【シモン快走！そして最終ランナー.ジェニングスの粘走】

五輪のサイトを見ると、女子マラソンの結果が出ています。

私が真っ先に確認したのはSIMON、あのシモンです。シモンが出場していたとは知りませんでした。
中継に一瞬映って、あ！と声をあげてしまいました(^^;)。

シモンのLAPですが、前半を1時間14分、後半が4分ほど遅くなり、2時間32分の45位でゴール、１位から9分39秒遅れでした。
前半は5kmを17分台、後半が18分台でした。

こんなにマラソンで今尚、現役最前線で走る選手って他にいたでしょうか？

次回のリオは招待選手という特別枠で走ってもいいと思います(^^)。


何年か前の長野マラソンでは宿泊したホテルに同大会招待選手である彼女も宿泊。ホテルの朝食バイキング会場にて中１英語で話しかけ、
サインももらい、大会後のお疲れパーティーでも再び、彼女に迫り、ツーショットの写真も撮りました。本当に素敵なランナーです。

「シドニー」のレース直後のTVインタビューでＱちゃんに追いつけなかった..と、悔し涙を流す国際映像を見た時、勝負にこだわる
彼女の負けん気を強く感じました。

でも、表彰台中央にＱちゃんが上がる時、隣でにこやかに彼女に拍手を送っていたシモン、またＱちゃんの引退レースにも彼女は出場。
先にシモンがゴールしたのですが、彼女はずっとゴール地点でＱちゃんが来るのを待っていました、そしてＱちゃんが、ゴール！
抱き合う場面では、もらい泣きするところでした。


さて、118人が挑んで11人が途中棄権した昨日の大会、最終ランナーはジェニングスさん。タイムは3時間22分です。
1位から遅れること実に59分です。ハーフ地点通過が1時間23分。この時点でトップとは10分程度の遅れでしたが、その後、
何かアクシデントが起きたのか、スピードが一気に落ちます。25km～30kmは26分半もかかり、30km～35kmは29分半！
35km～40kmは30分を超えています。しかしラストは僅かにペースを上げてゴール。

このラスト2.195kmでペースを少し上げたのも素晴らしい！


彼女は棄権せず、走り抜いた。沿道の応援も凄かったことでしょう。もし足を故障したのに無理して走った等であれば選手生命が心配ですけど、
休んで体調が復活していればいいですね。

もうレース後半は完全に個人走だったと思います。どんな想いで走り続けたのか？

雨の中、最後までしっかり走った彼女。あなたがロンドンで頑張ったこと、覚えておきます！！