誘われてみてきました
「映画源氏物語、千年の謎!」
とってもきれいな映像でした、紫式部ということで衣装も紫系が多いのか?
私の好きな日本の紫です。
東山紀之くんが藤原道長の役。紫式部の役は中谷美紀さん、源氏は生田斗真さん。
道長訳の東山君は姿、かたち、振る舞い所作、話方から貴族としてきまっていて、素敵でした。
彼が源氏でもいいのでは・・・と思うくらいです。少年隊で、歌って踊るジャニーズから、
こんな素敵な俳優さんになったんだな～って
改めて目からハートを飛ばしてました。
女性陣では六条の御息所をした、田中麗奈さんがよかった！。びっくりしました
気ぐらいも身分も高く、教養の高い貴族女性が源氏を愛して。
女性遍歴を繰り返す源氏に嫉妬のあまり生霊となり、その相手を殺してしまう。
あのかわいい顔で生霊なり、その苦しみを演じるので、もう背筋がぞくぞくしてしまいます。
どういうわけか陰陽師安倍清明がでるのですが、
やっぱり摩訶不思議な陰陽道を駆使する声明役には野村萬歳さんの右に出る人はありません、体重の移動の仕方が違うのですね～
萬歳さんはおへその位置がが歩いても、走っても一定です。今の若者は上下に揺れるんです。ね所作の美しさが違います。
それ紫と式部以外女性陣は平安美人を想わせる丸顔の方ばかり、監督もそういうキャスティングしたのでしょうが・・
みっちゃんが気に入らないのは、やんごとなきかたたちの話方は間と抑揚が違います。
そこが男性陣はうまくこなしてるのにこのお姫様たち・・・
もっと今の天皇様、皇后さまといわないけれど、普通のご家庭出身の紀子様を
研究遊ばせ!っていいたくなりました。
でも一番抵抗があったのは、
濡れ場シーンです。
女性が「あれ～」といいムリムリ!!というパターン。
そしてしつこく着物の帯などを解く音まで入り、そういうシーンが長い！！
なんかみっちゃんはお子様志向が強いので、もう少しエレガントな雰囲気を出してほしかったな～
こんなこと、いちゃあいけなかもしれないけれど。男性向けの劇画見てるんじゃないものね＾って。
マア原作通りなんですが・・
でも私の好きな頭の中将らによる「雨夜の品定め」の檀なんかでてこないから、
突然夕顔さんが出てきて、わけわからないという人もいるんでないかな～
原作が無理なら、漫画、「あさきゆめみし」をご覧になるといいですよ。
うまくできてますよ。あのマンガ・・
この映画は好き嫌いが分かれるのでないかしら、
隣のおじいちゃんははつぶつという感じで、途中で出て行ってしまいました。
私も気持ちは理解できましたもの
でも一見の価値はありますよ。大画面のほうがDVDよりむいてます。
それなりに面白いよねといいながら帰ってきました。
読んでくださってありがとう。
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