【 皆人( みなひと )の 笠( かさ )に縫( ぬ )ふといふ 有間菅( ありますげ ) ありて後( のち )にも 逢( あ )はむとそ思( おも )ふ 】 ひとが 笠に縫いつづるという 有間すげ あり ずっとこのまま &nb . . . 本文を読む
【 心合( こころあ )へば 相寝( あひぬ )るものを 小山田( をやまだ )の 鹿猪田守( ししだも )るごと 母し守( も )らすも 】 心さぇ ぁぃましたら ぃとしぃぁなたさまと ごぃっしょに ねむれます   . . . 本文を読む
【 海石榴市( つばきち )の 八十( やそ )の衢( ちまた )に 立ち平( なら )し 結びし紐( ひも )を 解( と )かまく惜( を )しも 】 奈良県桜井市金屋ぁたり 椿市の 八十の辻道で
歌垣をぃたしました とき &n . . . 本文を読む
【 十月( かみなづき ) しぐれの雨に 濡( ぬ )れつつか 君が行( ゆ )くらむ 宿( やど )か借( か )るらむ 】 初冬の 神無月 しぐれの
雨さまに ぬれて   . . . 本文を読む
【 八十梶( やそか )掛け 島隠( しまがく )りなば 我妹子( わぎもこ )が 留( と )まれと振らむ 袖( そで )見えじかも 】 たくさんの梶 漕ぎだし 船が 見えなくなったら &nb . . . 本文を読む
【 若( わか )の浦( うら )に 袖( そで )さへ濡( ぬ )れて 忘( わす )れ貝( がひ ) 拾( ひり )へど妹は 忘らえなくに 】 和歌山市和歌浦の 若の浦 袖まで 濡れて &n . . . 本文を読む
【 草枕( くさまくら ) 旅にし居( を )れば 刈( か )り薦( こも )の 乱れて妹に 恋( こ )ひぬ日はなし 】 草を枕に 旅にでてるょ こものくきは 水底のどろに ねっこをはってる &nbs . . . 本文を読む
【 今日( けふ )もかも 都なりせば 見まくり欲( ほ )り 西の御馬屋( みまや )の 外( と )に立てらまし 】 中臣朝臣宅守 今日でも 都にいたら 逢いたくて
右馬寮の
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【 み雪降る 越( こし )の大山( おほやま ) 行( ゆ )き過ぎて いづれの日にか 我( わ )が里を見む 】 雪さま( 写真 ) 舞ぅ 越の大山 とぉりすぎて &nbs . . . 本文を読む
【 白( しろ )たへの 我( あ )が衣手( ころもで )を 取り持ちて 斎( いは )へ我( わ )が背子( せこ ) 直( ただ )に逢ふまでに 】 娘子( おとめ ) まっ白な心 私の衣手
ぃとしぃぁなたさま ぉもちにな . . . 本文を読む
【 外( よそ )のみに 君を相見( あひみ )て 木綿畳( ゆふたたみ ) 手向( たむけ )の山を 明日( あす )か越え去( い )なむ 】 とぉくから ぃとしぃぁなたさま みるだけ 木綿でつくった敷物の たたみ たむけする峠 & . . . 本文を読む