おりょうの万葉浴

おりょうの万葉浴展・ ギャラリー香・2017年12月  

万葉集巻第10・2179

2009-11-10 | 万葉集巻10
【朝露に にほひそめたる 秋山に しぐれな降りて あり渡るがね】

   人麻呂歌集


朝露で
色づき始めた
秋山に
しぐれさん
どうか降らないで下さいね
紅葉を
いつまでも
みていたいのです。。

私の家の【柿の木】がきれいな色に
染まって来ました。。
あぁ~
季節の移り変わりのはやいこと。。
いろいろなものが
高速回転してきたように感じるのですけれどお庭の【柿の木】さんも、同じ気持ちなのでしょうか。。
あとで
インタビューしてみますね。。



柿くへば 鐘が鳴るなり 法隆寺。。子規

里古りて 柿の木もたぬ 家もなし。。芭蕉

日あたりや 熟柿の如き 心地あり。。漱石

柿を食ひ をはるまで われ幸福に。。草城

柿ぬしや 梢はちかき 嵐山。。。去来

去来抄 柿を喰ひつつ 読む夜かな。。虚子


ありがとう於良




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