クラシック音楽愛好家だったドイツ人のご遺族からいただいたCDから、今回はアラウが弾くブラームスのピアノ協奏曲第1番を鑑賞した。
数あるピアノ協奏曲群の中でも特に好きな曲だ(ラフマニノフの第3協奏曲と同じくらい)。
アラウの25枚組セットだ。娘が必死に?今回の一時帰国時に持ってきてくれた。アラウでは確か80枚組とかのCDも出たような気がする。
私はアラウを今まで熱心に聴いてこなかったが、この機会にこの25枚組をじっくり聴いていこうと思う(全25枚の鑑賞を終えるのはいつになるか?)。
アラウはこの曲を3回録音したようだ。今回のハイティンクとの共演が3回目。この曲というと重厚!嵐の中!!というイメージが私には強いが、
今回の演奏は何となく枯れた味わいというか、そんな印象。染み入る演奏。でもブラームスの若き二十代の作品なんですよね。
ツィメルマンが小澤・ベルリンフィルと共演したエアチェックテープがあるが、これCDで出てくれないかなぁ。こちらは今回のアラウと対照的。