定年ジジイの夕焼け人生

朝日ほどの力強さはなくてもいいが、人生の黄昏期をせめて夕焼けほどに輝いていたい。

天丼を食いに

2017-05-26 08:54:17 | 食べ物
久し振りに浜名湖舞阪の「魚あら」に天丼を食いに行ってきた。


ここの名物料理は天丼だ。それも浜名湖で取れたエビを生け簀に泳がしておいた「活きえび天丼」が旨いと評判だ。

定年後浜松に帰ってきてから、年に一度程度行っているからもう長いことここの天丼を食い続けてきた。

旨いと聞いたから、普通のエビ天丼の倍ほどの値段はするが一度は食べてみたいと思い、随分以前に「活きえび天丼」を食べたことがある。
確かにそう言われれば身が締まっている感じがするし、気のせいか甘みもあり、旨かった。ただしそれが千数百円の値段の違いに値するかと言われれば、小生にとってそこまでは価値を認め得ない感じがした。そっと店の配膳の女性にも聞いてみたが、彼女たちも普通の「死んだエビ」で十分だと言うことだった。
それ以来、「普通のエビ天丼」意外喰ったことはない。それでも十分に旨い。

それよりもこの店の売りは、席からの眺めだろう。窓下がすぐに浜名湖の水面になっており、対岸が舞阪漁港だ。

小型漁船がここから毎朝出漁していく。
目の前の浜名湖今切れ口を通過して、遠州灘で漁をするのだろう。

特にこの時期はしらすの漁期のようだ。
漁港に接岸した船から、次々にプラスチック容器に一杯にはいった新鮮なしらすが陸揚げされる。

競り落とされたしらすは寸時を惜しむかのように次々にトラックで港を後にする。

近くには「しらす干し」加工場があるようだ。
すぐに茹で上げられ天日干しにされ、出荷さてていくようだ。

市街地から30分ほどの所に、こんなちょっとした非日常の景色があるのは楽しいものだ。











コメント (1)
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