あいのす

ヘロンと神姫の愛の部屋。
愛って素敵ね。

トリッコアトリー

2010年10月31日 | Diary

「ご主人や、10月31日だ。」
・・・だね。
「アレだ・・・えっと、お菓子を巻き上げる日。」
ハロウィンね。イベントの名前くらい、ちゃんとしよう。
「カボチャの誕生日でしたっけ?」
惜しいけど、ちょっと違うなー。

「まぁ、由来はどうでもいいです。お菓子をください、そういう日でしょう?」
また言い切ったなぁ・・・。
「トリックアンドトリート!」
オア!オアだからor!オーアール!
「どっちでもいいです、些細な問題です。お菓子をよこしなさい、そういう日ですから。」

・・・マジな話、菓子類に該当するモノが無いのよね。最近あんまり買ってきてないし、買ってたのは食べちゃったし。
「む・・・トリートできないならトリックですね。イタズラする日に変更です。」
な・・・てか、仮装もしないで何を言うかね、このコは。
「あー、仮装しなきゃいけないんでしたっけ。」
中途半端な知識でイベントに首突っ込んでくるよねぇ、毎回。


「じゃ、ねこむすめ~♪」
うゅ・・・仮装っていうか、いつも通りだよね。


「ですよねー。」
標準武装だもんね。てゆか、何もしなくても猫型だしね。


「あ、こんなのありました。」
おぉ、魔女・・・っぽぃ帽子・・・だけ?
「だけです。」
せめてマントとかあれば、それっぽくなるのに。
「じゃあ用意してください。」
そうきたか。えと・・・黒い布ならあったかな。
「本当ですか?それっぽくなれますねー。」
・・・水玉模様の。
「え?」


ていうかね、お菓子が無いんだって。
「ですよねー。」

「どうして用意してないかなぁ・・・せっかくのハロ・・・ハロイーンだっていうのに。」
生憎と、キリスト教徒じゃないのでね。
「まぁ、トリートできないのならトリックするまでです。今日はご主人をイジメる日。」
ちょっと待った、なんか違ってる。

(現代日本は、ご近所の付き合いすら希薄になって久しいですけどもね。)

ジャイアンと

2010年10月19日 | Diary

「・・・・・・・・・。」
・・・どうしたよ?
「・・・これ、ポップコーンですよね・・・?」


「なんで、ご主人がポップコーンなんて食べてるんですか!」
え、食べたらマズかったですかね?
「こんなもの、私にくれなさいよ!」
なんで?どうしていきなりそうなる!?
「ご主人は映画館で食ってきたでしょうに!私が連れてってもらえなかった映画館で!」
ガンダムのことか!いつの話を蒸し返しやがる!?
「丸っと1ヶ月前ですよ!」

ていうか、食べてない。映画館でポップコーンは食べてない。
「・・・嘘をおっしゃい。」
嘘じゃないょ、食べないよ、映画見ながらポップコーンとか。
「え、ポップコーンとコーラは必需品ではないのですか。」
違う違う、少なくとも私には違う。

明らかに食事時に放送してるテレビの映画枠ならともかく、マジメに作品に接しようと思ったら、何か食べながらとか論外だわ。
「ふむ、食べるという行為を挟むことで、映画を見ることに集中できなくなると。」
そういうことだね。
「不器用なんですね。2つの物事の並列処理ができない。」
そうくるか。まぁ、そうだけど・・・。

ていうか、ソレはおそらく、映画館で売ってるポップコーンとは別物ですょ?
「え?」


ホラ、よく見ると形が・・・。
「あ、モジャモジャしてない。」
モジャ・・・もっと別の表現は無かった?

「ポップコーンじゃないのですか?コレ。」
いぁ、ポップコーンはポップコーンだけど、一般的にはジャンボコーンとかジャイアントコーンとか呼ばれるモノですわね。
「ジャン・・・ボコーン。」
どうしてそこで区切る。ていうか、何の効果音ですか。
「ドラムロールの終了と同時に登場した芸人が次の瞬間には爆発オチに変わっている効果音でしょうか。」
凄まじい出オチだね・・・。

「ていうか、話しながらモリモリ食べないでくださいよ。」
なんで今、私がポップコーンを出してきたと思ってる・・・?
「私に・・・献上するため。」
違うよ、腹が減ってんだよ。

(あけたらシケてたポップコーン。・・・仕方がないので電子レンジで温めて、ちょいと復活させました。)

かるから

2010年10月10日 | Diary

「ん・・・んん~~~・・・ッ!」
・・・あぁ、体育の日だからね。

「・・・いゃ、何を言ってるんですか、ご主人。」


え?体育の日だから、運動っぽぃことしてた~・・・んじゃないの?
「違いますよ、重い武装から久しぶりに解放されたので、身体を伸ばしてるだけです。」

あー、拘束力あるもんねぇ、マオチャオ型の標準武装は。
「束縛力といいますかね。ま、パワードスーツですからね。」
これからの季節、暖かそうではあるけどね。
「まだ寒くはないですし、しばらくこのままでも平気でしょう。」
猛暑が一転、急に寒くなったりしたけどねぇ。ようやく秋らしくなってきたかな。
「・・・ガーベラは、そろそろ"寒い"って言い出しそうですけどね。」

で、脚装具はそのまま?
「脱ぎますよ、折角なので。」
ありゃま、上は非武装・下は武装ってバランスも、なかなか素敵なのに。
「普段なかなか見ないからでしょうねぇ。」


「じゃあ、ご主人?しっぽは外しますか、それとも付けていたほうがいいですか?」
・・・お好きなほうで、どうぞ。
「ふむ・・・では、しばらく付けたままにしましょうか。」

「・・・ところで、話は戻りますけど。」
はい?
「今日は体育の日ではありませんよ?明日です、明日。」
いやいゃ、私の中では"体育の日"は永遠に10月10日なのだょ。
「意味が分かりません。」
体育の日ってのは、もともと東京オリンピックにまつわる祝日じゃない?10月10日じゃなくなったら、祝日の理由とかガン無視じゃんさ。
「そういえば、ご主人はお嫌いでしたね・・・ハッピーマンデー制度。」
祝日の祝日たる意味を無くすとか、許せんのょ。ちゃんと由来があって、ソレを祝するからこその祝日でしょう?って。

「では、体育の日の意味を確かめる意味でも、軽く運動でもしてきたらどうでしょう?」
・・・え?
「仮にも"体育の"と冠せられる祝日です。スポーツの1つもしなければなりますまい。」
いゃ・・・遠慮しておきますわ、時間も時間ですしねぇ。
「とりあえずランニングからはじめましょうか。外を走ってきましょう。」
イヤですよ、寒いし疲れるし運動なんて苦手だし。
「私は部屋から応援してます。」
あ、しかも一緒に来てくれないんだ・・・。

(あと20年もしたら、祝日の由来なんて忘れ去られているのかもですねぇ・・・。)