政府はパラリンピックを強行開催することで数千人の都民を殺しにかかっているかも知れませんが、それでもなお東京都民は団結して必ずこの第5波を終わらせるでしょう。 都民はおおむね、今の内閣よりも賢明です。
①δ株は、今のところロックダウン+大量検査以外で収束に持ち込んだ国は無いはずで、世界最悪急のエピデミックを起こしながらロックダウン無しで本邦が制御できるかというと無理と思います。
②10月までに接種完了率50%前後でしょうね。 10月末で良くて接種完了60%程度です。 希望者が成人の7割としてその8割なら56%ですから、まぁ妥当でしょう。 今の合衆国をみれば分かりますが、医療への負荷は当初はマシになりますが、結局ウイルスに圧倒されて余り変わりません。
③なお、5月以降の接種実績は優秀と思います。 しかし、公平性は完全に壊れており、社会を守る為に接種を優先すべき層は接種から漏れています。
④大阪市の検査は既に飽和し、日毎新規感染者数統計も崩壊したと考えられます。 4月第4波での検査飽和、統計崩壊と全く同じ水準であり大阪市は、4月5月の教訓を全く活かしていません。 第4波では40日前後検査飽和、統計崩壊が大阪市から大阪府全域に波及しました。 大阪維新翼賛主義の結果です。
⑤たいへんなことになるぞ。8/14
(8/13 前大戦で日本軍は、過去の行動を必ず踏襲し、負けても失敗しても行動が変わらないので作戦がきわめて読みやすく、チョロいというのが合衆国の分析であった。 今もそれを踏襲している。α株には介入で7000人死亡であったが、超強力δ株にも同じ対応を中途半端に行い、大破綻。 僕はそれを読んできている。)
⑥アフガニスタン情勢は、英語だがアルジャジーラが一番ましだろう。 無料24時間だし。8/14
タリバンの実像も、日本のメディアが報じてきたものとはずいぶん違うのだろう。
(suna1)日本医師会は検査の意義を早期から非常に明確に指摘していた。 検査抑制論に嵌まった専門家や医療者は、その後も検査抑制的な言説をことあるごとに撒き、それがいちいち日本の防疫の足を引っ張った。 未だに公にそれを撤回できた検査抑制論者はわずかである。 今こそ勇気を持って検査拡充すべき。
(suna2)救急医療が崩壊しても首相がロックダウンすら否定する国で次に起こるのは止まってはいけない分野が止まっていくということ。金融、官公庁、通信、防衛、発送電、原子力、鉄道、物流とかね。 そもそも医療は代表的なミッションクリティカル分野なので、崩壊を放置すれば終わりが連鎖するだけなのよね。
(suna3)そういうところはBCP(事業継続計画)をきっちり作って職域接種やリモートワークも推進してるから大丈夫とか思うでしょ? でも実際はモノがないと何もできなくて、そのモノを高度に保守できるのは、現場を熟知した孫請け非孫請けでワクチンもリモートもできてない少数の熟練スタッフだったりするのよね。
(suna4)ウイルスは人間の社会の壊れてはいけない所なんてお構いなしに広がるから、拡大を放置してれば、いずれは壊れてはいけないところにまで広がっていく。 救急医療という、壊れてはいけない代表的な所が壊れた時点で、政府は事態の深刻さに気付くべきだった。未だにパラの観客有無でしょ?もう無理だよ。
(suna5)無理なのは政府の無能さの話ね。 日本社会としてはやれることはまだたくさんある。 大切なのは「成功した国の」したことを徹底的に真似することだ。 ・高性能マスクの徹底 ・ロックダウンで感染者数を大きく減らす ・大規模簡易病院で家庭内感染を減らす ・潤沢な検査隔離体制で的を絞る ・無能を切る
(suna6)無能の指標は割とかんたん。 その時点のデータで断言してはいけないことを断言して、なおかつ一切訂正も謝罪もせずにそれを固持している奴。 ・コロナ風邪論 ・検査抑制論 ・空気感染軽視論、マスク不要論 ・ウィズコロナ論 ・ロックダウン無意味論 ・K値、弱毒化、ピークアウト、死者数増えない 等々
(suna7)日本が不運だったのは、コロナ対策の事実上の指揮を取る官邸が、これらを撒く論者を招き入れた上に染まって固持してしまっている事。 狂信には、徹底した論理とデータで、あるべき姿をこれでもかというほど見せ続けるしかない。 本来はそういう場が国会なんだけどね。それすら開かない与党に先は無い。