「うわぁ、ケーキだー。」
「どうしたんですか?これ。」
どうしたって、買ってきたに決まってるじゃない。盗ってきたとでも思うたか。
「いぇ、そうじゃなくて、理由のほう。」
あ、誕生日。
「あー。そういえば、このブログももういちね・・・」
初音のミクさんの。
「あ、そっち!?」
「ブログの開設1周年じゃないんですか?」
・・・じゃあ、それも兼ねて。
「じゃあですか。」
1年か、早いね。
「1年経っても、記事数は50件ですか。」
あー、少なく思えるけどねぇ、平均するとだいたい1週間に1記事のペースで更新してたことになるのょ?
「え、うそだー。」
いゃ、マジまじ。計算してみてごらんなさいな。
「それはともかくとして。」
ともかくとしちゃうの?
「私へのプレゼントは、どこですか?」
・・・どゆこと?
「ガンバッた私へのプレゼント。」
どっちかっていうと、ガンバッてたの私じゃね?てぃなさん達が私をどれだけぞんざいに扱おうとも決してめげずにガンバり続けたじゃない。
「私、ほぼ皆勤賞ですよ?」
私なんか皆勤賞ですよ、まごうことなく。
「ご主人の私に対するヒドぃ仕打ちにも堪えて耐えて耐え抜いて、心折れずに今までガンバッてきたのに・・・。」
してないしてない。
「それなのに、この仕打ち・・・。あぁ、ヒドぃわ・・・。」
え、何それ、なんか私のほうが扱いヒドぃよ、絶対。
「つまるところ、用意してないんですよね、何にも。」
え?あッ、う、うん・・・そういうことになるね・・・。
「初音のミクさんにはケーキまで買ってきて、私のガンバりには答えてくれないんですね。」
まぁ、ケーキもコレ、私が食うためのものだしね。
「あーぁ・・・仕方ない、フォークを持てぃ!」
ちょっと、何する気!?
「せめてこのケーキ、私が食い散らかしてくれるわ!」
だから食べられないでしょ?てぃなさん食べられないでしょ!
「だったらせめて、散らかすだけ散らかしてくれるわー!」
やめなさい!私の大事なケーキ!
(もちろん、美味しくいただきました。)