続けた」
 友  「頼むからやめて。私が悪かったです」
 狐  「やがて陽の暮れる頃。106km離れたプフォルツハイムの町に到着する。車の回りには人々が集まりベルタ達に賞賛の声を送った」
 友  「やめて。お願いだから。後生だから」
 狐  「その時の速度は当時の馬車なら10頭以上の馬を乗り換えなければならないほどのもので、この成功により夫の発明は知られるようになり妻は世界初の女性ドライバーとして自動車長距離旅行の歴史に名を残すことに……」
 友  「ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい」
 狐  「わかればよいのです」

 狐と友人は二人並んで本屋さんに向かった。


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See You Space Cowboy

2017年05月11日 18時19分50秒 | 曲名がタイトルの日記




 昨日の夜は、荒川弘・著、田中芳樹・原著の漫画『アルスラーン戦記』の第7巻を読んだ後に、アニメーション「カウボーイビバップ」のサウンドトラック集『COWBOY BEBOP SOUNDTRACK 3 - BLUE Soundtrack』を聞いていました。

 収録されているのは、
  1  BLUE
  2  WORDS THAT WE COULDN`T SAY
  3  AUTUMN IN GANYMEDE
  4  MUSHROOM HUNTING
  5  GO GO CACTUS MAN
  6  CHICKEN BONE
  7  THE REAL MAN
  8  N.Y.RUSH
  9  ADIEU
  10 CALL ME CALL ME
  11 AVE MARIA
  12 STELLA BY MOOR
  13 FLYING TEAPOT
  14 WO QUI NON COIN
  15 ROAD TO THE WEST
  16 FAREWELL BLUES
  17 See You Space Cowboy
 の17曲です。

 ロック、ジャズ、ドラムンベース、フレンチポップ、ブルース、等々バラエティーに富んでいるアルバムとなっています。
 素敵なアルバムでありますよ。
 昨晩は繰り返し聴いておりました。

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師に答えを求めるな! 教えを説く師は自分で答えを導き出したのだぞ! 学ぶ者よ、創造せよ!

2017年05月11日 18時19分31秒 | 知人、友人に関する日記


 昔々。狐の足がお師匠様の御宅へ段々繁くなった頃の事。


 ある日、お師匠様は突然、狐に向かって聞いた。
 「あなたは何でそうたびたび私のようなものの宅へやって來るのですか?」
 「何でといってそんな特別な意味はありません。――しかしお邪魔なのですか?」
 「邪魔だとはいいません」
 成程、迷惑という様子はお師匠様のどこにも見えなかった。
 狐はお師匠様の交際の範囲の極めて狭い事を知っていた。
 其の頃、お師匠様と親しくしているお方はほとんど二人か三人しかいないという事も知っていた。
 お師匠様と同郷のお方などには時たま座敷で同座する場合もあったが、何れのお方もみんな狐ほどにはお師匠様に親しみを持っていないように見受けられた。

 「私は淋しい人間です」とお師匠様がいった。「だからあなたの來て下さる事を喜んでいます。だから何故そう度々に來るのかといって聞いたのです」
 「それはまた何故なのです?」狐がそう聞き返した時、お師匠様は何も答えなかった。
 ただ狐の顔を見て「あなたは幾歳ですか?」といった。
 この問答は狐にとってすこぶる不得要領のものであった。しかし狐はその時其処まで押さずに帰ってしまった。

 それから四日と経たないうちに狐はまたお師匠様の御宅を訪問した。
 お師匠様は座敷へ出るや否や笑い出した。大爆笑であった。
 「また來ましたね」といった。
 「ええ來ましたよ」といって狐も笑った。
 狐は他の人からこう言われたらきっと癪に触ったろうと思う。
 しかしお師匠様にこういわれた時は、まるで反対であった。
 癪に触らないばかりでなくかえって愉快だった。

 「私は淋しい人間です」とお師匠様はその晩またこの間の言葉を繰り返した。「私は淋しい人間ですが事によるとあなたも淋しい人間じゃないですか? 私は淋しくっても年を取っているから動かずにいられるが、若いあなたはそうは行かないのでしょう? 動けるだけ動きたいのでしょう。動いて何かに打つかりたいのでしょう……」
 「私はちっとも淋しくはありません」
 「若いうちほど淋しいものはありません。それならなぜあなたはそうたびたび私の宅へ來るのですか」
 ここでもこの間の言葉がまたお師匠様の口から繰り返された。
 「あなたは私に会ってもおそらくまだ淋しい気がどこかでしているでしょう。私にはあなたの為にその淋しさを根元から引き抜いて上げるだけの力がないんだから。あなたは外の方を向いて今に手を広げなければならなくなります。今に私の宅の方へは足が向かなくなります」
 お師匠様はこういって淋しい笑い方をした。

 私のお師匠様は淋しがりぶりっ子である。
 きっと前世は兎であったに違いない。


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『アルスラーン戦記』第7巻/荒川弘・著、田中芳樹・原著

2017年05月11日 16時55分48秒 | 漫画・ゲームに関する日記





 昨日の夜は、荒川弘・著、田中芳樹・原著の漫画『アルスラーン戦記』の第7巻を読んでいました。


 大陸公路の強国・パルスの王都エクバターナが一神教イアルダボート教を奉じるルシタニアによって陥落する。
 パルス軍がルシタニア軍に大敗した第一次アトロパテネ会戦に従軍していたパルス国の王太子・アルスラーンは、ルシタニアの手から逃れ東の国境の要衝ペシャワールに辿り着く。

 ルシタニア軍に協力していた銀仮面の男がペシャワールに忍び込み、アルスラーンを狙う。しかし間一髪のところでダリューンらが駆けつけて事なきを得る。
 しかし万騎長バフマンが銀仮面卿を指して「その方を殺せばパルス王家の正当な血は絶えてしまう」と叫ぶ……。

 同じ頃、パルス南東に位置するシンドゥラ国の第二王子ラジェンドラがパルス国の混乱に乗じてペシャワール城塞を攻略すべく自ら兵を率いて攻めてきた……。



 貴種漂流譚で王太子アルスラーンの王国奪還の物語。

 原作はどこまで読んだのか忘れてしまいました。
 第2部の最初の頃までは読んでいるはず。
 でも第1部もかなり忘れているなあ。


 今巻も面白かったですよ。
 続きが楽しみです。

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