くもり空の下で……

アルコールとギャンブル。依存症からの回復と成長を目指しながらの日々の雑感を発信。趣味の渓流釣りなども公開しています。

風任せ

2017-10-28 22:55:43 | 日記
風任せ。


これって結構大事かもしれません。



先日、ある会社へ面接に行ったけれど、10日も経ってからようやく連絡があり、残念ながら不採用………


結構凹みましてね。


これはもしや、またずるずるとこのイヤな感じを引きずってしまうのかな?オレは………
などと思っていたりしたんですけどね。


そんなときに、なんとなくスマホで求人情報を見ておりましたら、
『お!ここいいかも。』
と思う会社をまた見つけましたよ。





で、
今回はハロワを通さず、直にその会社へ面接の申し込みの電話をしてみました。
幸い、事前の書類選考などは無い会社でしたので、すぐにでも面接していただけるのことで、来週にまた面接に行ってまいります。

いつもの私なら

『また不採用になったらイヤだな………
しばらくは様子を見ることにして、今回は止めておくか。』


……などと考え、なかなか次の行動までには時間がかかるのですが、なんとなくその「どうしようかモヤモヤ考えている時間」がもったいなく感じ、またそのモヤモヤ感を早く取り去りたかったので、


半ばヤケクソ………
……というよりは、風任せと言ったような感じでしょうか。



イロイロと考えに考え抜いて、ハロワを通じて面接まで漕ぎ着けた会社であったとしても、採用してもらえなければなんにもなりません。
仮にもし採用してもらえたとしても、その会社で続けてゆくことができるのかどうかも入社してみなければ分かりません。

だったら風任せもアリなのかなぁ………なんて思ったりもします。


採用してもらえたなら、そこでやれるだけのことをするだけ。落ちたら落ちたで、また考えればいいさ。
命まで取られるわけじゃないし。



最近はそんなふうに考えられるようになってきました。
日々、イロイロと書いてはおりますが、私は普通の人よりも、メンタル面において人一倍弱いことぐらいは自覚しているつもりです。
だからこそ、全てを考えに考え抜く方法よりも、風任せな人生もまたいいかも、と思ったりもします。

でも、いくら風任せといっても、あまりに無計画では、周りにまた心配や迷惑ををかけてしまいます。

無計画と風任せは似ているようでいて別物です。いつも無計画な状態では、ちょうどよい風が自分に吹いてきたとしても、慌ててその風に乗ることはできません。

「いい風でも吹いてこないかなぁ……」

と、常にからだと心の準備をしておくことは大事なことです。
もしかしたら逆風かもしれませんし、追い風なのかもしれません。



風はきまぐれですから。



来週も天気はあまりよくありませんが、私にとっていい風が吹いてくれることを期待して待つことにしましょうか。





また結果はご報告いたします。










埋め合わせについて

2017-10-28 02:42:42 | 日記
ステップ八
私たちが傷つけたすべての人の表を作り、その人たち全員に進んで埋め合わせをしようとする気持ちになった。


ステップ九
その人たちやほかの人を傷つけない限り、機会あるたびに、その人たちに直接埋め合わせをした。




私のブログの中で、度々出てくるこの埋め合わせという言葉。
実はこれには深い意味があります。

私がこのブログで書いているときには「埋め合わせ(謝罪)」と表現しておりますが、実のところ「埋め合わせ」と「謝罪」では意味が少し異なります。

ではなぜ、私はこの「埋め合わせ(謝罪)」という表現を使っているかと申しますと、このブログはAAやGA、又はその他の12ステップグループに通っている仲間も見てくれているとは思いますが、それ以外の方々、「AA、GAって何ぞや?」と思われている方々にも分かりやすく表現するために、「埋め合わせ=謝罪」のような表現をしております。



ですが、埋め合わせの本来の意味としては「遺憾の意」というのが一番正しい使い方ではないかと私は思っておりますので、敢えて今回記事にしてみました。


「謝罪」というと、どことなく「申し訳ありません」とか「謝る」……という意味を連想しますが、「埋め合わせ」は本来、ただ謝るだけのものとは違います。



「埋め合わせ」の本来の意味は遺憾の意(残念である)を表すものです。


【謝罪を例にした場合】
「いやー、あの頃はホントに申し訳ありませんでした。謝ります。」

……と、一方的に自分の非だけを詫びることのようにも感じます。
それと比べ、埋め合わせ(遺憾の意)を表した場合は、


【埋め合わせを例にした場合】
「いやー、あの頃はホントにアナタには残念な思いをさせてしまいました。」

とか、または

「いやー、あの頃のことはホントに私自身も残念でなりません。」

これだと、どちら側にも非があり、お互いを許そうという気持ちの表れのようにも感じ取れます。





ちょっとしたニュアンスの違いだけのようにも感じますが、気移りしがちで自己中なアル中、ギャンブル中は「謝罪」という言葉を嫌います。なのでこのような「埋め合わせ」という言葉をビッグブック(書籍アルコホーリクス・アノニマス)では使っています。




ま、私個人としては、

「なんだよ "埋め合わせ"って?
謝罪でいいんじゃねーの?
どっちでもいいよ。」


とも思いますが、この「埋め合わせ」という表現を100年近く使ってきているAAの伝統には逆らえません
(-_-)💧



日本語って難しいわ。



でも、このブログの中では誰が見てくれているのか分かりませんので、これからも「埋め合わせ(謝罪)」と書いていこうと思っております😁

マニアックな12&12、伝統フェチの方。
ごめんなさい、(謝罪)しますm(__)m