くもり空の下で……

アルコールとギャンブル。依存症からの回復と成長を目指しながらの日々の雑感を発信。趣味の渓流釣りなども公開しています。

埋め合わせについて

2017-10-28 02:42:42 | 日記
ステップ八
私たちが傷つけたすべての人の表を作り、その人たち全員に進んで埋め合わせをしようとする気持ちになった。


ステップ九
その人たちやほかの人を傷つけない限り、機会あるたびに、その人たちに直接埋め合わせをした。




私のブログの中で、度々出てくるこの埋め合わせという言葉。
実はこれには深い意味があります。

私がこのブログで書いているときには「埋め合わせ(謝罪)」と表現しておりますが、実のところ「埋め合わせ」と「謝罪」では意味が少し異なります。

ではなぜ、私はこの「埋め合わせ(謝罪)」という表現を使っているかと申しますと、このブログはAAやGA、又はその他の12ステップグループに通っている仲間も見てくれているとは思いますが、それ以外の方々、「AA、GAって何ぞや?」と思われている方々にも分かりやすく表現するために、「埋め合わせ=謝罪」のような表現をしております。



ですが、埋め合わせの本来の意味としては「遺憾の意」というのが一番正しい使い方ではないかと私は思っておりますので、敢えて今回記事にしてみました。


「謝罪」というと、どことなく「申し訳ありません」とか「謝る」……という意味を連想しますが、「埋め合わせ」は本来、ただ謝るだけのものとは違います。



「埋め合わせ」の本来の意味は遺憾の意(残念である)を表すものです。


【謝罪を例にした場合】
「いやー、あの頃はホントに申し訳ありませんでした。謝ります。」

……と、一方的に自分の非だけを詫びることのようにも感じます。
それと比べ、埋め合わせ(遺憾の意)を表した場合は、


【埋め合わせを例にした場合】
「いやー、あの頃はホントにアナタには残念な思いをさせてしまいました。」

とか、または

「いやー、あの頃のことはホントに私自身も残念でなりません。」

これだと、どちら側にも非があり、お互いを許そうという気持ちの表れのようにも感じ取れます。





ちょっとしたニュアンスの違いだけのようにも感じますが、気移りしがちで自己中なアル中、ギャンブル中は「謝罪」という言葉を嫌います。なのでこのような「埋め合わせ」という言葉をビッグブック(書籍アルコホーリクス・アノニマス)では使っています。




ま、私個人としては、

「なんだよ "埋め合わせ"って?
謝罪でいいんじゃねーの?
どっちでもいいよ。」


とも思いますが、この「埋め合わせ」という表現を100年近く使ってきているAAの伝統には逆らえません
(-_-)💧



日本語って難しいわ。



でも、このブログの中では誰が見てくれているのか分かりませんので、これからも「埋め合わせ(謝罪)」と書いていこうと思っております😁

マニアックな12&12、伝統フェチの方。
ごめんなさい、(謝罪)しますm(__)m















最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。