これもおかしい？？？

おもしろい記事を発見。
某社社会ニュース
中学入試の算数問題に不適切な設定が多数あることを指摘した記事。
こうした中学入試の現状を算数サイトでも、時々指摘されますね。
よく耳にする食塩水の濃度の問題。
食塩水の濃度が３０％以上なんてありえません。
このことを、指摘した記事ですが、
『「割合」の単元では、食塩水を題材にした問題で、塩は百グラムの水に最大二八・二グラムしか溶けないにもかかわらず、食塩水の濃度を３０％以上と設定している問題があり、中には４０％以上と設定している部分もあった。』
とありますが、塩は、百グラムの水にもっと溶けますよね。
100グラムの熱湯で39グラム強、冷水でも36グラム弱。
濃度にして最大２８％強になります。
濃度は溶媒（水）＋溶質（塩）１００ｇ中に解けている溶質（塩）の重さですね。
記事を書いた人も、勘違いしているようですね(^_^;)
追記
その後記事は修正されたようです。
どこからか指摘があったのでしょうね。