今年も運良く、帝国劇場で「Endless SHOCK」を観る事が出来ました。
15周年という事で、劇場全体がアニバーサリー仕様になっていて、皆さんが写真を撮っておられたので、私もチャレンジしたけれど、人を入れないで撮るのが難しくてボケボケ。
でも、本当に毎年、チケット争奪戦が大変で、2000年の初演からずっと、観続けてこられたのは運が良かったとしか言えないかもとちょっと感慨にふけってしまった。
最初の頃は本当に一人で頑張っていたチケット取りも最近は知り合いからお誘いいただく事もあったりしてありがたい限りですけど、やはり、毎年、ドキドキもの。今年は一人で頑張りましたから。
2015年版の舞台です。
自分で観る前に情報を入れるかどうかいつも迷うのですが、結局、気になって、ネットで情報入れてしまうのが常で、今年も同様でした。
(以下、ネタバレありますのでご注意を)
一番の変更点は一般的にはジャパネスク前の楽屋でのコウイチとヤラの言い争い場面のセリフが歌に変わってた事なんだろうと思いますが、私的には、大好きな「アメリカ」が無くなってた事。
本当に大好きな場面で、毎年、ガン観してましたから、(特に歌い出しの振り付けの指先の美しさが好き)、新しい曲も良いと思うのですが、私、心が狭いのでまだ、受け入れられてないのは事実。ちょっと歌詞が聞き取れない部分があったりしたのもマイナス。
2~3回観たら慣れるかもしれないですけどね・・・。
逆にジャングルの場面はニューバージョンの方がすっきりとした動きで好きです。
で、ジャパネスク前の言い争い場面ですが、重要な場面なのはすごくわかるのですが、ここだけセリフが歌になると・・・。
もちろん、歌もセリフだし、セリフも歌なのだけど、この作品の中で直接に気持ちを歌で相手に対して言う場面が他にないので良い部分と違和感と半々でした。
この他にこれまでオープニングには登場しなかったリカが登場したり、ジャパネスクでちょっと驚くアクロバット的な場面があったりするなど、演出面の変更はかなり多かったですね。
出演者の変更が大きかったのも演出変更に影響しているのかもしれないですけどね。
その出演者の変更なんですが、私の中では前田美波里さんのオーナー復帰はかなり嬉しい変更の一つ。
スマートで品があって、愛に溢れる美波里さんのオーナー大好きでしたから、歌う場面が増えた現在の演出にも是非出演して欲しいなと思っていました。
その娘のリカ役は宮澤エマさん。
お名前とお血筋の事は聞い事があったのですが、舞台を拝見したのは初めて。
歌はしっかりとしているというのは聞いていたのですが、経験がほとんどゼロというダンスもかなり頑張っておられると思います。
指先の動きなどは綺麗なので、この先、もっと良くなるのではないでしょうか。
ただ、セリフがあまりにハキハキしていて良いと思える部分と微妙と思える部分があったのはちょっと残念でした。
まだ、始まったばかりなので、まだまだ変化されるでしょう。
今回ライバルチームに初めて入られたジャニーズの3人の方々。
ジャニーズに詳しくない私は、ごめんなさい、全く、知らなかったし、見分けがつきません。
舞台上で役名を呼ばれる事がないのも見分けがつかない一因かもと言い訳しておきます。
色々、スキルの面では足りない部分もあるでしょうけど、皆さん、前向きに頑張っておられる姿が役柄にも通じているので、すべてがこれからの糧になって成長して行かれると思います。
まだ、少し遠慮している所もあるかもなので、少しづつ前に進んでください。
これまでも初参加の方が、2、3回と観るうちにどんどん良くなっていかれるのを観ていますので期待してます。
そしてこの15年間ずっと中心で輝き続けてこられた堂本光一さん。
常に自分と戦い、良い舞台を作る努力を惜しまない姿に心から拍手を送りたいと思いました。
本当に素晴らしい舞台でした。素晴らしいという言葉しか出て来ないのが申し訳ないくらいです。
他にも色々、書きたい事もあるのですが、かなり書き散らかした状態になっているのでこの辺りでおさめたいと思います。
最後に一つだけ。今回の公演の中で一番ハッとしたのは屋良さんのリチャード。
何がどう変わったのかは良くわかならないのですが、何だかすごくしっくりきて、光一さんとのリチャードの場面が凄く良かったです。
今年のチケ争奪戦もかなり頑張って電話をかけたので、3月も観劇できます。
実はこの電話予約の時、今年は奇跡的に10時と同時に電話が繋がったのです。
自分でも信じられなかったですが、これはもう千秋楽を取りたいと即座に決めて取る事ができました。
でも、千秋楽は出演者のファンの方々にとって特別なものである事は長年舞台を観ている私は充分承知していますので、席種はA席にしました。
出演者のファンの皆様には作品のファンの私が千秋楽の客席に混ざってしまって申し訳ないですが、1度入ってみたかったのでお許し下さいませ。
精一杯拍手させていただきます。