高橋のブログ

不定期に..

フルトヴェングラーの指揮ではなかったグリーグのPコン(ギーゼキング)

2011-10-16 16:10:40 | 日記
うだいぶ前に買ったCDです。

当初は、フルトヴェングラーがグリーグを指揮している!と驚いて飛びつき買いをしましたが、
その後、すぐにこれはヘーガー(オペラ録音が多い指揮者)の指揮と知って、がっかりして
未開封のまま。ヘーガーさんには申し訳ないのですが。

ようやく、先ほど開封(何年間、CD棚に眠っていたことか..)


確かに、多くのCDで聴かれる、加速・減速といったテンポの揺れが殆どありません。
音の強弱も激しくない。協奏曲でもフルトヴェングラー節は随所にありましたから。

グリーグのこの曲、もしフルトヴェングラーだったら、フィナーレのラストは
もっと鬼気迫る、あるいは壮大な解釈だったと思います(^^;。


ギーゼキングも安心して?弾いているようにも思えます。


フルトヴェングラー指揮と記載されながら、実はそうではなかったという録音は
「新世界から」を始め、いくつか存在していますね。


フルトヴェングラーと北欧といえば、ストックホルムフィルといくつかの録音、
それからシベリウスの録音も僅かながら存在します。

「エン・サガ」なんか、非常に印象的な演奏です。

シベリウスの交響曲第2番、第7番はフルトヴェングラーのレパートリーにも入っていたようですが、
録音が残っていないのが残念です。


カップリングは、ハンセンとのベートーヴェン第4協奏曲。大変有名な演奏録音で、
私も他のCDでも持っています。これは、まさにフルトヴェングラーの指揮そのものです。
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