おりょうの万葉浴

おりょうの万葉浴展・ ギャラリー香・2017年12月  

万葉集巻第12・2960

2016-07-31 | 万葉集巻12
【  うつせみの  現( うつ )し心( ごころ )も  我( あれ )はなし  妹を相見( あひみ )ずて  年の経( へ )ぬれば  】                ひとなみに    生きたここちも  私には    ないんだょ                                  あなたに                               逢えなくて    . . . 本文を読む

万葉集巻第12・2959

2016-07-30 | 万葉集巻12
【  現( うつつ )には  言( こと )も絶えたり  夢( いめ )にだに  継( つ )ぎて見えこそ  直( ただ )に逢ふまでに  】                 現実には    あなたの   たよりも     なくなったょ                                 夢のなか                              だけでも    . . . 本文を読む

万葉集巻第12・2941

2016-07-29 | 万葉集巻12
【  思( おも )ひ遣( や )る  たどきも我( われ )は  今はなし  妹( いも )に逢はずて  年( とし )の経( へ )ぬれば  】                  気をまぎらわす    手だても  私は    いまはないょ                                  あなたに                               逢わずに . . . 本文を読む

万葉集巻第12・2911

2016-07-28 | 万葉集巻12
【  人目多み  目こそ忍( しの )ぶれ  少なくも  心の中( うち )に  我( わ )が思( おも )はなくに  】                  人目が    ぉぉぃので  ぉ逢ぃ    できなぃですね                          心のなかでは                         ずっと                         . . . 本文を読む

万葉集巻第12・2910

2016-07-27 | 万葉集巻12
【  心には  千重( ちへ )に百重( ももへ )に  思へれど  人目を多み  妹に逢はぬかも  】               心のなかで  幾重にも    想っているんだょ                                           . . . 本文を読む

万葉集巻第8・1492

2016-07-26 | 万葉集巻8
【  君が家( いへ )の  花橘は  成りにけり  花なる時に  逢( あ )はましものを  】                                遊行女婦      ぃとしぃぁなたさまの    家の  花橘さま    もぅ       実になってしまぃましたね                         . . . 本文を読む

万葉集巻第12・2895

2016-07-25 | 万葉集巻12
【  人言( ひとごと )を  繁( しげ )み言痛( こちた )み  我妹子( わぎもこ )に  去( い )にし月より  いまだ逢はぬかも  】               ひとの言霊  たくさん    ぅけぃれ                                     & . . . 本文を読む

万葉集巻第12・2894

2016-07-24 | 万葉集巻12
【  聞きしより  物を思へば  我( あ )が胸は  割( わ )れて砕( くだ )けて  利心( とごころ )もなし  】                 言霊を聞いてから    ずっと  物思い    していたんだょ                                  &nbs . . . 本文を読む

万葉集巻第12・2892

2016-07-23 | 万葉集巻12
【  思( おも )ひ遣( や )る  すべのたどきも  我( われ )はなし  逢( あ )はずてまねく  月の経( へ )ぬれば  】                 気をまぎらわす    ほぅほぅも  とんと    わからないょ                                 あなたと                              逢えなくて     . . . 本文を読む

万葉集巻第12・2879

2016-07-22 | 万葉集巻12
【  み空行( ゆ )く  名の惜( を )しけくも  我( あれ )はなし  逢( あ )はぬ日まねく  年の経( へ )ぬれば  】                 空いっぱいに    ひろがりゆくね   名のおしさは      なんにもないょ                                . . . 本文を読む

万葉集巻第8・1488

2016-07-21 | 万葉集巻8
【  いづくには  鳴きもしにけむ  ほととぎす  我家( わぎへ )の里に  今日( けふ )のみそ鳴く  】                                大伴家持      どこかでは    もう  鳴きも    しただろうに      ほととぎすが                           . . . 本文を読む

万葉集巻第8・1487

2016-07-20 | 万葉集巻8
【  ほととぎす  思はずありき  木( こ )の暗( くれ )の  かくなるまでに  なにか来鳴( きな )かぬ  】                               大伴家持     ほととぎすょ  おもいも    しなかったょ                                  . . . 本文を読む

万葉集巻第12・2875

2016-07-19 | 万葉集巻12
【  天地( あめつち )に  少し至らぬ  ますらをと  思( おも )ひし我( われ )や  男心( をごころ )もなき  】                天地に   すこしおよばないけど  つよく    どうどうとした     りっぱな男だょ                               なのに私は                              恋 . . . 本文を読む