高橋のブログ

不定期に..

【アイヒホルンのブルックナー交響曲第2番 1872年版&1873年版を聴く】

2012-10-06 17:51:26 | 日記


購入してからもう相当月日が経ってしまいましたが、今日、ようやく開封しました。

もっと早く聴いておくべきでした。

この1872年版、1873年版の演奏については、もういろんなところで書かれているので、詳細はそちらをご一読いただくということで。


1872年版は第2楽章にスケルツォがあります。1873年版は、よく耳にする1877年版と同じく、スケルツォは第3楽章へ。

また1872年版には第3楽章アダージョにて10数小節に渡って、Vnのソロがあります。

両者を聴き比べると、例えば1872年版ではHnが吹いていた旋律が1873年版ではクラリネットが吹いたり、この1年でブルックナーがいろいろ加筆・削除しているのがわかります。

更に、それが1877年版では削除、改作。

第3番のような大きな変化ではないですが、日頃、1877年版を聞き慣れている私にとって、この2つの演奏は、「あれ?」「おっと!」と何度も声が出ました。

非常に聴き応えはありましたが、やはり私は1877年版が聞き慣れているせいか、この版が好きですね。

1872年版、1873年版、共に第4楽章のラストにはTpは加わっていません。
やはり、ここはTpが加わって欲しい。

私の同曲の愛聴盤はカラヤン・BPO盤(1877年版)。

FMでは小澤・ベルリンフィルのものも良かったです。師と同じ版を使用。


朝比奈さんは、また微妙な譜面を使っていますよね。都響盤のCDも好きです。
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