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アタッて砕いてみる!

オバサン奮闘記

女子会(小学校編)

2015年02月20日 | ・・のはなし


久々の昼食会です!この集まりは、お店”さっちゃん”で、昼時のおばはん会をやらかしています。

食事をしながら、料理のレシピを教えあったり、デザ-トにヤッちゃんの手作りケ-キを頂いたり。

ちょっと昔の歌を歌ったり、新着の歌を練習したり、はたまたお喋りに夢中になったり・・・



今回は、「トンちゃんに教わったのが出来た!」と言ってミッちゃんが”柚子の化粧水”を持って来ました。皆で手に塗ってお試し会。

たっぷりと手に塗って一夜明けた今日も、手がすべすべ、つるつるでビックリ。顔にも塗ってくれば良かったな。

又聞きのレシピを紹介します。


①柚子が沢山取れる季節に、種のみをフォ-クで掻き落とし、小鉢の様なモノに入れて、種がヒタヒタに成る位の料理酒か日本酒を注ぎ、そのまま浸して2・3日置く。

②種が酒をとろ~とさせて来たら、種は除いて瓶に移し替えて出来上がり!冷蔵庫へ・・で良かったかな?

   種とお酒だけなので、炊事前にたっぷり塗っても匂いが気になりません。次の季節にやってみよう!・・と。

                   
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高脂血症・投薬でびゅぅ

2013年12月02日 | ・・のはなし
    

ここ10年間の健康管理に人間ドックで検査を受けて来ましたが、近年言われるのは脂質の異常。

おばさんの検査結果に危機感を抱いた亭主は、追い出さんばかりにおばさんを急き立てるので、仕方なく自転車で出掛けました。



どこか近所に隠れ家的な、空いている町医者は無いかしらん・・・と思い、

ごく最近、小耳に挟んだ名前があったので、様子を見にそこに行ってみました。

住宅街の一角で見つかった医院の入口に立ってみると、待合室には

風邪ひきの子供を連れたお母さん達がいっぱいなんじゃらけ

閑散とした医者には程遠く、入口から見えない所にも沢山の人が順番を待っていました。


覚悟を決めて受付に向かい、「初めてなんですが、あの、人間ドックで検査したら・・・う- 医者に行けと言われました。」と言うと

神妙な顔だった受付のお姉さんは、笑顔で肩の力を抜き、「はい、ではこれを書いて下さい。」と問診票を差し出しました。


一時間をまわる頃に、お母さん達が子供を叱る声、子供の泣き声が戸外に消えて、待合は老齢な患者さんになって来ました。

そこで遂におばさんも呼ばれました。「初めまして、宜しくお願いします。」とご挨拶。

「はいどうぞお掛け下さい。人間ドックで、何と言われました?」と にこやかな先生。(うん、第一印象は良好)

「はい、脂が多いと言われました。」  ドックの10年間のグラフを見て、「確かに、結果表を診ると右肩上がりですね。」

「はい、甘いものが大好きなんです。」  「バタ-とか生クリ-ム等ですか?」

「全~部です。」  「…

「まあ、日本人の食事は外人の様に肉をたくさん食べる訳でも無いので、体質なんでしょうけど・・」(そうそう、それなのよ。)

「そうなんです、家は姉妹そろって体質が同じなんです、親(母)も。」(なんか、おばさんに合ってるよ、この先生、相性いいじゃん

「でははじめなので、弱いお薬を、一日一錠出しておきますね。」

「ありがとうございます。あまり薬は飲みたくないんです。」

「そうですね、解ります。あまり飲む事を気にしなくていいですから、お薬が無くなったら、また来てください。」

(? そうなの、プレッシャ-かけないでくれるのね。益々good)この後  調剤薬局では、忘れずに飲む様言われました。

「但し、薬を飲んだからと言って、食べ過ぎないで下さいね。」

(きゃ!先手打たれた!薬飲んで大っぴらにドカ食いしようと思ったら、見透かされ~

・・・と云う事で、定期的に薬を飲まねばナンネェ、投薬デビュウとなりました。








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不良患者蔓延す・・

2013年10月31日 | ・・のはなし
「不整脈があるって言われたのよ。」  「え?心臓」

「精密検査受けたんだけど、心臓に全く欠陥無いんだって!」  「そうなんだ、良かったね。」

「だけど、不整脈だから薬処方されたの。」   「心臓何でも無いのに・・」

「それが、心臓の薬のほかに血液サラサラの薬と、毎日薬飲むから胃薬と・・」  「そんなに飲んで大丈夫?」

「・・・」
                              

「この間、定期検査で、病気の進行止めるための新薬を処方されたの。」  「効いてる?」

「飲んでないから解らない。」   「それじゃダメじゃん!」

「薬飲まない方が、アレルギ-も出ないし、体調いいのよ。」     「なるほど」

                               

「久しぶり、元気?」    「うん、元気よ。」

「私はドックで検査したら、もう食事でどうのと言う段階じゃないから、これステロ-ル値下げる薬飲む様に言われたの。」

「歳だから色々出て来るよね。」  「薬飲むのいやだな。」

「私は飲まないよ!飲まないと決めたら、ストレスも無くなったし、飲んでた時より、体調がすこぶる良いよ~

             「処方箋は捨てた・・・」

                                

                             先行き短くもあり、の人生の達観でしょうか。

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婆様ご入院

2013年10月15日 | ・・のはなし
嵐のように過ぎた一か月、婆ちゃんが入院しました。

持病の肺気腫に腰椎の圧迫骨折、疥癬(かいせん)と言う皮膚病と微熱が加わって身動きが取れなくなってしまったのでした。

何をするのも自分流。人の意見を聞かず、「私はこうでなきゃだめなの」で通してきた婆様を、

病院の看護師さん達とのトラブルを予想しながら、(地雷を踏む様な気持ちで)様子を見て通う毎日。

事実「一旦、退院しましょう」と突然に言われ、即、夫と共に駆けつけて事情を聴きに行ったり。

当座は環境の変化に馴染めずに、悪あがきに振り回される毎日が続きました。


現在は身体の具合も小康状態を保ち、今日は入院費の支払いがてら、様子を見に行くと、

「もう諦めたから、終わりの一週間くらい前になったら、家に連れて帰っておくれ。」と弱気な発言。

どうやらそこ(病院)では、自分を律して秩序を守らなければならない病人である事をやっと悟ったらしい。

40余年付き合った嫁から言わせて頂くと、その心境は、今の時点に限定されると思われるが・・・


ともあれ、我が家の台風が東の海上に移動して温帯低気圧になった・・・かな



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ふすまを張ってみたよ

2013年09月30日 | ・・のはなし
婆ちゃんが入院してしまった。痛いのとか、痒いのとか、色々身体に不都合なことが多くなって、止むおえずそう云う事になりました。

がらんとした婆ちゃんの部屋を見て、まんず、ふすまが汚れているもが目に付いたので、人生初挑戦!

       色の違いは一目瞭然、写真にはしわが写っておりませんね-。 

まず、ふすまの枠を外さずに、マスキングテ―プで養生します。

次に説明書きの通りに、スポンジに水を含ませてふすまが紙のうらに水を含ませ張ります。

乾いたタオルで、真ん中から放射状にしわを伸ばします。     

しばらく放置!一服してお茶でも飲もうかな・・・用事を思い出して、外出し戻ってみると来客が。

「随分と器用な事やってるね。」  「ダメもとで初挑戦ですよ。」なんて言ってみたけれど、乾いたふすま紙がしわ寄ってるよ!

気にしないで次!そんなこんなで4枚張り終えた。遠目だとしわが気にならないし、汚れてるよりは良いか!

               

余分な所は切り取って、穴をカッタ-で切り、取っ手を付ければ出来上がり。マスキングテ―プを外すと、何とかなってるのでやっつけ仕事の出来上がり。

                              
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台風で思い出した!

2013年09月16日 | ・・のはなし
おばさんが小学校の頃、教室は木造で、校舎の外には「二宮金次郎」の銅像があました。

通っていた学校は、家から約一キロ位離れた所にあり、線路沿いの通学路は砂利道で、

雨が降ると、大きな水たまりが所どころに出来て、それを除けながら歩いたものでした。

どの教室にも、壁に”番傘”が沢山吊るしてあり、学校の帰りがけに、雨が降ってくると、

用意の無い人は、それを借りて家に帰る事になっていました。
                            
所がこの”番傘”が油紙を張ったモノなので、気を付けて借りないと、破れたボロをつかんでしまいます。

どれも破れ傘ですが、小さな穴一か所ならその穴を身体から離れた所に回して、十分に使えますが・・
                              

ある日、ひどい風と共に強い雨が降ってきて、残った破れ傘を借りたのですが、大きな穴が二つ、

どうしても身体が濡れてしまう場所が破れ、途方に暮れて傘を眺めていると、”えっ”母親が迎えに来てくれました。

手には赤い傘と、長靴を持って。当時、母親が姉妹の一人だけの為に何かをする事が無かったので、

この時ばかりは嬉しくて、水たまりの手前で、”おんぶ”をせがんだ事を思い出します。


なぜあの日だけ迎えに来たの?

今になって思うに、その何日か前の日の事、台風接近の為に通学が大変だろうと、母親がバス代をくれたのですが、

一人で乗りこんだバスは反対方向に発車・・(良く解ってなかったのだ)

泣きながら家に帰った娘に、親は落胆し、思い知ったのではないか?

この物知らずの子は、慌てん坊で手間がかかると・・

降ってきた雨に背中を押される様につい、迎えに来てしまったのではないかナ~。等と思ってしまいます。


  今どきの台風は怖いね・・











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ゴルフ教えちゃう

2013年08月31日 | ・・のはなし
娘にゴルフを教えて一緒にやりたかったけど、誰にもついて来てもらえず、遂に捕まえた孫娘。

その甲斐あって現在進行形・・・

「キャディをやってあげるからね~」なんちゃって、その内ソッポ向かれちゃうんだよね。

せめてそれまでは"夢見る爺っちゃん”でいて下さいませ。
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女子会(自治会婆連)

2013年08月31日 | ・・のはなし


もとは葬儀の隣組で顔を合わせるだけの人達が、それだけではろくに口も訊かずに終わってしまうので始まった会です。

先日、その中の一人の近所に不発弾が見つかり、パトカ-やら、爆弾処理班が朝霞からやって来て、一時騒然となりました。

アパ-トを建築中に基礎の掘り起こしで見つかったそうです。その話をしていたら、

「私が小学校に入る前頃だったけど、現在用品店があるあたりにゼロ戦が墜落したことがある。」と言うのです。

「えっ・・○○さんて、そんな歳なのぉ!」??一体いくつになるのでしょう。

向かいに座っているYさんは、「私のとこ、今年来るはずの敬老会の通知来なかったわよう。」へ・・あの人70歳か・・


「昔は1俵(30キロ)持ち上げたけど、今は紙袋だから持てないね。」・・農家の嫁さん大変だぁ。


「先週お宮に泥棒が入って、さい銭箱盗まれたんだって。」・・どこかの県では、エアコンの室外機が盗まれてる・・

「家庭用の室外機はいくらも(金めの)金属使ってないわよ。」と電気屋さん。

「そうそ、Sさんのアパ-トに綺麗なお年寄りが越してきたでしょ。この辺に居ないような凛とした人よ。」・・一度お呼びしたら・・皆緊張しちゃうかしら。

「あ、Mさんの奥さん、近頃呆けたみたいよ。」「え、えっあの人がぁ。」・・(全員)  

                                    なんの脈絡もない話が延々と続きます・・

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恐怖体験

2013年08月24日 | ・・のはなし

もうすぐ2歳になる孫は女の子。大婆が苦手で姿を見ると距離を置いて無口になる。

この日はママとお話し中に、突然大婆が部屋に入ってきた。

その場を動けなくなった孫はなんと!自分の顔を両手で覆った。 苦肉の策

「ああ・・どんどん側に近づいてくる~どうしよう・・」

              寝たふり

    固まったひ孫を見て、引き上げる大婆。

    こわかった・・・

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鬼嫁・姑を朝風呂に放りこみ

2013年08月21日 | ・・のはなし
今日はショ-トステイで姑が3日間お泊りに行く日。

朝っぱら、姑の様子を見た亭主が「なんか腰が痛くて出掛けられないみたいだ。」と言いにきた。

「施設に電話して、泊りを断らないと・・」と言う亭主を一括し、

「なんで!」この日を待ちわびていたおばさんは、納得がいかずに姑の様子を見に部屋へ・・

すると、一日中ベッドに居て寝飽きた姑が上下逆さに寝ていた。「あー痛い!痛くて起きられないよ。」

体は熱いし、ここが全体に痛いよ」と右足をさすりながら、息も絶え絶え。

水分不足の婆様に冷蔵庫の冷たい水と浄水器の普通の水と、アクエリアスを

三等分ずつ混ぜて500mlのペットボトルに入れ、婆様に差し出しました。(熱中症対策

「はい、それを全部飲んでね!」        「いや、痛くて起きられないよ。」

「お風呂に入って身体を温めれば、痛みが違ってくるから!・・取りあえず、それ飲んで。」

と言って、無理やりペットボトルを渡して飲ませ、風呂場に担ぎ出しました。

熱い風呂の好きな姑は、朝からぬるめの風呂に放り込まれて、「あー風呂がぬるくてだめだ、熱くしてくれ。」

と要求するも、「からだの芯を温めるんだから、そこにゆっくり入って!」とおばさんは要求を受け入れず・・・

2.3分婆様を浸け込んでから、風呂の温度を2度上げ、「ハイ、もう少し入っててね。」「あーもう出るよ、もう出たい。」

「まだ入ったばかりでしょ、冷房で冷えてんだから、芯まで温めなくちゃ痛みが治らないよ。」と言って無視。(冷房病対策

再び3分後、「あー熱いよ、熱くなっちゃった。」 ・・・そろそろ良いかな・・「じゃ出てきて。」

背中を拭いてバスタオルで包んでやり、手を引いて部屋に戻り婆様を座らせて、扇風機の風を当てる。

下着と着るものを揃えて、「ハイご飯だから、迎えのバスが来るまでに食べてよ。」「え、行くのかい。痛くて行けないよ。」

「家に居ても痛いのは変わらないでしょ。」と言い置き、さっさと食事の支度にかかる。(甘えを振り切る対策

着替えた婆様がテ-ブルに着いたので、「酢飯にする、ドリアにする?」と聞くと、ドリアがいいと言ったので、

冷凍ドリアをレンジでチン!「あれ、イクラの食べ残しが冷蔵庫にあったけど。」と婆様、「よく覚えてますわ、はいそこに出てますよ。」

朝からチ-ズのかかったご飯が食べられるなんて、おばさんはモタレテしまいますけどね。(気持ちを満たす対策

風呂上がりのほてりも収まり、朝食をきれいに平らげた婆様は、泊まりの持ち物を点検し始めた。

バスの迎えが来るまで、上着をとっかえひっかえして、痛いは言わずに出発して行きました。ふ-っ









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ゴ-ヤ

2013年07月18日 | ・・のはなし



ゴ―ヤの葉が茂って来ました。窓からの陽射しを遮って部屋の中を居心地良くしてくれます。

一昨年から思いついて、毎年6月になるとゴ―ヤの苗を買ってきて窓を覆う様に育てます。

育てると言っても、買ってきた苗を植えて、水を沢山と、時々思いついて肥料を撒くだけです。

孫っちの言う様に、「婆ぁば、暑くなると、葉っぱが大きく育つんだよ!」なのです。

孫っちは、家庭菜園で育っているので、そんな事を教わります。

今年は朝顔を2本夕顔を一本、ゴ-ヤに混ぜて植えました。

ゴ―ヤの実が大きくなって来たので、新鮮なゴ-ヤのジュ-スを頂きましょう!かね。

ゴ―ヤ(半分~一本)の中綿をスプ-ンでこそげ取って捨て、

薄くスライスしてバナナ一本、牛乳または豆乳をグラスに2~3杯

ぜ-ん部ミキサ-にかけて、ハイ!出来上がり。苦くないし、美味しいよ。

蝶ちょもたくさん飛んで来るので、婆ばは虫取り網を買ってきました。

でも、虫を捕るのは可哀想なので、それでゴ―ヤの実を取る事にしました。

ゴ-ヤを叩き落とすため、上にばかり気を取られ、段差で転がり流血騒ぎをした去年。

今年は安全にゴ-ヤを頂きます。





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掌蹠膿胞症(しょうせきのうほうしょう)

2013年06月15日 | ・・のはなし
おばさんがこの病気になったのは、10年以上前の事です。
初めは手のひらがカッカと熱くなり、ガラス瓶を握って冷やした覚えがあります。
その頃の記憶は曖昧ですが、その後手のひらにポツンと水泡が出来ました。

その頃は主人のお付き合いの雑務が増えて、お爺ちゃんの介護が始まりました。
周りに振り回されるイライラを解消すべく、合間を縫ってゴルフのクラブを振り回していました。
気が付くと両手のひらが皮がむけてガサガサになっていました。
ガ-ゼを当てテ―プで止めて保護していましたが、次第に剥けてくる来る皮が固く厚くなっていきました。
皮膚科で診てもらいましたが、塗り薬(ステロイド)を処方されるだけで、病名も判りませんでした。
その内、両足のかかと(蹠)も同じ様になっていきました。まるで、あかぎれや水虫の様でした。
不思議に手の甲や足の指は何事も無く、手のひらと(掌)、かかと(蹠)だけに症状が出るのです。

手はただの水でも沁みる様になり、かかとは歩くたびにひび割れが深くなっていきました。
丁度その頃、眼腱痙攣が始まりました。
外出の時はかかとのひび割れが痛いので、ガムテ―プでぐるぐる巻きにして靴下をはき、
手には白い綿手袋、手が痛いので、化粧も出来ない”むさ苦しい顔”なのでサングラスを掛け、
人や電柱にぶつかりながら歩きました。(眼腱痙攣の為)
これは、とってもあやしい?!姿だったと思います。

手袋の上にビ二-ル袋をかぶせ、しっかり輪ゴムをきつくして両手をガ-ドし、頭をシャンプ-しますが、
どうしても水は沁み込んで、皮の剥けた手が痛みました。
綿とゴムの二重手袋の炊事は滑って、何度も野菜や皿を落としました。
ス-パ-では、床に落とした小銭がいつまでも拾えず、情けない思いをしました。
数件の皮膚科を回りましたが、治療は同じでした。
ある日市立病院の医師から、聞き覚えのない病名を告げられて、メモを渡されました。
「掌蹠膿胞症」と書いてありましたが、この病気は治らないと言われました。
  
”こんなに痛いのに治らない・・”途方に暮れたおばさんは、人生の相方に報告をしました。
病名は先生がメモをくれたけど読めません。これが病名だそうです。・・とメモを写メで送りました。
会社にいた相方は、職場の人に声をかけ、ネットで検索をしてもらいました。
そして、幸運にも「アキタコマチ」というホ-ムぺ-ジにたどり着きました。
相方はそれを全部コピ-して、持ち帰ってくれました。

そこにはおばさんと同じ病状の人達の体験が沢山書き込んでありました。
そしてホ-ムぺ-ジは自らこの病気で苦しみ、完治した 最上谷 智和子 ( もがみや ちわこ )さんが
一からパソコンを習得して立ち上げて下さったものだと知り、感激しました。
コピ-を読み終えたおばさんは、即秋田の病院へ行って直してもらおうと、病院に電話を掛けました。
新幹線秋田へ向かう「こまち」に乗り、未知の場所に向かいました。当時は予約なしで診察して頂けました。

「免疫内科」の前橋 賢先生は以後テレビ出演もされましたが患者に丁寧に接してくれる厳しい先生です。
皮がむけてガサガサのばっちいおばさんの足をポンと膝の上に載せて診察し、「治りますよ。」と言ってくれました。
当時前橋先生就きの婦長をされていた看護士さんは、どこの皮膚科でも教えてもらった事の無い、
塗り方を教えて下さりながら、丁寧に薬を塗って下さいました。この病気を知って研究してくれた先生がいた。
おばさんは、ほっとして腰砕けの様になりました。嬉しくて涙が滲んできました。

診察後の病気説明は病気の性質やどの様に治癒に向けて生活するかを納得できる内容で教えてくださいました。
おばさんは、病気に立ち向かう勇気が湧いてきました。そして、きっと治ると確信しました。

病院での検査結果は、後日封筒が郵送され、そこには前橋先生の手書きの結果表が書かれてありました。
そして末尾に、薬の性質と完治まで時間がかかる為、中断しない旨と「ご快癒を祈念しております」との
添え書きがありました。
約2年半、傷んだ皮膚を癒しながら、病院で処方された薬を飲み、完治する事が出来ました。











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眼腱痙攣

2013年06月10日 | ・・のはなし
    過去の病気の話です。

    車を運転中、コ-ナ-を曲がると急に西陽が目を射しました。
    あまりの眩しさに、無意識に瞼を閉じ、再び瞼を開けようとした時にぴくぴくと痙攣をはじめました。
    家に着くまで、ず-っと痙攣が止まらず、でもその内に止まるだろうと思って様子を見ていました。
                 
    夜になっても収まらず、翌朝、目が覚めると、まだ痙攣が止まりません。困って近くの眼科へ行きました。
    眼球を丁寧に調べて、異常なしと診断されましたが、
    医師は「チック症では無いですね。一度脳神経外科で診察を受けてはいかがでしょう。」と勧めてくれました。
    そのまま近くの神経外科に行ったものの、CTを撮影して異常なし、薬も無し。
    範囲を広げて眼科を何件も回るのですが、結果は皆異常なし。
    今思えば、異常があるのは瞼なので、いくら目玉を調べても無駄な事でした。
                 
    やっとそれに気づいてみたものの、ひっきりなしの痙攣に困り果て、
    辛いので何とかならないものかと再び神経外科を訪れて訴えると、紹介状と画像を持たされて
市立病院へまわされました。
    市立病院では、加えてMRI/MRAを撮影した結果、眼腱痙攣と診断されました。
                  
    医師曰く、方法は投薬か手術ですが、取りあえず薬を飲んで下さいと、パ-キンソン病の薬を処方されました。
    これが又、、飲んだ後が薬が咽に詰まる感じで、それがず-と続いて、一日中気分悪い薬でした。
    痙攣が全く収まらないので、まずはおでこの皮膚が凝り、頭皮が凝り、首、肩、遂に背中に鉄板を入れた様になり、
    虚脱感でぐったりしてきました。薬は半年位で勝手に飲むのを止めてしまいました。通院もやめました。
    誰かと向かい合って話をしていると、おばさんの顔を見ている相手の方が、痙攣に疲れてしまうようでした。
                  
    痙攣が辛いので、少しでも楽になりたくて瞼を閉じました。
    ところが瞼は閉じても痙攣は止まりませんでした。歩いていても、自転車に乗っても、辛くて瞼を閉じる様になり、
    人や電信柱にぶつかりました。そうしている内に、今度は瞼を開けようとする時に、瞬間的に開かなくなりました。
    「さあ、目をひらくぞ!」と目の周りに意識を集中させて、「えいっ!」と掛け声をかけて瞼を開けました。
    車の運転時は、自動で開かなきゃ、手動で開けてやれ!とばかりに、片手で、瞼を吊り上げていました。
    たまたま旅行で台北に行く事になり、上手いと評判のマッサ-ジ店を二件訪ね、全身マッサ-ジを受けましたが、
    「アナタ、カタイ・・・」とさじを投げられました。
    針治療も受けましたが、これは疲れには少し良いようでした。でも、根本的な改善ではありませんでした。 
    あまりに長い間、休み無く痙攣しているので、瞼の腱が切れて 眼瞼下垂になり、瞼が垂れ下がって来ました。
                  
    今はとても感謝している友人の紹介で皮膚科を受診しました。 ここに早くたどり着けば良かった
    瞼の周りの(肛門の様に周りを取り巻く)腱の痙攣を、伝達を止めてしまう切断手術と
                    垂れて伸びた分の瞼を切って、縫い縮める手術を同時にやりました。
    「どんなに痛くても、どんなに無様な顔に成ろうとも構わない、この疲れから解放されたい・・」
    術後の腫れあがった両瞼に、にじんで来る血をガ-ゼで抑えながらホテルに着くと、
    痛みを感じる余裕すら無く、全身の緊張が解けた解放感で、ベッドになだれ込みました。
    聞けば、夜中じゅう大イビキだったそうです。
                         
    術後の診察を受けた後、サングラスを掛けて帰宅。
    数日間は、縫い縮めた瞼が寝ている内に半開きと成り、それによって眼球は乾いて痛みを伴いました。
    目薬を差し、瞼に塗り薬・・そうしているうちに症状も落ち着き、ゆっくり眠れることが実感できました。
    
     穏やかな眠りから覚めたある日、鏡を見ると、
    !!眉が濃い! 縫い縮めた瞼の上まで、もじゃもじゃの眉が広がっていました。
    まるで原始人。次の処置は伸び放題に幅の広がった眉を,自分で通常の位置に整備する事でした。
    「痛っ・たた・・」時に涙を滲ませながら、原始人から現代人へ、伸びてくる眉毛を一本、又一本と抜きました。
    皮膚科で行った手術は痙攣を遮断する対処治療なので、美容整形とは目的も出来上がりも違い、
    以前の顔とは変わりましたが、久々に会う人にも認識?してもらえる程度なので、まあいっかなのです。
 

    病気は身体だけでなく、心を病みますね。こころが折れたら、病気に負けたら・病人になってしまいます。
    実は同時期にもう一つの病気と闘っていました。     
                                         
    

    

     
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ちゃりんこ

2013年06月08日 | ・・のはなし
完全退職を間近にグランドゴルフを始めた相方は、専用のクラブ持参で近所の公園までちゃりんこを飛ばします。

老年になって初めて、ちゃりんこの手軽さ、身体に受ける風の心地よさに気付いたおじさんは、最近よくそれに乗る様になりました。

そんな訳で、おばさんは愛車が必要な時に乗れず困っていました。

「仕方ない、そんじゃぁ一つ、オジサン専用のかっちょいい!自転車を買ったら如何?」と勧めてみましたが、

(着るものなどは、捨てたくなる様なモノを好んで着る・・)”古い物好き”の爺さんは何故か”婆チャリ”に固執

                    
ある日、買い物のついでに、シマホに展示してあった自転車を買いました。オレンジ色の1万5百円なり。

店員さんが、「ダイナモライトなので、点灯するとペタルが重くなりますよ!」といってます。

おばさんは、「はい、けっこうですよ。」(望むところだべ、付加が付けば少しは運動になる。と内心ほくほく)

何だかな・・・おばさんもオジサンと似たり寄ったりの、安もの好き。
                       
                         

     実は先々週から二回も自転車のタイヤがぺしゃんこになり”パンク”と思って修理をお願いしに行きました。

     二回ともパンクではなく、”空気が抜けた”だけでチュ-ブは傷んでおりませんでした。

     納得できないので店員さんに聞くと、

        「夏の日差しは強く、タイヤの空気が膨張して、チュ-ブが大きく膨らみます。

         特に硬め(沢山空気を入れる)癖のある人は、チュ-ブが破裂して、いざ乗ろうとする時にパンク!!」

     対策は・・  

     場合によりますが、これから気温が高くなるという時に空気を入れる場合は、少なめに入れるべきだそうなのだ。

     でも、うちのババチャリはパンクじゃないのに、ペッタンコ!だった・・しかも二回、これは何?!

     店員さんも首をかしげた。日向に放り出しっぱなしに チョットと反省。

     暑い日はなるべく木陰を選んで駐輪しています。ちゃりんこの反乱だったか・・な。

コメント (1)
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