くもり空の下で……

アルコールとギャンブル。依存症からの回復と成長を目指しながらの日々の雑感を発信。趣味の渓流釣りなども公開しています。

二次的感情(情動)リアル版

2017-10-23 20:20:11 | 日記
さっき、先日面接へ行ってきた会社から電話がありました。



『えーと………
○○さん。ウチは化学薬品、有機溶剤などを多く扱う仕事なので、○○さんの体調、肝臓などをまた壊しちゃいけないので、今回は不採用ということで。』



………とのこと。
なんとなく歯切れの悪い口調。





『そうですか……………
わかりました。
私の身体のことまで気を使っていただき、ありがとうございます。』


………と言ってから電話を切った。





面接から10日ほど経ってから、ようやくの連絡だった。
いつもなら大体、採否に関わらず2~3日ほどで連絡が来るはずだと思っていた。
けれど今回はやけに待ってからの連絡だったので、『ダメかな……』と思いつつも少しの期待は持っていた。


正直ショックだ…………






ま、仕方がない、次、次✊………と割りきりたいが、そうできない自分もいる。。。






「自分の思考パターンを観察する。」

自分への復習を兼ねながら、こんな記事を掲載している最中に、まさかリアルに自分の気持ちを落ち着かせる手段として使うことになるとは………
( ̄▽ ̄;)ハハ



面接してくれた方、またはその会社の社長はホントに私の身体のことを気遣ってくれていたのかもしれないけれど、私の中の二次的感情(情動)はこう言い出している。



「さんざん待ったのに、コレかよ。
身体のこと?ホントかよ?
他にあるんじゃねーの?不採用の理由は。」




…………と。





よせばいいのに

・過去
・未来
・思い込み
・信念

などを考えだし、

「何が原因だったんだろう。
学歴か?(過去)
職歴?(過去)
もしかしたら精神科にいたことがバレたのか?(思い込み)
これから何社落ちるんだろう……(思い込み、未来)」

……などの思考を巡らせてしまう。
もしかしたら、すべてが思い込みかもしれないのに。







皆さんはどうか、私のように二次的感情(情動)に振り回されないようにしましょう。





ま、それに自分で気付いただけでも今回は良しとするか
( ̄▽ ̄;)ハハ
そんな自分を観察する………か。





縁がなかっただけ。
ネガティブな思考ばかりを拡げてもみても、何も良いことないよな。





さぁ次、次~✊

自分の思考パターンを観察する②

2017-10-23 10:19:52 | 日記



「思考」が怒りを刺激し、維持し、増大させる。

怒りと関連した「思考」をどのように扱えばいいのか?






①のつづき




2】 二次的感情(情動)

基本的情動の後に生じる。
基本的感情(情動)とは違い、複雑な構造をもつ。
多くは、特別な思考が関わっている。もともと備わっているのではなく、後天的な反応である。

二次的感情(情動)に影響する思考
特別な思考フィルター
・過去
・未来
・思い込み
・信念

基本的感情(情動)に比べて持続時間が長く、程度も大きくなりやすい。

複雑で不快であり、衝動的な行動によって対処することが多い。




二次的感情(情動)へ移行しないように、何ができるか?




セルフモニタリング
☆怒りを刺激し、維持し、増大させ、行動として現れる前に、その時の「感覚」や「思考」に気付く
→思考内容は変えづらい
→気付いて、観察し続けることが重要
→セルフモニタリングはファーストステップ

自分の状態に気付かないと修正しづらい。




感情(情動)の流れ
☆個人差はあるが、生じた情動は状況や時間とともに必ず変化する性質がある。

☆ある情動は、永遠に続くことはない。
注意!→さらにカフェインで興奮していたり、十分に食事を摂れていなかったりすれば、ますます情動のコントロールは難しくなる。



感情(情動)の流れは、海の潮流のように変化して、決して止まることはない

☆感情的になったとき、情動に翻弄されているとき、「この感情は永遠に続くことはない」という事実を忘れていると、衝動的な行動をとってしまうかもしれない。
☆「こんな感情や気分も、じきに去ってしまうだろう。」と言い聞かせることができれば、より効果的に感情と付き合っていくことができるかもしれない。

ポジティブな感情や心地よい感情とまったく同じように、苦痛もまた、いつかは終わる。ポジティブな感情であれ、ネガティブな感情であれ、決して永遠には続きはしない。

常にいい気分でいたいと誰でも望むものではあるが、しかし、それは道理に合わず、現実的ではない。

一日のうちに夜も昼もあるのと同じように、悲しいときもあれば、嬉しいときもある。五感を通じて情報を受容することにより、脳の特定部位は感情を感じるようになる。
これに感情の生物学的要因が加わり、誰もが苦しみと喜びの双方を経験する。




次回は具体的な傾向と対策について考えていきたいと思います。


③へつづく