あいのす

ヘロンと神姫の愛の部屋。
愛って素敵ね。

留守番の季節

2011年01月31日 | Diary

「ふぅ・・・。」


「行くんですね。」
え、あ・・・はぃ。

「いってらっしゃいませ。」
あ、はぃ・・・いってきます。

「楽しんでらっしゃいませ。」
はぃ・・・楽しんできます。

「私はお留守番しています。」
あ、うん・・・よろしくお願いします。

(ワンフェスのガイドブックを買ってきました。さぁ、あとは行くだけだ・・・!)

わんころり

2011年01月23日 | Diary

「お手!」


「伏せ!」


「お散歩!」

「ふわっはーはははっはー!ねぇ!カワイぃよ、ご主人!楽しいよ、ご主人!」
さいですか。それはよかった。
「ご主人も、ネコ派なんて勿体無いこと言ってないで、犬に乗り換えたらどうです?」
な、自分のアイデンティティを揺るがしかねない事を平然と・・・。

(いゃ、それでも私はネコ派だけどね。)

かがみわり

2011年01月11日 | Diary

「どれ、開きますか。」
・・・何を?何で?どうやって?
「鏡をです、ハンマーで、がつーんと。」

餅だよね?鏡餅だよね!?
「一部地域では、そう呼ぶかもしれません。」
全国的に鏡餅だよ。むしろ世間一般では鏡っていったらミラーのことだよ。


「些細なことです、瑣末なことです、早く割りましょう、がつーんと。」
ちょっと待った、ちょっと待って。
「何ですか、がつーんしたいのですけれど。」
そんなにワイルドに割らなくていいから!もっと普通に開けばいいから!


「むぅ、それならコレでガマンしましょう。」
Noォォゥ!てぃなさんストップ!
「何ですか、どかーんしたいのですけれど。」
そんなにダーティーに割らなくていいから!後片付けも大変だから!

「じゃあ、どうすればいいんですか!鏡餅の割り方ひとつであーだこーだと、まったく。」
てか、割らなくていいんだよ、裏側のビニールをぺりぺりぺりーと開くだけでいいの。それで中身が取り出せるんだから。
「にゅ・・・情緒がないです。」
がつーんにも、どかーんにも、情緒は感じなかったけどなぁ、私・・・。

「もっと派手に割らないと、景気も良くなりませんよ?やっぱりココは、がつーんで。」
しなくていいから・・・ていうかさ、酒樽をかこーんって割るのと混同してない?
「・・・じゃあ、酒樽でいいです。持ってきてください。」
無ぇよ、そんなもん。

(昨今の鏡餅は、取り出しやすさにも配慮された形状ですよねぇ。
ちょっと昔は、クビレの部分が引っかかって下に落ちてこなかったんだから。)

もちねこ

2011年01月10日 | Diary

てぃなさんや、てぃなさんやー。
「なんですか、大声が耳に煩わしい。」
ちょ、ヒドぃな・・・。


はぃ、どーん。
「あれ?これは一体・・・?」
鏡餅ですょ。
「それは見れば分かります。」

「このタイミングでどうして・・・。」
いただいてきた。
「は?」
このタイミングで、わざわざ買ってくるだなんて思ったか。
「思いませんよ、このタイミングじゃなくても買ってこないくせに。」


はぃ、どーん。
「は?え!?」
いただいてきた!
「・・・完全に残飯処理の担当ですね、これ。」
餅が2倍で、ご利益2倍!
「元旦から飾りもしないで、ご利益も何もあったものではないでしょうに。」

まぁ、真なる目的は、てぃなさんの為ですょ。
「・・・私の・・・ですか?」
そう、てぃなさんが餅と一体になりたいと仰っていたので、私は喜んで餅を抱えてきたのです。
「・・・いつ言いましたっけ・・・そんなこと?」
1年くらい前に言ってた気がする。


はぃ、どーん。
「・・・うゎーぃ、たのしいなー。もう満足ですから降ろしてください。」
あ、思ったより立派だ。もっと面白い図になると思ってたけど。
「え、輝いてますか?輝いてますか、私!褒められてる気がしないのは気のせいですかね!?」
おぅ、気のせいさ!
「やったー、もう満足なので降りていいですか?」
うん、私も満足したわ。降りてくださって結構ですわょ。

「ところでコレ、いくらくらいなんですか?」
あーっと、\500しないコースかな。
「来年は\1000以上のコースでお願いしますね。そしたら、また座ってやんょ。」
そんなに高価いの、もらってこれるかな・・・。
「買ってきてくださいょ、それくらい。」

さて、食べるか。
「いゃ、鏡開きは明日です、ご主人。・・・て、お餅はお嫌いなのではありませんでしたっけ。」
あんまり好きじゃないだけで、食べられないことはない。こんなにデカぃのが2つもあっても、邪魔になるだけだし。
水と一緒に電子レンジにかけて、デローーーンと柔らかくしてやって、あとは砂糖と黄粉で甘くしてやれば、私だって食べられるさね。
「・・・美味しぃんですか?それ・・・。」
美味しぃはず、私の表現が悪いだけだわ、たぶんね。

(こういう機会でもないと、餅なんて食べないわー、私。)

ねこうさ

2011年01月03日 | Diary

「うっさぴょ~ん。」
・・・・・・何をやってはりますのん・・・?


「え、あ?や、その・・・。」
何をやってはりますのん。

「えっと・・・ですね、アジアのどこぞの一部地域におきましては、兎の代わりに猫が干支入りするというウワサをですね?聞き及びましてですね?」
あ、らしいね。何かで見た記憶。
「で、ですね・・・であれば私も猫型神姫としましては干支の看板になれるような所作を身に付けてみようかと思い立ちまして・・・新年ですし?」

にゅ・・・よく分からないけど、ソレだったら別に、うさぴょんする必要はないんじゃないの?猫らしくどーんと構えてれば。
「あれ・・・?」
だって、ウサギ年じゃなくて、ネコ年になるワケでしょ?だったらウサギを模倣する必要はどこにもないような。
「え・・・?あ、そうですよね・・・。」

まぁ、貴重なモノが見れた。やっぱ新年は迎えるものだね。
「忘れてくださっていいですよ?」
いゃぁ、なかなかソレは。
「わすれてくださってけっこうですよ・・・?」

(辰が無かったりする地域もあるみたいですよね。まぁ、ドラゴンの場合は納得できる気がするけど。)

はなうさ

2011年01月02日 | Diary

「ほら、これをこうすると・・・。」
「あ、ホントだ、ウサギっぽぃ。」

・・・何やってんの。


「あ、マスター。あけおとことよろ~。」
待て、"あけおと"って言ったか?
「あけましておとしだまことしはよろしく。」
だから出ねぇっての!?

(さて、今年はいつまでサンタなのやら・・・。)

くるうさ

2011年01月01日 | Diary

「あ、ご主人。あけましておとしだま。」
ちょ、待て・・・待って。

「新年あけましたね、お年玉はどこですか?」
・・・ソレは貴女の心の中にあるのよ。

「まぁ、期待してませんでしたけどね。」
金が無ぇの知ってんでしょうに・・・。マジ財政難だっつの・・・。
「でも、鏡餅くらいは用意してありますよね?」
・・・え、必要だった?

「あ・・・今年は無いんですか。」
だって、どうせ食べないしさ・・・。
「ご主人、年越しだって、おソバ食べなかったでしょう?」
カレーで年越したねぇ。
「それでいて元日に、お餅の1つも無いなんて・・・雰囲気がまったく無いです。」
雰囲気ねぇ・・・あ、形だけなら・・・。


はぃ。
「なんですか、コレ。」

見た目は鏡餅!正体は大福!
「いぇ、特に見た目も鏡餅ではないのですけれど。」
つぶあんだ!美味ぃぞ!
「私、食べられませんしねぇ。」

「まぁ、いいでしょう。合格です。」
あ、ホントにいいんだ、こんなんで。
「自分で"こんなん"って言っちゃいますか。」
まさか許してもらえるとは思わなんだ・・・今年は優しい路線でいくワケ?
「色と形がおおよそ合っていれば、まぁ許容して差し上げましょう。」
あら、随分と優し気なボーダーラインだったこと。

「・・・まぁ、懸命に大福の形を整えている様を見せつけられては、これ以上を求めるのも酷というモノでしょう・・・。」
あ、ポイントはソコだったんだ。
「見てて・・・切なくなりました。」

・・・ゴメンね、変な気遣いさせて・・・。
「いえいぇ。」

(あけましておめでとうです。今年もよしなにお願い致します~。
やっぱね、餅っぽぃのは大福に限ると思うのょ。)