夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2017年10月 9日(月)「憲法」

2017年10月09日 21時52分57秒 | 「政治・経済」
憲法問題が騒がしくなってきました。
憲法というものは不思議な存在ですね。
近代国家の民主主義憲法が100%実現した国があるでしょうか?少なくとも先進国は自由や民主主義を憲法に謳っているでしょう。しかしだからと言って現実社会がその憲法に沿ったものとなっているかというと憲法と現実とは乖離しているでしょう。
生存権、人間らしい生活を送る権利が国民にはあるとして、現実は格差の拡大から貧困が問題になっています。
ここで憲法を変えて貧困や格差拡大を憲法で仕方ないものと規定する国があるでしょうか?少なくとも民主国家において。
どこの国も実現されていない乖離した憲法に現実を近づけていこうというのが近代国家です。
日本は9条という平和主義があります。この9条は先進的な憲法の条項でしょう。ところが現実とこの9条が乖離しているとして改憲というものが出てきてしまう。しかし現実は様々な条件がありながらも紆余曲折しながら戦後70年平和を維持してきた。多くの先進国が軍隊を派遣する間違いをしてきたにもかかわらず日本は自衛多を公選させたことがない。世界の中で平和主義を実現したのが日本と言ってもよいと思います。だからと言って経済が落ち込んだわけではなくて逆にこの平和主義が経済を安定させてきた面があるのではないでしょうか。
今更9条を捨てる理由はないのです。
しかし憲法は一つの目標でありますから現実の方とは乖離して自衛隊が増強されてきました。それでも専守防衛として海外に軍として派遣されてこなかった。この中で集団的自衛権が言われはじめて法としては抗戦する危険性が高まりました。この集団的自衛権の行使をするには9条がさらに邪魔になってきたという現実主義が強くなってきました。
憲法9条の理念に近づく法ではなくて9条が邪魔になってきたという後退を意味しています。
改憲を行ってはダメですね。
北朝鮮の危機を煽る政党はたくさんあると思いますが、その日本の内政的変化(集団自衛権の解釈変更など)や近い将来あるいは遠い将来に向けて何をするかをはっきりと国民に示しているかと言えばそうではない。この中で対話や平和主義を攻撃する。このようなものは印象操作的なものでしかない。(ツイッターより)
軍事的緊張関係において、互いに「正義」を保つために先制攻撃は避ける言動はする。現在の日朝関係もそうでしょう。この段階においては制裁処置もあるが、基本は平和的解決に向けた話し合いを模索せざるを得ないことは確かでしょう。この話し合い抜きに制裁だけの強調は「正義」が歪む。(ツイッターより)
憲法が替われば戦争の道しか開けません。戦争をすることができる道を広げるのが憲法順守となってしまいあんす。

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