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驕る中国、久しからず

2013-03-22 | 映画

「世界第二の高層ビル」、違法コンクリートで建設中断:中国- WIRED.jp(2013年3月22日12時01分)




深圳の風景。Photo: Sean_Marshall/Flickr。画像は別の英文記事より



中国当局の調査によると、深圳(シンセン)市内の建設現場で、脱塩処理されていない海砂が使われていることが発覚した。このため、市内の多くの業者が作業停止を命じられ、少なくとも15棟のビル工事が中断されている。その中には、完成すれば中国一の高さとなる予定のビルも含まれている。



「平安国際金融中心」と呼ばれるこのビルは、計画では高さが660mで、中国で最も高いビルになるだけでなく、世界でもドバイにある「ブルジュ・ハリファ」に次いで2番目に高いビルになる。このビルは現在80mの高さまで建設されたが現在、建設工事が中断している。



深圳市の住房城郷建設局が3月16日(現地時間)にウェブサイトに掲載した公示によれば、31の企業に、少なくとも半年間の営業停止処分が科されている。



脱塩処理されていない海砂は川砂よりはるかに安いが、鋼鉄を腐食させる塩素や塩を含んでいるため、建設には適さない。処理されていない海砂がコンクリートに使用された場合、建物は20年~30年ほどで危険な状態になる可能性がある。



中国では現在、世界で最も高い20のビルのうち9棟が建設されているほか、2011年に建設が開始された高層ビルが非常に多くあることから、これから2014年までの間は、新しい高層ビルが5日に1棟のペースで完成するとされている。



中国の建設会社である遠大集団(Broad Sustainable Building)は、世界一高いビル「空中城市(SkyCity One)」(838m、220階)をわずか90日で湖南省長沙市に建設すると大々的に宣伝した。だが、技術者らからはあまりに非現実的だとして懐疑的な反応が寄せられている。


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