狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

山法師(ヤマボウシ)。

2014年05月24日 18時03分17秒 | お花に関する日記




 本日5月24日は、初の勅撰和歌集『続万葉集』に対し醍醐天皇が編纂し直すよう命じて改めて『古今和歌集』として編輯を行った日で、織田信長が越前の朝倉義景討伐のため3万騎を率いて京都を発った日で、豊臣秀吉による朝鮮出兵第一陣の小西行長らが釜山に上陸して文禄の役が始まった日で、豊臣秀頼が焼失した京都・方広寺を再建した日で、オランダ西インド会社がマンハッタンをインディアンから購入した日で、サミュエル・モールスが発明した電信装置と符号による初の長距離通信実験がワシントンD.C.-メリーランド州ボルチモア間で行われた日で、奴隷制度廃止運動家のジョン・ブラウンらが奴隷制度擁護派の5人を殺害した日で、地球の地殻深部を調べるコラ半島超深度掘削坑の掘削が開始された日で、アメリカとロシアが戦略的攻撃能力の削減に関する「モスクワ条約」に調印した日です。

 本日も倉敷は晴れていましたよ。
 最高気温は二十六度。最低気温は十四度でありました。
 明日は予報では倉敷は晴れたり曇ったりするとなっております。




 上の写真に写っているお花は、山法師(ヤマホウシ)です。
 ミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属の落葉高木です。

 学名は、Benthamidia japonica。
 英名は、Kousa Dogwood。
 別名に、山桑(やまぐわ)があります。

 山法師という名前は、お花の姿が比叡山延暦寺の山法師に似ていることからその名がつけられたそうです。



 原産地は、東アジア。
 開花時期は、5月から6月。




 山法師のお花の花言葉は、「友情」です。

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『リアル・シンデレラ』/姫野カオルコ

2014年05月24日 13時28分07秒 | 小説・本に関する日記





 昨日の夜は、姫野カオルコの小説『リアル・シンデレラ』を読んでいました。

 小さな編集プロダクションで働く「私」は、仕事で童話『シンデレラ』を調べている最中に「シンデレラって本当に幸せ?」と疑問を抱く。
 編集プロダクションの社長にその事を話してみると、倉島泉という全く無名の女性について長編ノンフィクションを書くよう命じられる。
 長野県諏訪市に生れ育った倉島泉という女性について、その女性の親族や友人や知り合いを調べていくと……。

 読み始めたら止まりませんでした。

 もし倉島泉という女性が私の身近にいても私のようなぼんくらはその真価を多分理解できない。
 そして倉島泉という女性のようには私はなれない。なりたいとは思うけど多分無理。

 世間一般で述べられている幸せや豊かさとは一線を画す幸せや豊かさ。
 それを押し付けるのではなくしなやかに描いています。
 倉島泉という女性の親族や友人や知り合いが語る倉島泉像はそのまま語る人を物語っていて幸せとは豊かさとは何かを読む者に問いかけます。

 ラストの章で判明する子供の頃に倉科泉が願った3つの願いの3つ目はぐっときました。

 面白かったですよ。
 堪能いたしました。
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