
父は戦争で、満州へ出兵し、帰国途中で、マラリア(熱病)に掛かり、船中で長い事足止めになったと聞いています。

父が帰って暫くは、軍隊生活そのままで辛かったと、母は言っていました。

おばさんが生まれたのは、それから数年後の、父もようやく家庭人になった頃だと思います。(そうでもないかな

建具職人だった父の側にはカンナやノコギリが並びラジオから聞こえるのは落語、母は果物と歌の好きな、家計の遣り繰りに四苦八苦する専業主婦でした。
おばさんが物心ついた頃は、父はひょうきんで人並みはずれてそそっかしく



ふたりの下地があって、色々経験したら、こんなおばさんが出来ました。


あの世で会えたら、判別出来るか知らん?

