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つまがリズム

きままな、ひとりごと

世界を揺さぶる除草剤訴訟 2

2018年09月09日 | 日記・エッセイ・コラム
平成30年9月9日(日)

≪世界を揺さぶる除草剤訴訟≫ 2
米モンサント社が販売する「ラウンドアップ」に発がん性が認められる評決が出された。

「発がん性」という国民が知るべき事実が、
権威ある科学者や政府、マスコミによって、これまで隠ぺいされてきたことが
明らかになってきている。

モンサント社は、これを不服として上告すると思われるものの、
流れが変わった。
それはなぜか、が興味あって・・・

モンサント社が6月にドイツ・バイエル社に買収された事が関係あるのだろうか・・・

それとも、ヒトとしての自浄作用なのだろうか・・・

などと考えているのです。


世界を揺さぶる除草剤訴訟 1

2018年09月09日 | 日記・エッセイ・コラム
平成30年9月9日(日)

≪世界を揺さぶる除草剤訴訟≫ 1
米モンサント社が販売する「ラウンドアップ」は強力な除草剤で
同社はラウンドアップに耐性のある遺伝子組換した種子の販売も行っている。
農家は、この種子をまき、途中で生えてきた雑草はラウンドアップで枯らすので
大いに手間が省けると世界中で驚異的ベストセラー商品となっている。
一方、ラウンドアップの主成分「グリホサート」に発がん性があるのではないかとは
かねがね噂されてきた。

ラウンドアップは遺伝子組換え作物の育成時に必ず使用される。
加工食品の9割に遺伝子組換え作物が使われているのに成分表示がない米国では、
国民がグリホサートを避けることは極めて難しい。
全米各地で成分表示を求める運動があるが、実現しないのは行政が企業側についているから。
1970年代後半以降の歴代全ての政権は「グリホサートと遺伝子組換え食品は人体にとって安全」
という姿勢を貫いてきた。

ここにきて流れが変わった。
8月10日、カリフォルニア州の陪審員裁判で、モンサント社の有罪判決となった。
その裁判でモンサント社の体質が暴露された。
発がん性実験結果の隠蔽や専門家科学証言のウソやそれに対する巨額謝礼の数々が
明らかになってきている。

イギリスでは大手ホームセンターがグリホサート製品の撤去の検討を始めた。
米国ではマスコミがモンサント社批判は解禁されたとばかりに
この評決を全国ネットで流し始めた。