10月から新しくインドネシア語担当として加わることになったアニサ パダン ペランギ講師のプロフィールール等を紹介するためにいくつかの質問をし、それに答えていただきました。
Q:出身地を紹介してください。
アニサ:私はインドネシアの首都で、国内最大都市のジャカルタから来ました。ジャカルタはジャワ島北東部に位置し、気候は熱帯モンスーン気候で高温多湿です。気温は一年中ほとんど変わりませんが、雨季と乾季があります。日本企業も数多く進出し、自動車、オートバイ、その他の工業製品の生産活動を行っていますが、日本のみならずアジア各国やインドネシア国内各地からも人が集まり、いろいろな地域から来た人であふれかえっています。ジャカルタにはいろいろな料理がありますが、ガドガドという温野菜にピーナッツソースをかけた料理、ブブルアヤムという鶏肉の入ったインドネシア風おかゆなどが有名です。あと、クエチュチュルという米粉、パームシュガーの生地をココナッツオイルで揚げた伝統的なお菓子もありますし、ロティブアヤというワニの形をしたパンもあります。このロティブアヤは結婚式で出されることが多いので、一般にはあまり見かけないかもしれませんが、ユニークな形の伝統のあるパンです。皆さんもジャカルタを訪れる機会がありましたら、これらを試してみてくださいね。
Q:下の写真はどこで撮影したものですか?
アニサ:これはジャカルタ市内の独立記念広場の中心にある独立記念塔・モナスを背景にして撮影した写真です。モナスは高さ137メートルで、中にはエレベーターが設置され最上部は展望台になっていますので、最上部からはジャカルタ市内を一望することができ、絶景を楽しむことができます。下の階には歴史博物館になっていて、広場全体が多くの市民が集まる憩いの場所になっています。
Q:日本には何に関心をもって、留学しようと思いましたか?
アニサ:私は小さい頃に日本のアニメを見るのが好きでしたが、アニメを見ていると日本語で話す内容がよくわからなかったため、内容を正しく理解するためには日本語をきちんと学ばなければならないと感じました。そんなことがあって、中学3年生のときに日本語留学して、日本語を本格的に学びたいと思うようになりました。日本に来てからまず日本語学校に入ったのですが、そこでは着付けや茶道、生け花といった日本語の伝統文化も紹介していただく機会があり、大学に入ってからもサークル活動で日本の伝統文化を体験することになりました。したがって、今では日本語を学ぶだけでなく、日本の様々な文化にも関心をもつようになったのですが、外国のことを理解するうえで言語や文化を学ぶことがとても役立っていると感じています。
Q:趣味や関心事を教えてください。
アニサ:私は旅行が特に好きなのですが、あまりお金もかけずにいろいろな国や地域をたくさん巡りたいので、よくバックパッカーにより旅行を楽しんでいます。私はアジア諸国を訪れる機会がたくさんあり、韓国、ベトナム、タイ、カンボジア、シンガポール、マレーシアなどに行ったことがあるほか、インドネシア国内でも北スマトラやボルネオといった地域にも出かけました。このなかで、特にタイには興味があるのですが、それは最近経済的に発展をしているのですが、その一方では寺院などの伝統的建徳物がたくさんあるほか、街中には屋台が立ち並んでいるなど、モダンな顔と伝統的な顔が混在しているところに魅力を感じました。そんなわけで、最近ではタイ語にも興味をもつようになりましたので、これから徐々に勉強したいと考えています。
Q:最後に好きな料理と嫌いな料理を教えてください。
アニサ:私は甘党ですのでチョコレートなどは食べ始めるとたくさん食べてしまうのですが、インドネシア料理ではナシゴレンやサテが好きで、中国のシュウマイも好きです。嫌いな食べ物はうなぎや生の魚ですが、そのほかトウモロコシも食感がよくないので好きになれません。これから食べて見たいものには「ガマゴリうどん」があります。大学の友人に愛知県蒲郡市から通学している人がいるのですが、「ガマゴリうどん」は全国うどんサミットで優勝したことのある名物料理であると自慢しスマホで写真をみせてくれました。アサリのだしとワカメが入ったうどんですが、写真で見たときに思わず食欲をさそわれてしまいました。名古屋で食べることができれば一度食べて見たいのですが、あるのかな?