早朝4時台からブル8である(^^;。
ヨッフムがベルリンフィルと1964年に録音。ベルリンフィルのこの頃の同曲録音というと例えばカラヤンとの1966年の「東京ライヴ」等がある。
当然ながら解釈は異なるが、ヨッフムは特に第4楽章でかなりテンポを細かく動かしている。最後の3音もrit.しなく一気に「ミレド」である。
私はそれまで、どの指揮者も差はあるが「ミーレードー!」としている録音ばかり接していたので、驚いたのを覚えている。
バンベルク響との来日公演では、少し伸ばした。
流れるように進む第2楽章、しっとりとした解釈に思わず聞き入って「え?もう終わったの?」と思ってしまう第3楽章が素晴らしい。
録音は少しやや金管が強めに入っていて、また古さを感じてしまう部分もある。